敷地延長部分の共用に関する公正証書

佃 泰人

ご相談ありがとうございます。

現在居住中の敷地延長部分に関してのご相談ですね？

もうすでに同じ不動産会社から宅地分譲あるいは建売住宅として購入し居住中と言った感じですか？

敷地延長部分の敷地はどのような状態ののでしょうか？
敷地延長部分と言っているのは、敷地自体は自己所有で、利用上共用としているのか？敷地も全員の共有（所有）で利用上も共用しているのか？

もし前者であれば、自己所有地上を、どうしてもそこを利用しなくてはいけない人以外の人（今回の住宅のような人）が入るのが嫌だということなのでしょうか？

後者の場合、持分を共有で持っていると言うのは少なくとも３件以上の家屋がその敷地から建築確認を取っていると言うことなのでしょうか？
その場合は「位置指定道路」か何かと言うことでしょうか？


ちょっとこの道路の権利形態が文面だけでは分からないのでご容赦下さい。
少し分かり難いのですが、上記の内容を前提にして回答します。

１として
持分のない１軒が入るからこそ、利用に関する内容を公正証書にしておきたいと言うことではないでしょうか？最もなぜ持分を持たせないのか分かりませんが・・・
建築上の接道は別の所からとっており、利便性のためだけで共有の敷地延長箇所を利用したいのでしょう！
全く、共用の敷地に立ち入らせないとしたければ４の内容になるのでしょうが、共用道路側に玄関を向けているの事から、不動産会社としては確信犯でしょうから何とか公正証書で利用することにしていきたいのでしょう！

３の奥の正方形の敷地と言うのはちょっと意図が分かりません。
他の２軒はこの正方形の敷地を通らないといけないので、このようにしてあるのでしょうか？

この土地を無償で譲渡する内容を公正証書にするといったことではないのでしょうか？利用方法について構成証書にするとしたような内容なのでしょうか？


もし、持分がないのに利用することで敷地の管理上の問題や修繕等の問題が発生すると危惧しているのであれば、公正証書にはそのあたりの記載をしっかりとしてもらうべきでしょう。

基本的には、持分を４分の１ずつにして、隣接者、使用者が全員で共有する形であれば、あまりこのように考えなかったのではないかとも思います。
そのあたりの不動産会社の考え方の方がちょっと不思議です。


奥の敷地の正方形の共用使用予定地？については、売買契約書に地番とその取扱いが書いてあるなら、早急に履行してもらうよう話をすべきだと思います。


少し、趣旨がずれているかもしれません。
現状が把握できていないので、何とも中途半端なお答えですみません。

敷地延長上の権利関係や形態、売買契約書や合意書等の内容が分からないとお答えし難いので、きちんとどちらかの専門家等にご相談されてはいかがでしょうか？

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回答日時：2010年4月12日(月) 11:24 JST

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