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回答プロ:夫婦問題カウンセラー 村越 真里子
ご相談者:40代/男性
結婚2年目の夫婦なのですが、ご相談があります。
私は一人暮らしが長く、学生時代は仕送り+奨学金で、就職してからも一人でやりくりをしていました。妻は一人暮らしをしたことがなく、ずっと親元で生活をしていました。
二人で生活するに当たって、私のほうは、二人での生活でどれくらいかかるか分からず、妻も決まった額でひと月やりくりするという生活をやったことがなかったため、当面の間は私が家計を管理することにして、妻にとりあえず10万円を渡し、「これでひと月やりくりして、家計簿を付けてみてね。もし足りなかったら金額を増やすから。それでやりくりが軌道に乗ったら将来的にはそちらに家計を任せることにしたい。」と頼み、妻もいったんはそれを了解してくれました。
ところが、妻の両親は、「家計の管理は女がするのが当然で、男が管理するのは普通ではない。」という考えの人たちで、妻に事あるごとにまだ家計を任せないのかと圧力をかけてきて、妻もそれに洗脳されているようで、まだ家計簿もしっかりつけてくれていないのに、「もう何ヶ月経ったのだから、家計をこちらに任せろ。」と言い出しました。「それに10万では全然足らない。もっと増やしてくれ。」と言うので、「それでは何に使ってどれくらい足らないのか教えて欲しい。」と言うと、家計簿を示してくれる訳でもなく、単に「そんな金額では好きなものも買えず、自分の貯金から足りない分を出している。」の一点張りで、足りないものは足りないという主張を繰り返すばかりでした。生活費のうち、光熱費や通信費などは私の口座から引き落とされており、また週末に私が出かけるついでに肉や魚、野菜や飲料や調味料など、妻から頼まれたものは買ってきていますし、外食に出たときはほとんど私が負担していますので、妻が言うほど不足しているとは思えないのですが、それらの理由で実家に帰ってしまいました。しばらくは連絡がとれなかったのですが、ようやく連絡がとれ、妻の実家に迎えに行ったときには、妻の両親と妻の3人から「お前の考えはおかしい。男は黙って給料と通帳を嫁に渡しておけばいいのだ。」と集中砲火を浴び、「将来に渡ってずっと私が家計を管理するつもりはありません。将来家計のやりくりが軌道に乗ったら妻に家計を任せたいと思っています。」と言ったのですが、「それはいつになるのか。何ヶ月後か。」などと答えかねる問いかけをしてきました。しかし私もこの点は譲れないので、「やりくりが軌道に乗るのがいつになるかは今の時点では分かりませんので、現時点でいつ、とは言えません。」と言いました。
その後も足りないとの主張があり、段階的に増やしていき、現在は15万円渡していますが、まだ満足していないようです。まだ私の給料の半分はもらっていない、というのがその理由です。妻は結婚後も臨時職員として合計1年以上働いており、その間の給料と私が渡す生活費とで30万前後になり、我が家の収入のほぼ半分になっていると思うのですが、それを指摘すると、「なぜ私の給料を足すのか。私の給料を当てにしているのか。臨時職員なのだから、いつも働けるわけではない。」と訳の分からない主張をしてきます。
一方で、妻はそれまで私より早く帰っていたのに、連日私より遅く帰るようになり、問いただしてもとぼけていました。私は興信所に依頼し浮気の証拠を押さえました。それを妻に問いただすと、ようやくそれを認めました。妻は私たち夫婦の問題を職場の男に相談しており、その挙句にその男と深い仲になり、肉体関係まで持ってしまいました。妻はそれを認め、やり直したいと言うので、それを信じて一からやり直そうとしています。一方職場の男のほうは不貞関係を全く認めず、現在裁判で係争中です。
私としては、この裁判が決着するまでは他の問題は考える気にならず、私の弁護士の先生も、妻に、「まずこの裁判を終わらせてから、二人の問題を話し合いましょう。」と言ってくれ、妻も納得していたのですが、先日、妻が「私たちの間でまだ解決していない問題がある。」とまた言いはじめ、「裁判は私には関係ない。そっちと相手で勝手にすればいい。」などと他人事のように言いました。あまりに自己中心的なので、「裁判になったのは、そちらにも半分責任があるじゃないか。」と言うと、「元はと言えば、自分がこんなに悩んでいたのに何もしてくれなかったそっちが悪い。ちゃんと私の言うことを聞いてくれていたらこんなことにはならなかった。」と自分勝手な論理で言い返してきました。
こういう状況なのですが、今後私はどうしたら良いでしょうか。妻とはこの問題以外はうまく行っていると思うのですが、妻が実家と連絡をとった後は必ずこういう状態になり、堂々巡りをしています。こうしたことの繰り返しで、ほとほと疲れ果てています。
40代/男性 | 日付:2010年1月21日(木) 21:51 JST | 閲覧件数: 2,545
困ってしまいました。
確かに奥様の言動も許しがたい事は有ります。
しかし元は言えば夫婦の生活への覚悟とか、計画とかが何も決めたり話し合ったりしないで
好きだから結婚しました、というお子ちゃまな2人です。
実は本当にこれとまったく同じケースの話がありました。
夫にすればすごく当たり前ののことを言っているつもりでも 相手にすれば納得が行かないのであれば
第3者の私がどちらかの味方をしても意味がありません。
そして実際、メールではなく会って話しをしてみると 色んなニュアンスが違っていました。
ご主人にすれば 家計を安心して任せられるようになったら、という前提で話をされますが、よく考えると
結婚をしても尚、そんなに奥様を信頼できないのかという話ですし、好きで結婚したなら一度、任せてみて
失敗をしたときに、考え直せばいいのであって、以前の相談者は結局、奥様を信じていないということでしたし
実は奥様は何が何でも夫の給料は全てもらえるものという常識を持っており、ご主人は自分の給料は自分が管理するという考えでした。
だから現在の貯金は愚か、結婚する前からの貯金もあるからと言って、全く貯金通帳の場所も教えないままでした。
これは当たり前と思うかどうかの違いですが ご主人は「足りなかったらいつでも言ってね、出すから」というスタンスで
一切、多めにお金を渡すことをしませんでした。
でも妻の立場になれば、「一々お願いしないとお金をくれないなんて窮屈」と思っています。
deka2010さんは10万で充分と思っても、奥様にとっては家計をガラス張りにしない事が不満なのです。
私は奥様が経済観念がしっかりした方かどうかは判りません。
しかし それだけお金が大切であれば結婚前に大事な話しだとしてお互いに納得しておくべきでした。
結婚当初に説明したとありますが それはあなたが宣言しただけで、あえて逆らわなかった奥さんが聞いていただけで
納得とは程遠いものだから 親のアドバイスに直ぐ納得しちゃうのでしょう。
要するにこれは説明したから 相手はOKだと思う傲慢さがあります。
もちろん すんなりOKすればお互いの価値観が一緒だと言えるから何も問題ないのですが、こじれたのであれば
ココが問題だと認識し、お互いの考えをすり合わせるべきなのです。
10万円で足りなければ じゃ15万円払うという事ではありません。
僕も15万円、妻も15万円五分五分で出そう・・・・それでは共同生活です。
アメリカ流のルームメイトみたいな物ですね。
奥様はそういう事を言われているのではないと思います。
結婚したからには 妻を信頼してお給料袋を預ける。
その信頼を裏切らないように 責任を感じながら節約生活をする。
これが奥様の求める結婚生活だとすれば、それほどどっぷり信頼なんて出来ない、もっとトレーニングしてからねと
いうことであれば、「な~んだ、その程度しか信頼してくれてないのか」になる訳です。
もしどうしても 必要なギリギリしか渡さないのであれば、それはお手伝いさんのような扱いです。
私の母も介護士さんに買い物に行ってもらうのに、毎月5万円くらいは渡していましたから。
奥様になった人には 「信頼してるよ、だからこれですべて任す」という方が 余程嬉しいと思います。
ただし、これは奥様が望むからです。
反対に世の中には 奥様もしっかりお金を稼ぎ、半分づつ家計に出し合う人もいますが、残念ながら奥様はそういうタイプではなさそうなので 結婚前の確認不足です。
要はお互いに望むことをお互いに認め合う。
「僕はこう思うから、こうしてくれ」では単に宣言しただけです。
なぜココまで厳しい事を言うかというと 実はこの先本当に奥様の事を信頼して家計を任せる日が来るかなという懸念も有ります。
つまり、学生時代から自分でやりくりしてきたとか、何とかより、元々の夫婦の姿勢として家計をガラス張りにする気持ちがない人が deka2010さんのような考えを持っているからです。
その証拠に・・・といいますか給与明細とか 結婚してからの共通の貯金通帳とかを奥様に見せていますか?
実は以前の相談者の男性も、ココを奥様に見せるとかをしませんでした。
見たいといわないからだという屁理屈を言いましたが なんやかや理由をつけて見せたがりませんでした。
それでも必要な分は渡しているという理屈ですが これじゃ夫婦としてガラス張りとは言えませんよね。
夫婦とは結婚をし、2人で子供を作り、手狭になったので家を買おうか・・・という相談を2人でします。
また、家は買いました・・・・・でも子供も大きくなったから 今度はもう少し、大きい車を買おうか・・・・
我が家にはこれくらいの貯金が貯まったから、いくらくらいの車を買えるか・・・・・これを頭を合わせて相談するのが夫婦です。
なのに、いくら貯金が在って、夫がいくら給料を貰っているのか知らない・・・・だったら将来の展望も夢も見れません。
奥様が 言われている事は10万が・・・15万が・・・・という話ではなく 夫婦の分かち合いがないということではないでしょうか?
その後の奥様の浮気に関しては言語道断ですが、上記に書いたような事で ご主人に対して愛想を付かした後のことだとすれば若干同情はします。
だから 、奥様がご主人への愛情を失って他の男性へ目移りしたその原因を見ずして、浮気相手に慰藉料請求にやっきになっていたら単なる夫の金銭への執着心と取り「勝手にやれば」と他人事のようになるのだと思います。
deka2010さんはご苦労されているのは良く判りますが 金銭的考え方が奥様とは大きく差があります。
こういう奥様が嫌なのであれば 結婚前から同じ様な経済観をもっているとして女性を探せばいいと思います。
deka2010さんがココで書かれてあることはどうしても片一方だけの話になりますのでdeka2010さんに
味方をしたいのですが 何を言ってもdeka2010さんがお財布の紐を握っておきたいタイプのように思えて
これでは2人の考えが違いすぎると思いました。
どちらかに合わせられないなら、離婚しかありませんが 夫婦はどちらも「自分が一番正しい」と思っているうちは
上手くいきません。
本当に修復をしたいのであれば ここを調整して行きましょう。
これには個人的にもっと数字を出し合いながら プログラムしなければなりません。
必要があれば直接お電話下さい。
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口座名 トクテイヒエイリカツドウホウジン リコンカウンセラピー
回答日時:2010年1月24日(日) 23:26 JST
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ご相談のお礼のコメントがドシドシ届いています。
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村越先生、アドバイスありがとうございました。
大変参考になりました。
もう少しお尋ねしたいことがありますので、後ほど連絡をとらせていただきます。
| 40代/男性 | コメント投稿日:2010-01-25 |