食べることを楽しみましょう！

心理カウンセラー・心理支援士 平間 正子

ご相談ありがとうございます。

受験大変ですね。私の身近にも受験生がいますのでストレスはお察しします。
Uさんが書いておられるように、食べてしまうのは落ち込んだ時ですよね。
嫌な感情を忘れる為に食べてしまう。そして、食べてしまった自分に嫌気がさして、また食べてしまう。そういう悪い「輪」の中におられるのだと思います。
どこかでその「輪」を断ち切らなければいけませんね。
どこから出来そうか考えてみましょう。
まず、食べる事に罪悪感を持つのは止めましょう。
そして、いつも食べるだけのお菓子や甘いものを机の上に並べ、きれいに盛り付けてみてください。
「わー！おいしそう！いただきます！」と言って、ゆっくり楽しんで食べてください。
食べ終わったら「ごちそうさまでした。おいしかった！」と言うのも忘れずに！
視覚から満腹感が味わえて、自然に食べる量が減ると思います。
そうしたら「いつも○袋食べるお菓子を今日は△袋しか食べなかった！やったね！」と自分をほめてあげてください。
こんな風に自分をほめて認めてあげることで達成感を味わえて、次の行動を起こすパワー、つまりやる気が生まれます。

Uさんも気付いていらっしゃる様に、落ち込み→食べてしまうというパターンをよく覚えておいて、落ち込みを感じたら冷蔵庫のそばに行かない、とか、一人で部屋にお菓子を持ち込まない、とかという工夫も良いかと思います。
ご家族にお菓子をたくさん買ってこない様にお願いしたり、自分からコンビニに行かないというのもいいですね。
この様な工夫で、無理しなくても少しずつ食べる量も減っていくと思いますので、
自分をほめてあげるのを忘れずに。

甘い物の食べ過ぎはうつ病に似た症状を引き起こすという事が、近年分かってきたそうです。
今のお菓子をちょっとだけセーブする事で「なにもかもいや」という気持ちも軽くなるかもしれませんね。

今は受験勉強中。
思いっきり遊ぶ事も出来ず、食べる事だけが楽しみな毎日だと思います。
どうせ食べるなら罪悪感を持つのではなく、楽しんで食べましょう。
ダイエットなんて受験が済んでから、いくらでも出来ますって！
それに、今ぽっちゃりさんだとしても、その事だけがUさんの価値を決める事ではないことを忘れないで下さいね。

受験うまくいくといいですね。

回答日時：2009年12月 1日(火) 22:56 JST

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