少しずつでも続けることが大切です

村上 邦夫

こんにちは。
文字を書く筆記具は様々です。毛筆も大筆、小筆があり、硬筆ではシャープペン、ボールペン、万年筆、鉛筆と様々です。用具は正しく使ってこそ性能を発揮しますので、筆記具の場合持ち方が重要です。持ち方を踏まえて文字を習われると良いですね。

ご文面を拝見しますと、１日１５分続けて習うこと、また何かしながら字を上手くかけるようになるコツ、があればとのお考えをお持ちですが、１日１５分でも毎日続けることが出来れば必ず文字は上達します。文字の上達は本来積み重ね学習がもっとも効果的です。短期間の上達をと集中して練習される方がいますが、効果はあまり期待できません。少しずつでも続けることが何より大事で、３ヶ月続ければそれだけ、半年続ければそれだけ、一年続ければそれだけは確実に上達します。練習した分は身に付いていきます。従って、どうすれば毎日続けられるかを工夫すればよいのです。

学習には二通りの方法があります。精習と多習です。
精習は一字を細かく詳しく習います。形や特長をとらえます。
多習は書き込むことです。精習で覚えた文字を今度はとにかく沢山書きます。
この精習、多習を繰り返すことで文字は上達します。
お考えにしたがえば、１日１５分、１０分でもよいので精習し、日常の中で、ながらでけっこうですので多習してください。電話しながらでもテレビを見ながらでもよいのです。多習してください。そのかわり、精習の１０～１５分はしっかり集中して学んでください。そうすれば上達します。そしてこれを続けることが大切です。

精習するためにお手本やテキストが必要ですね。通信講座の教材、もしくは書店の教本でも結構です。お手本を見て、このお手本はきれいだなと思うもので充分です。

学習もメリハリが大切。毎日３０分も１時間も続けることは難しいです。また、ただ書いていても効果は得られません。上記の方法は有効です。

どうしても忙しくて学習が途切れてしまう日は、寝る前に習った文字を思い浮かべてください。それだけでも違います。

ぜひ続けて習ってください。

回答日時：2010年4月26日(月) 15:07 JSTお礼のコメントを書く

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