人は、どんな姿を見て必要と思うか？といいますと…

谷口 晋一

望哉さんはじめまして。谷口といいます。
今回は相談してくれて、どうもありがとうございます。


さて、部活のご相談ですが、まず何よりも一生懸命部活に励んでいて、ホントにエライですね！


１年生からレギュラーっていくら少人数でも立派ですよ。


で、今回のご相談のプレー上での掛け声やペットボトルの件。
またそこから発展しているクラス内での出来事。


一見とても些細なことですが、この根底に流れていることは小さな問題として片付けてはいけないのでは？と僕は考えます。


「均等じゃないことに腹がたちました。私はいつも見下されている。なぜだろう？」と書かれていましたが、

それは、部活のチームメートが“人を下に見る事によって自分の立ち位置を確認している習性”を持っている、に他ならないからです。


うーん、しかしさびしい人たちですね。


きっと“それ”があなたでなくてもいいのでしょう。


自分が安心するがために周囲で“言いやすそうな人（気持ちの優しい人など）”を必死で探し続けているのではないでしょうか？


これは、残念ながら大人の世界でもあります。


しかし、大人といわれる人は学校と違い行動範囲も広くもてますし、いわゆる逃げ道もあるのです。


ただ中学生には行動の範囲など制限がある。


望哉さんが追い詰められた気持ちになるのも無理はありません。


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ありきたりな言葉かけしかできないことを許して欲しいのですが、“人を下に見る事によって自分の立ち位置を確認している習性”を持つ人は、友だちとしては？ですよねぇ。


残念ながらおそらく彼らは、今のままでは人生を豊かに過ごすことは難しいでしょうね。


いつもビクビクしながら周囲を見渡している大人になってしまうのではないか？と逆に心配になってしまいます。

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で、今回のご相談に挙げられた必要とする人って？という件。


僕は仕事柄、癒しの仕事をしているセラピストたちに相談を受ける（http://www.relax-i.com/）のですが、そんなプロの人たちでも同じこと（自分は必要とされているか？）を心配しているんですよ。


そんなときに彼らに伝えることがあるんです。


それは、
人は必要とされる様な立派な人間になってから周囲から必要とされるのではない。

逆に『自分は人に必要とされる人間なんだ』といった思いを持っているから、周囲に必要とされる様になるんですよ…と。


僕はこれを、根拠なき思い込み。と言ってます。


望哉さん。

あなたは、今でもそしてこれからの歩みにおいても、誰かに必要とされている存在のはずです。


そうでなければ、今そこに立っていません。


あなたの今までのがんばりは、少なくとも私が太鼓判を押します！


チームプレーが必要なスポーツであれば必ず“役割”があり、無駄なポジションがない様に、ある一人の人生おいて無駄なことは１つもない。と私は信じています。


【谷口晋一パーソナルサイト　http://www.relax-i.com/profile.html】

回答日時：2009年11月21日(土) 22:47 JST

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