キツイ人生勉強でしたね。

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

う～ん、随分　友達思いのあなた・・・・・
年齢も同い年の同級生かな？

私は基本的には当人からの相談はお受けしません。
しかし色々な事情も加味して、なんとか親族や血縁の関係者からならば、何とか対応させていただいております。
その理由はやはり心情的なことは本人しか判らないことが多いからです。

そしてこちらも相談と簡単に言っても、その人の気持ちの奥底に触れる回答をしたいので、私自身も相談者と真剣に向き合います。それが第3者となると、その向き合う事がワンクッション挟む事により、真剣な回答になるかどうかが、大切です。
そういう事で　できれば、ご本人からの相談であって欲しかったと、望みますが、やはり真剣な方は私を信用し向き合ってくださいますし、そうしてこそベストな回答が出来ると思います。
ですから、逆に私を信用せず、本気で向き合ってくださらない方にはこちらも力が出ません。
だから　真剣に悩んでいるのであれば、ご本人がぶつかってきて欲しいと思います。

ま、そうは言っても本人が相談できない何かの事情があるのかもしれませんので、ここは百歩譲ってと・・・。

それにしても、ご友人のあなたは、まるで彼女が乗り移ったかのように、まるで同一人物かと見まがうような感覚に囚われます。そして友人の事を他人事と思わない心情が　ふつふつと感じるので、この際このご友人である、あなたを彼女だと思い回答させて頂きたいくらいです。
そこでひろみさん？あ、違った、mirohiさん、本人へ呼びかける習慣がついていて回答しているもので、ついあなたへの呼びかけのように聞こえるかもしれませんが許してね。

私への相談は、夫婦問題を抱えた方を中心にしています。
それは夫婦同然の内縁関係も含みますが、やはり夫婦が中心です。

男女のつながりには　夫婦も恋人も単なるフレンドも信頼が大切です。
でも、事、法律問題である慰藉料などを請求するにあたり、それは法の下でのルールに則って行うのが普通です。

そういう意味で夫婦という法律に定められた者は、縛りが窮屈ですが、逆に法律に違反すれば、訴えも出来ますし、
守ってももらえます。

そんな中、恋人同士というのは、何があっても自由なのです。
恋というものは、何の保証も無く、危うく、儚いから、燃えるのです。
どっぷり、保証された夫婦という関係なんてすぐに、飽きが来るんですから・・・違うか！
つまり、恋人同士というのは何でもアリなのです。
裏切りも、嘘も、よほどのことがない限り、「そんなこともあるよね～」の世界かもしれません。

そこで、質問の答えですが彼女のようなケースは慰藉料対象にはなりません。
なぜなら彼は結婚詐欺のように彼女と結婚を約束され、それを反故にしたのでしょうか？
しかも結婚詐欺とは　単に結婚を夢見させた、だけでは詐欺にはなりません。
結婚を餌にして金品を騙し取った時に初めて詐欺になるのです。
慰藉料請求というものは余程、レイプに近いような近付き方をされ、逃げる事も出来なかったという被害者的立場だと、請求も考えられますが、普通に付き合っていて、彼が隠しまくっていても、結婚をしていたことをわからなかったという事も鈍感すぎるので、そこに慰藉料請求は難しいといわざるを得ません。

また彼女が結婚を意識して・・・・というのでは　そういう年齢の女性であれば当然だという事になりますし、
男性も付き合いの真っ只中に「君とは結婚しない、遊びなんだ」という男性はいません。
例え結婚を匂わせても、それはピロートークという範囲の事でしょう。

彼が正しいとは言いません。彼を擁護しているのではありませんから気を悪くしないでね。
彼はかなりずるいです。しかも、上手いです。

彼女はお前だけだ・・・というのもあながち間違いではありません。
妻が一人、愛人がひとり・・・・ある意味嘘ではないですよね。

「籍は汚れていない・・・」確かに　単に結婚していて離婚していないのであれば、籍は汚れていませんから。
（でも、離婚したら籍が汚れるって失礼しちゃうなって話ですが・・・・）

それにしても、彼は彼女と付き合いながら、婚約者がいて、結婚もして、一年後には子供も生まれていたという凄腕です。
逆にここまで、精巧にやられちゃうと、見抜けなくても無理からぬ事と思えますが、もう一段深く考えると、彼女が少なくとも2年間くらいは、これを感じなかったというのも、どうかな？という感じです。
普通、彼に彼女や家庭があったら、何か感じるはずですし、彼女との滞在時間だけでも想像が付く物です。
それも完全に隠して二重生活をしていたという事は軸足が、完全に妻との方にあるという事だと思いませんか？
これはある種、彼女と妻とに対するバロメーターの違いです。
気の毒では有りますが、「勝負あった」と軍杯はやはり奥様に挙がったという事です。

傷口に塩を塗るようで申し訳ないのですが、こんな男の嘘が見抜けなかった事もいい人生勉強になったと思うほうが
何かを争うよりもいいかもしれません。

しかし今後の人生、こんな男は、夫婦仲が冷めた頃にまた、彼女に近付いてきますから、その時にこっぴどく
やっつけてやる覚悟だけは持って、男性の選別の目を肥やせるようにして下さい。

決して泣き寝入りではありませんが、変な争いは体力も運気も消耗します。
これを学びとして、いい男をゲットするように　女磨きをするように・・・・・・
それだけ器量のいい彼女でしたら、直ぐにいい彼氏が出来ますよ。
しょうもない裁判沙汰に何年も費やすなんて、人生の無駄使いです、と彼女に言っておいて下さい。
ね、mirohiさん。

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回答日時：2010年2月22日(月) 12:11 JST

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