うつ病の母が詐欺の被害に遭っています

ご相談者：20代/男性

事の発端は、4年前に脳出血で父が亡くなり、同じく脳出血で意識不明で入院していた祖父が父の死後3ヵ月に亡くなりました。
そして、祖母、父の姉、父の妹が　祖父の書いた遺言書（公正証書でない）
について　父宛ての相続に関して無効だ、代襲相続は出来ないと主張し、
お互い弁護士を立てることになり、現在裁判に向けて相談中です。

そんな状況になり、母は精神的に参ってしまい、うつ病になりました。

昨年春ごろ、私に母が一人で寂しい、将来一緒に暮らせる男の人見つけても良いか？
と言う様な相談をしてきました。
勿論、母も女性ですし、その気持ちを汲んで私も賛成したのです。

それからしばらくして、母の友人の紹介で出会い系サイトに登録し、男の人と会っているが、
50万円貸してくれと相手の男に言われていると母に相談され、私もそれを聞いて、
その人は怪しいから付き合うのは辞めなさいと、反対しました。
母も、それを聞いて分かったと言ってくれました。

それで、解決したと思っていたのですが。

昨年末、親戚から突然私に電話がかかってきました。
「お母さんからさっき電話があって、40万円貸してくれないか？と言われた」という内容でした。

母を問い詰めると、出会い系サイトで会った男と付き合っている。お金を貸したと言い出しました。

実家の店の当座預金の残高が無くなっている、
母の通帳から父の死亡保険金が無くなっている
母が、有利子で180万円（友人から借りた5万円を含む）の借金をしている。

計1500万円程、お金をその男に貸していることが発覚しました。

相手の男は、自称”森田”と名乗っており、借用書も自筆ですが書いています。
お金の送金先も通帳には”森田”と名前が入っていました。

警察に相談しても、相手の男が返済するといっている以上、動く事はできない、弁護士に相談しなさい
と言われました。

現在、弁護士に相続問題で相談しているところで、着手金150万円　、裁判費用20万円を支払うと、
新たに相談するお金の余裕はありません。

私は、通帳、印鑑、母の身分証明書を預かり、スーツケースに鍵をつけて保管することにしました。

相手の男は、
車を盗難された、
タイで店を持っているが、うまく行っていない。お金がない。

退職金が今年の春に4000万円入るからそれでお金を返す。
タイの店を売却したお金が小切手で1500万円ある。

タイに行って小切手を日本に持ち帰ろうと思ったら税関で止められて、
大金を持っていることで裁判になった。など等。

母は、まだ相手の男の事を信じています。
今日も、マニラにいるけど帰りの飛行機代が無い、27万円振り込んでほしい。
と男からメールが入っていました。

母は、帰ってきてもらわないとお金が返ってこない。
お金出せないか？と僕に相談してきました。

相手は、一人ではなく、男の姉もいるようなのです。

母と私二人暮らしで、私は会社員ですので平日は母一人になります。

母が以前、一人で外に出かけて、友人から5万円借りて　男に渡していたという事もあり。
仕事も手につかないほど心配です。

精神科へは、3年ほど通院しているのですが、今まで母は、何も問題ないと担当医に言っていたようで、
先日、親戚と一緒に担当医に今までの事を伝えたところです。

母の精神状態では、私が何を言っても上の空、相手の男のことが心配だという始末です。

母は、大切なお金を貸してしまって申し訳ないとは思っているそうで、早くお金が帰ってきてほしいと
毎日つぶやいています。
私は、お金は返ってきてほしいですが、それよりも母の精神面が心配です。その男と連絡を取らないで、
ほしいと思っているのですが、無理に携帯を取り上げるわけにも行きません。
無理に介入すると水面下でまた何をしでかすか分からないので・・・

一体どうしたら良いのか分かりません。
どうすればよいのでしょうか。
よろしくお願いいたします。

20代/男性 | 日付：2010年1月24日(日) 02:20 JST | 閲覧件数: 2,604