違法な罰金は支払い義務なし、売春組織から足を抜く決断を

松下 豊太郎

ご相談ありがとうございます。
ご相談文を法的視点で整理分析すると次のようになります
(1)事実確認
・辞めると500万円の罰金という契約は、違法で当然に無効で支払義務は生じません。
・｢今の仕事｣は違法な売春行為と推測されます。
(2)現状分析
・違法行為を隠すため、売春組織の稼ぎ手をつなぎ止めるための方策が「罰金」等でしょう。
・別の掲示板の相談投稿では、身体上に異常も発生している状況のようです
・売春組織にかかわっている娘の実態を知った親が、救助の手を差し伸べている状況と思われます。
(3)対応策
売春組織から、足を抜くことが急務です。
借金があるなら、その明細を明確にして返済方法を検討し、必要なら法的な債務整理が必要でしょう。
身体に異常については、医師の診療を受け治療が必要でしょう。
これらについて、まず｢親｣の援助を受け、弁護士等専門家に具体的に相談し、対応を依頼することをおすすめします。

最後に・・
相談者さんが「親にバレて、自宅監禁」という被害者意識を捨てない限り、売春組織から足を抜くことはできません。このままですと、身体の症状がさらに悪化、さらに薬物まみれの状況に陥る可能性もあります。
相談者ご自身が、現状を脱出すると決断し、｢親｣の差し出す救助の手をつかみ、希望の一歩を踏み出されるよう願ってやみません。

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回答日時：2009年11月29日(日) 11:25 JST

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