過去の嫌がらせにの残像から抜け出せない

ご相談者：50代/男性

私は民間会社工場勤めをしています平凡なサラリ-マンです。

事件が起こりましたのは作業中のことですが、内の職場に札付きの悪がいまして(上司の命令には逆らう、自分の側に非があるにも関わらず同僚、後輩に八つ当たりする、仕事はサボる、平素から勤務態度は悪い札付きの悪人が１人いました)、この悪人に何の前触れもなく

突然、気が狂ったキチガイのように大声で怒鳴りつけて来まして、私はすごい衝撃、ショックを受けました。

自分には何の落ち度も無いのにお前のせいだみたいな感じで怒鳴りつけて来たのです。

何しろ、響くような馬鹿でかい声なので、衝撃、ショックの余り、心が大変動揺し、精神的におかしくさせられてしまいました。

これは今から７年前の出来事なのですが、未だに記憶から消えず、まるでトラウマのようにいつまでも心に残り、なんの反撃もできなかった自身への悔しさ、無念さ、奴に対する怒りがこみ上げてきます。

これが時々フラッシュバックのように出てきます。

ですので、この事件を境に失速し始め、公私ともにミスの連発、記憶力の低下が目立ち、仕事でもミスが多発し、周囲に迷惑をかけてしまうことが度々ありました。

その後、会社もついにリストラされてしまいました。

もともとの引き金は彼のせいなのです。

今は転職活動をしてますが、いまだに彼の悪しき顔が時々　思い浮かび　嫌な過去を断ち切れず転職活動を妨げてます。

彼は人の失敗を喜び、人の成功を激しく妬む悪人でしたので、よく嫌がらせを受けましたが、今でも彼が　お前　失敗しろ　と耳元でささやいているように聞こえるのです。
（その彼の顔が思い浮かぶと　鳥肌が立ち、急に嫌な不快感、悔しさに満ちた気分に沈むのです）
　

このように、理不尽なことで、自分は被害者なのに周りに迷惑をかける悪者にされてしまう。

このような無礼千万、屈辱行為は一生忘れない、許さない。

つい、先日も電車の中で見たのですが、車内暴力ですが、人柄の良さそうな気の弱い男性が中年の見るからに悪そうな人に思い切り大声で怒鳴りつけられ、小さくなっていました。

この人もこの事件を境に精神的にダメになっていく(失速していく)と思いました。

これがこの人のトラウマになり、今後、電車に乗ることすら恐くてできなくなるかもしれません。

このように理不尽な衝撃的出来事はその人を破滅へと追いやってしまうのです。

しかし、自分は悪くないのに破滅するわけにはいきません。

破滅しなければいけないのは危害を加えた加害者の方です。



そこで、相談、教えてほしいのですが



自分はどうも大声で怒鳴りつけてくる相手は苦手で打ち負かすこともできず、その時の戦慄が後々まで残り、夢にまで出てうなされることがことが、度々

あり、妻からはうるさいと言われ（だけど、恥ずかしくてこんなことは言えず）、困ってます。



そこで、相談、教えてほしいのですが


彼が大声でキチガイのように怒鳴りつけてきた時どういう対応をすればよかったのか　アドバイスください。

対応として

①自分の怒鳴り返して反撃する。


②相手にしないで無視する。


どちらの対応を採ればよかったのでしょうか



ただ、単純に弱い方が悪い、いじめられる方が悪い、嫌がらせを受ける方が悪い、格闘技でもやって強くなればいいじゃないか－－－ｅｔｃでは

回答になりません。

私は平和主義者で暴力には反対の人間です。

暴力での解決は望んでません。


そのとき　自分はただ　黙っていたので　結果的には②の対応をしたことになります。

ただ、後になって　あのとき　こっちも怒鳴りかえしていれば　反撃していれば　なにひとつ　やりかえしてないので　情けなく　悔しくなることがあります。

彼は平素の勤務態度も悪い　上司でさえ　まともに注意できない　クビにもできない札付きの悪で、腕力も
あり、反撃すれば殴りつけてくるでしょう

それでも　反撃し　殴られたら殴り返すべきだ　という思いにかられます。

悪者は罰しないといけないのにそれができないと暴力に屈することになります。　

自分は悪者の暴力に屈したことになるのか　これがいまだに　こころを痛めているのです。


因みに他にも自分は悪くないのに理不尽な被害を受けている人は世の中に大勢います。



よく引きこもりが社会問題となってますが、かれらはおそらく理不尽な目に遭い、外にでることすら恐くなったのだと思います。

それから、戦争から帰還した兵士のトラウマ、女性のレイプトラウマ、通り魔トラウマなどは立ち直れないで、結果的に周りに

迷惑をかけてしまうのです。

つまり、被害者なのに悪者にされてしまうのです。


①か②か　どう対応すればよかったのか　よきアドバイスをお願い致します。

50代/男性 | 日付：2009年12月15日(火) 01:07 JST | 閲覧件数: 2,313