思い・目標を時間軸で考えてみる

江田 暁

りらくまさん、ご相談ありがとうございます。
離職後の再就職がなかなか決まらずに、お困りということですね。

今りらくまさんが思っている、「本当に自分がやってみたい、挑戦したい仕事」とは一体どんな内容のお仕事なんでしょうね。ご自身にとってはそのことは、どのくらいの価値があるようなことなのでしょう。
現在までの就職活動の対象も、それが出来るような企業なのですか。

今の状況下で自分の意思を決めるにあたり、確認をするポイントがあると思います。
ひとまず失業給付も貰えるということも踏まえて。

・今ご自身がやりたいと思っている仕事内容ができる募集企業の有無。またその数の把握（多いのか少ないのか）。たまにしか無いのか、継続的にあるのか。

・不景気で少ないとしたら、好景気であれば増える要素の仕事なのかどうか。またその内容は、ご自身の就業年齢とどう関係してくるのか。

ここを確認して、今から継続して応募が可能なのか、あるいは時期を待たなければならない（待てる）のか。
この選択肢と、経済的・時間的条件とのバランスはどうなのか。

簡単に言いますと、とりあえず今入れる会社で仕事をして、その間に他にあれば条件や環境を整えてからでも、やりたいことへ転ずることが可能なのかどうか、です。
いや、やはり年齢的に考えて、したいことは今から取り組まなければ、時間が経過しては無理に近い（そう思う）ものであるのか、です。

この判断をするのに、今現実との生活のバランスを考える必要がありますよね。

就職できずに焦る、その焦りはりらくまさんにとっては、
やりたいことに就けない焦りなのか、まったく就職できないことの焦りなのか、この違いも選択するに大きな要素となりますよね。
自分だけ取り残されている・・・このお気持ちはどちらの焦りなのでしょう？
前職を辞められた理由（気持ち・考え）も当然絡んでくると思われます。

このお気持ちはこの段階では知ることはできませんので、りらくまさんご自身で、どっちなのか、ということを確認され、そして意思決定に繋げてもらいたいと考えます。

回答日時：2010年5月 3日(月) 17:56 JST

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