教育費をすべて借金返済に充てるのは危険です

鉢須 祐子

この度はご相談ありがとうございます。

結論から申し上げますと、これまで通り、教育費は手をつけずに貯蓄されるのが良いでしょう。
ただし、今後5年以内に必要と思われる教育費より貯蓄が多いということであれば、一部を返済に回すのは有効かもしれません。

「お金を返済しなければ！」という危機感がある時は、必要に迫られている分お仕事にも精が出ます。
ただ、ご主人様を悪く言うつもりは全くないのですが、人によっては教育費から借金返済が出来ることが決まった瞬間に安心し、元のような生活に戻ってしまう人もいらっしゃいます。
このあたりは、ご相談者様が良く見極め、ご判断いただきたいと思います。

確かに、利息が日々ついていくのはもったいないという視点は正しいです。
しかし、それを教育費用の貯蓄で何とかするというのは本来間違っています。
そうは言っても、現状の資金繰りを改善していくためには、少しでも利息を減らし早期完済を目指したいところです。
そのため、先に申し上げた通り、教育費の支払い見通しが立つ分だけ現在の貯蓄があるのなら、一部返済に充てる方法も選択出来るでしょう。

教育費がこの先どのくらい必要か、今後のキャッシュクローをどう考えていけば良いかについては、私のHPにて無料のプランニングソフトをご案内いたしております。
こちらを利用して今後の試算をしてみてはいかがでしょうか？
http://lifeplancordinator.jp/hpgen/HPB/entries/7.html

または、私に直接ご相談いただければ、きちんと将来設計をさせていただきます。
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まずは、上記について、整理なさってみてください。
ご相談者様のお悩みが解決に向かうよう、お祈り申し上げます。

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回答日時：2010年4月15日(木) 11:11 JST

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