相談&回答 |
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回答プロ: 川崎 ノブアキ
ご相談者:40代/男性
はじめまして。
いきなりな相談となります。
私はIT業界にて20年ほど働いております。
これまでも転職を繰り返しフリーランスを経て昨年1月に現在の会社に中途採用されました。
昨年の9月から3月まで現場での作業ですが、これで退職を決めました。
原因としては昨年4月から始まった理不尽な給与カットです。
私の場合は昨年4月~7月までは現場で忙しい状態だったのでカットされないで済んでいました。
が、7月急に現場終了となった途端に仕事が途絶えてしまいカットが開始されました。
当初は作業待機(社内の研修室に閉じ込められて自己学習するか社長の思いつきで力作業、変なサイドビジネスの手伝いなどをさせられていました)は20%のカットと通知書にありました。
が、9月頃に作業待機をしていた給与は30%カットでした。
その後、9月途中より現場に行きましたが10月も30%。11月になって現場作業ということで20%のカットになっていました。
確か通達では現場の最悪は5%位を実施とのことでしたがこれは理不尽としか言いようがありません。
生活もあるので極端な給料カットは正に圧迫されていました。
計算すると9月~3月まででの額は当初決まっていた月額を1ヶ月と半月分以上が未払いとなり代替処置もなし、作業時間も現場作業の為にこれまでと同じ扱いでいるしかありませんでした。
考えが甘いですが我慢できず退職を決めました。
会社側も引きとめる必要もなしであっさり承諾しました。
相談相手もいないし、したところで茶化されるだけだったので自分で判断するしかありませんでした。
とは言っても次を決められないで辞めたのでこれから無職では生活になりません。
どうすればいいのか。バイトとは言っても応募者多数などで採用する気なしだし転職もどこ探しても条件が厳しく面接さえもありません。
こうなったら首をつるしかないんでしょうか?
40代/男性 | 日付:2010年3月28日(日) 23:42 JST | 閲覧件数: 3,931
お仕事メンタルトレーナーの川崎です。
投稿どうもありがとうございます。
じっくり読ませていただきましたよ。
さらに過去に投稿した相談文も読ませていただきました。
一年前からいろいろなところで相談されているようで
とても辛い時期だったんでしょうね。
その過程を経て、退職の決意をされたこと
その決断にいたるまでの葛藤も感じさせていただきました。
さて、その過程を経て一歩踏み出されたわけですが
その決断に対して応援したい気持ちで一杯です。
ぜひ力強く生きてください。
しかし、この文を読みながら疑問が浮かんできました。
私はあなたから何を求められているのか分からないのです。
これまでの職場での不満に対して同意すればいいのでしょうか?
どこか就職先を斡旋すればいいのでしょうか?
「首をつるしかない」という言葉に対して反応すればいいのでしょうか?
申し訳ありませんが
あなたの文を読みながら切羽詰った様子や真剣は感じられますが
これから頑張っていこうというエネルギーが感じてこないのです。
この一年もがいてはいたけど、成長していないように感じてしまうのです。
たぶんこれまで書かれてきた相談文と同じような文が
この文章の大半を占めているからかもしれませんね。
以下から書く文は、
文章から感じる印象なので私の一方通行になってしまうこと
許してくださいね。
あなたのこれまで何度も書かれてきた文面から
とても真面目で一生懸命仕事をしてきたような印象は受けました。
しかし、仕事は真面目でも、あなた自身の大切な人生を
一生懸命生きてきたように感じられないのです。
流され続けてきたように思えてもったいなく思えてしまいます。
こうなることはずいぶん前から想定できたはずなのに
その対処をしてこなかった。
そればかりか、どうしても終わった過去に対して
こだわり過ぎている部分が目に付いてしまいます。
辛かった経験をしたということは事実でしょうし
充分伝わります。
しかし、だからどうしたいのですか?
いつまでも執着するのではなく、
一度あきらめてみませんか?
「あきらめる」というのは、「諦める」ではありません
「明らめる」と書いて、認めてみましょうという意味になります。
いま置かれている状況を心の底から認めてみましょう。
認めるということは、とても辛い作業かもしれませんが
認めてみると気持ちが前に向き視野が広がってきます。
そのときに、
これからどのような「人」として人生を生きていくのか考えてください。
目先のことにただ振り回されているだけの
自転車操業のような生き方を選択するのではなく
もう少し長期的視野を意識してはいかがですか?
一生に一回しかない人生を
ただ日々ぼんやりと過去に囚われて
流された毎日を送るのではなくて、
どのような生き方をしていくのかに意識を向けてみませんか?
もちろん食べていくため生きていくために仕事は重要です。
しかしこれまでと違うことは、
これまでのように、ただ仕事をするという考えから
自分が選んだ人生を生きていくための仕事に変わるのです。
望みどおりの仕事が見つかるわけではないと思います。
しかし、これからどのように生きていくのかといった
人生の目的を見つけたときは、どのような仕事をしても、
すべてあなたの人生の糧と思える気持ちで取り組めるはずです。
今の日本は、仕事がないといっても
餓死してしまうくらいないわけではありません。
そして死にたくても、
自分で選択さえしなければ生きることのできる国です。
明日死んでしまう人もたくさんいる国を見てきたことを思えば
人と比べることさえしなければ、日本は恵まれています。
これからは会社のために生きるのではなく、
自分の人生をデザインするための選択をしてみてはいかがですか?
きっとこの辛い一年間も、糧として感じるときが来るはずですよ。
そのためにも、「明らめて」くださいね。
回答日時:2010年3月29日(月) 01:59 JST
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早速のご返事ありがとうございます。
確かに自分の考えというより単なる愚痴に近い状態になっているのは否定できません。
安直に言っている部分がありますね。
「明らめる」ようにしていければと思います。
これから、厳しい現実がありますが何とかなるように頑張ってみます。
| 40代/男性 | コメント投稿日:2010-03-29 |