閉塞的な職場、人間関係・・・

江田 暁

はじめまして、ご相談ありがとうございました。
お返事が遅くなりまして、大変申し訳ありません。

さて、相談員をなさっているとのこと、対人関係業務としてはとても重要な役割をされていますね。ご苦労もいろいろおありだとお察しいたします。
人の心に携わる職域は今後とも重要性を増し、社会的なニーズにおいてインフラ整備がされていくのでは、と感じております。

そのようなせっかく重要なお仕事にもかかわらず、環境や特定の方の狭窄思考に左右されてしまうとは、とても残念なことです。
業界的に、今も昔も変わらないのかと落胆してしまいますが、ただ個人の正当な評価や判断ができない環境であるとしたら、それは甚だ遺憾なことでありますし、貴女の今後にはプラスであるとは言い難いと感じます。
せっかく頑張ってらっしゃるとしても、それらに関することで心労が増え、ご自身そのものに影響をきたすようでは、本末転倒と言わざるをえません。

ケアを受ける方々にとっては、あなたはとても頼もしく必要な存在であることには間違いないと思いますが、あくまで自分のキャリアが活きないことでは、価値も半減してしまうことでしょう。
ご自身の我慢（心身共に）の限界を超えてまで耐える必要性は、私はないと思っております。それよりも、自分活きていると実感が優先で感じられるような、仕事なり環境なりを求めるのは、自然でありまた必要な要素だとも思います。

介護・福祉関係は今むしろ人を必要としている社会だと思います。
今１００％ご自身の希望に合致する求人がないとしても、ある程度妥協できるようなものがあれば、まずはやってみて、そして時間の経過と共に改めてキャリアパスを考えることも宜しいと思いますが、如何でしょうか。
職歴の短さは、持ち前の頑張り精神でカバーできる、ぐらいで取り組んだ方が前に進めるように思いますね。

不眠など、身体的な症状を感じられているとしたら、早期な環境変化とそれへの対応をお勧めいたします。
そして、たくさんの方々の心の支えに活躍されることをお祈り申し上げます。

回答日時：2010年3月20日(土) 12:02 JST

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