ありのまま・自分らしくは生きるうえでの原点です。

川崎 ノブアキ

お仕事メンタルトレーナーの川崎です。

日々を一生懸命取り組んでこられた姿、
こみ上げてくるような熱い感情のこめられた文を読みながら
胸が熱くなりました。
本当にありがとうございます。

こういう一方通行のメールでどこまで答えることができるか
できれば声を聞きながら
やり取りをさせてもらいたいという気持ちで一杯です。

私は○○症候群という言い方は嫌いですし、
医者ではありませんので決め付ける事は失礼だと思いますが
「燃え尽き症候群」ってこんな感じなのかもしれないなと思いました。
がむしゃらにやってきて、
「いったいこれまで何を・・・」と考えて虚無感を感じてしまうことに
似ています。

だけど私はあなたに
「良かったですね。」という言葉を贈りたいと思っています。

これまで一生懸命に生きてきて
気づかなかったことに気づけるとき、
ちょうど鳥が羽ばたき続けて、
止まり木に止まっている状態だと思ったのです。

羽根休めができ、自分の事を考えることの出来るようになった気持ちの
現れなんじゃないかなぁと思っているのです。
羽根を休めたからこそ再び飛び続けることができるのです。

ですから今起こっている気持ちを
やっと自分のことを考えることができるようになった
心にとって良い状態なんだと思って欲しいのです。


だけど、
これまで考えることの出来なかったテーマを見つめることになったから
不安に似た感情が生まれてきたように感じています。
止まっている自分は自分じゃないと思うのかもしれません。

不安と高揚感・期待感といった肯定的な感情は同じものです。

例えでいえば、
仕事が決まって「やった！！」と喜び、
＜何をしようかな。＞とか＜楽しみだな！！＞という気持ちが高まると
＜うまくやっていけるかな＞
＜失敗しないかな＞というそれを打ち消す気持ちが生まれてきます。

ですから、あなたの持つ不安というのは、
何かを失うかもしれないという防御の感情がでているのかもしれません。

何を失うのが怖いのか？？
失いたくないほど大切にしているものは何か？

その大切なものを
どのように活用していこうかとか手に入れようかを考えていくと
これからの方向性が見えてきそうですね。


また、私も不器用な生きかたという言い方をしますが
本当は人生に器用も不器用もないと思うのです。
不器用だと思う気持ちの奥には、
誰かと生き方を比べてしまっていませんか？？

誰かと比べているとき、最も自分らしくない状態です。
人と比べず、あなたはあなたでいてくださいね。

最後に、
誰一人不幸せになるために生まれてきたのではないと思っています。
そもそも幸せ・不幸せという気持ちは、人が作り出しているのですから。

いつも使う例えですが、

・新しい服を買った女の子が
学校に着て行きたかったのに、雨が降っていたら・・・。

・新しい傘を買った女の子が
学校に早く差して行きたかったとき、雨が降っていたら・・。

雨が降っていたという事実は事実なのです。
それをラッキーと取るかアンラッキーと取るかは感情でしかありません。

あなたの経験を幸せと取るか不幸と取るか、
あなたの気持ち次第です。

しかし、私からの要望としては
滅多に味わえないことを経験している私ってオリジナルだな。
誰も味わえないことを経験している私は
ラッキーな人生だなと思える選択をして欲しいのです。

数々の経験をしたあなただから伝えられること。
数々の経験をしたから手に入ったもの。
これからあなたが何らかの活躍をしていくのに
すべて必要な経験をさせてもらってきたと思えば、
すべて意味がありますよね。

そして、今そのことを考えるタイミングがやってきたのだと思えば
あなたの気持ちの現れはチャンスじゃないでしょうか？

焦らず、でも今いい時期がきていると信じて
次はどんなことが起こるんだろう。
って毎日を楽しんでみればいかがでしょうか？

最初に書きましたように一方通行になってしますので
また機会があれば、一度声を聞かせてください。

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回答日時：2010年4月17日(土) 14:37 JST

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