親族間における金銭トラブル

ご相談者：30代/女性

　両親と父の兄弟の間に祖父母名義の金銭のいざこざがあり、私達家族にとって深い悩みになっております。
　父は長男で祖父母と同居で、個人商店で家業を継いでいますが、実際給料として貰っていたお金はなく、売上げ等はほとんど祖父の名義で管理してきました。
　１０年ほど前、祖父が病で入院した際それらの通帳類を祖母に全て預けました。すると祖母はそれら全てを自分名義の口座に移し、そのうち数百万円づつを父以外の兄弟達に与えていました。ちょうどその頃、祖母が現金にしていたお金のうち３００万円が紛失し、母に盗まれたと騒ぎ、両親は兄弟と祖母等に責め立てられました。祖母は高齢による認知症と同居する家族には明らかな状態でした。
　昨年かなりの高齢になった祖父母の部屋を介護の為リフォームすることになり、叔母二人と両親が片付けをした祭に、紛失していたお金や終わった物を含み大量の通帳が出てきました。その通帳の中には２０００万円を超える記載のものがあり銀行に確認すると、１０年程前にその通帳の紛失届けが出されており、既に通帳は再発行、１００万円を残して１０００万円（紛失していた３００万と兄弟達が貰った金額の合計と一致）は現金化、１２００万円は小切手になり受け取りは叔母になっていました。その際の手続きは叔母が行っており、祖母の住所は自宅になっていましたが、電話だけは叔母の家の番号が記載されていました。全てが同居ている両親の知らぬ間に行われていました。また叔母は、祖父母の年金の通帳及び印鑑も所持していました。その口座からは、常識的に考えて祖母が使ったとは思われない額がたびたび引き出した記録がありました。
　先日祖母が亡くなり、父は兄弟が揃ったところで１２００万円の小切手の行方について叔母にたずねたこところ、叔母は現金にして祖母に返したと言い、兄弟等はそれなら祖母は使ったのだろうと　それで終わりだったそうです。３００万円が無くなった時には遠方の兄弟が何度も集まって両親を責め立てたのに、１２００万円がほんの少しも残さず無くなっている事に誰も驚きもせず疑問も出さず、両親を疑う事もしない　という事は父以外の兄弟で分けたとしか思えません。
　両親はこのまま泣き寝入りするしかないのでしょうか。

30代/女性 | 日付：2010年2月21日(日) 15:48 JST | 閲覧件数: 7,487