パートナーの心の痛みはお互いに同じ深い痛みを共有しています。

心理カウンセラー 福屋 義美

はじめまして、福屋　よしみです。
この度は御相談ありがとうございます、お返事させて頂きます。



欧米では、パートナーシップへの問題がある時にはカウンセラーの元を
尋ねるのが一般的です。
何故ならば、自分達夫婦のやり方で今の現状を作ってしまったという
認識がまず重要になるからです。ただ、自分を変えないまま
物理的に別居（別々に生活をする）という事を選択した所で
自分達のそれぞれの考え方や物の見方に変えない限り
あまり効果はないと思われます。（私自身の経験も踏まえてですが。）

日本では家庭の中の事は誰かに相談する事を
タブーだとされるカルチャーがあります。

多くは、まず自分の家族・両親・兄弟への相談が一般的ですが
人生を楽に生きるパートナーシップの現在の状況を
修復・復元・再生へとシフトしていくには、相談する相手側に豊かな人生であり
楽しい人生を歩んでいる人でない限りはどちらかの味方になるような
言葉にしかならないケースが多いので。再生していく事への可能性は
かなり低いかと思われます。

もし、貴方が本当にご家族４人での生活を望んでおられるのならば
今の貴方自身のお考えで今まで通りの貴方のままならば
残念ですが、修復の確率は非常に低いと思われます。

ただ、欧米のように貴方がカウンセラーやセラピストを使い
ご自身の考え方や物の見方や言葉の使い方等を学んでいく事によって
いくらかの変化に繋がる可能性に繋がる事は十分に出てくると思われます。

カウンセリングとは、今までの物の見方や考え方や言葉の使い方を
変えていく事が出来ます。それと自分自身が今まで理解されていなかったという
感情的な部分（意識の部分）で自分が理解されていなかったという部分を
カウンセラーやセラピストによって、自分が理解されたと感じた度合い
自分のパートナーの事を理解していくという意識が成長し始めていきます。

この部分が修復への可能性に働きかけることは、セラピーの現場では
多くあります。貴方は御自分を変化させていくという勇気がありますか？
それとも今のままの貴方で御自分のやり方を続けて行きますか？

選択は貴方自身の裁量です。



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福屋　よしみ

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回答日時：2010年2月23日(火) 15:48 JST

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