正直に対応しましょう

江田 暁

こんにちは、ご相談拝見しました。

５年のブランクよりも、まずは看病大変でしたね。
個々人の生活環境は様々ですから、自分の人生をそのような形で費やさなければならない方も、貴女同様たくさんいらっしゃるのだろうと思います。
周りの普通に仕事を続けている人と比べたら、いたたまれなくなることも多くあったでしょうね、お察しいたします。
しかしながら、その大変さの分、とても大事な経験をしたのも事実ですよね！
人間を想う気持ちや、人間との関わり、そして命の大切さや生きる力などを目の当たりにして、ある種の人生観なども感じたことと思います。これはきっと今後貴女の人生にも大きく影響してくることでしょうね、人を想う心の持ち主として。

さて、面接ではかなり辛い思いをされたようです。書かれてたように、責められている思いでいっぱいになってしまったようです。
ただ、これは決して貴女が悪いわけでもありません、上述した個人の背景の問題ですから、どうすることもできないことです。

面接官の対応ですが、過去私も同じ立場で面接を長く経験しましたので、至極当たり前のことかとも理解します。
それは何故か？
企業として一番心配になるのは、仮に貴女を採用しても、また同じように誰かの看病と言う理由により退社されるのではないか、という不安を恐らく一義に感じたとのではないかと思うからです。だから、そうならないように、他の誰か、という選択肢の確認にまで及んだのではないでしょうかね。

これからの活動において、５年のブランクは正直そのまま話すべきでしょう。下手に隠してみても、貴女自身の中で通せるものではないでしょう。
話せる範囲（身内のことでも、個人の名誉にかかわるようなことまでは必要ないと思いますが）で事実を伝え、まずは正しく認識してもうことです。

問題は、そこからですね。
そのかけた５年間で、貴女が仕事以外で得たこと、学んだことなどをまとめておきましょう。上述でふれたようなことです。
仕事ではブランクですが、それ以外に得るものが人生にとってとても大事だと感じた、そのことがきっと今後の自分のキャリア、そして企業への貢献に間違いなくつながる、という思いをぶつけましょう。
または、その間同時に何か勉強したことなどあれば、それもプラス要素として。
簡単に言えば、この５年のブランクはあまり気にせず、貴女という人間を感じてくれる企業との出会いにかけたいですね。

ですから、ブランクの心配は無くなりはしないと思いますが、それ以上に
「自分はこうだ」「強みはこうです」「・・・で貴社への貢献に自信があります」
と言えるような、ご自身の分析含めて準備をされると宜しいと思います。

抽象的なこととして、以上になりますが具体的なものをとのご希望がありましたら、一度直接ご連絡頂けたらと思います。
５年の苦労に耐えたその力を、どのように訴えていきましょうかね！

是非頑張ってください、応援しております。

回答日時：2010年3月13日(土) 16:02 JST

・お礼はご本人のみ投稿可能です。
・回答を読みましたらご投稿下さい。

江田 暁相談件数：127件

プロフィールこれまでの回答

このプロにすぐ相談