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姉の素行が酷く困っています。

ご相談者:50代/男性

姉は50代で、十数年前に離婚をして、実家にて母80代前半と大学生の息子と3人で同居をしております。姉は言語能力に非常にすぐれ、海外関係の仕事(お勤め)をしています。ただし、ときどき(季節の変わり目は頻繁に)精神状態が極端に不安定になり、そのたびに家族を非常に困らせています。
具体的には、仕事でイヤなことやプレッシャーがかかることがある度に数日間、酒を飲み続け、泥酔しては眠り、起きてはまた酒を飲み、家族に意味不明な言動を行い、ときには包丁を振りかざし、家族の食事を奪ってむさぼり、酒がなくなると寝間着のままで近くの酒屋にふらふらと酒を買いにいき、また同じことを繰り返します。
その度に母に対して『子供の頃に弟(小生)ばかり可愛がって、なぜ自分をないがしろにした?なんで自分の求める理想の母親ではないのだ!?』と言って、何十年間も責め続けています。
母は、比較的お嬢様育ちで、明るく天真爛漫で悪気なく、世間体は多少気にしますが、自分のおしゃれにはとても興味が強く、いまでも80代には見えないほど若作りです。日本古来からの良妻賢母の母親像とは多少異なり、正直頼りないところもありますが、小生は素敵な母親だと思っています。
また、姉は健康優良児的で(頭脳明晰、スポーツ万能)だったのに対して、私は未熟児で死にそうに生まれてきて、幼児の頃は身体も弱く、弱虫、泣きべそ、甘ったれで、多少やんちゃでも内弁慶で(勉強も運動も程々)だったので、母は、そんなつもりはないと言いますが、手のかかる小生に注力せざるを得なく、姉には『あなたはお姉ちゃんなんだから、おりこうにしていなさい』とたしなめ、姉が母に甘えたいときも、弟に母を独占されていたという思いは強いようです。小生もいつも母の膝の上を独占していたように記憶してます。
姉は、かなり以前から、一応神経科で精神安定剤のようなものを定期的に処方していただいているようですが、春や季節の変わり目などに症状がかなり悪化するようです。
このままでは年老いた母が姉から頻繁に罵詈雑言を浴びせかけられ、姉が仕事を解雇されることを心配し、びくびくしながら生活しているのがいたたまれなく、可愛そうでどうにかならず、思い悩んでいます。

※姉の性格や日常生活等
・容姿等 : 容姿は人並みだが、肥満気味で、おしゃれにもさほど興味はない。
・仕事: 完璧主義のようですが、かなり休みがちで、出勤日数が不足している。
・性格: 自分にとって少しでも都合が悪いことや負い目に思っていることを他人や肉親から言われる と、その場の空気と関係なく怒りをあらわする。
・性格2 : 自分よりも能力が劣っていると思う人(低賃金労働者等)を軽視、軽蔑し、反面、社会的な地 位が高い人(学歴、収入、地位が高い)には必要以上に敬意を払う。
・異性関係: 前夫含めて容姿に弱く、性格的、社会的立場含めなぜ!?と思うような男性との交際が多く、 さらに多くの場合最後は見捨てられる傾向。
・学歴: 大学受験当時迷いが多く、複数の専門学校などに入学するもすぐに辞めていたために、その後、 語学に目覚め猛勉強をしたが父親からもう学費はだせないということになり、語学の専門学校 で職員をしながら卒業。
・生活: 10代半ば以降とくに部屋を片付けられない。自分の部屋は若い頃からいつもゴミためのよう。
・生活2 : 料理は週末にはすることもあり、すべてレシピ通りで調味料等も正しく計量して行うよう。
・息子: 祖母に育てられたという意識が強く、とくにおばあちゃん子で姉と母の諍いの際は母の見方。
・父: ほぼ1年前に他界しました。

50代/男性 | 日付:2010年5月 4日(火) 15:23 JST | 閲覧件数: 2,747

出来る事を丁寧に1つ1つ行いましょう。

佐古 康弘

こんにちは。
お姉さまの事で家族が苦しんでいるのですね。
お姉さまは神経科に通われているようですがどのような診断をされているんでしょう?
お姉さまは完璧主義なようなので心の負担は大きく不安定になりやすいのだと思います。
心の病の診断を受けているんでしたら家族の理解が必要です。
お姉さまの素行を改善させるにはお姉さまの現状を把握する事が必要です。
担当医がどういう診断をしているかによって対応は変えなければいけません。
病院に付き添うのかお姉さまに直接聞くかして確認しましょう。

あなたはお母様が心配なのですね。
この状況でお母様は何故お姉さまと住んでいるのですか?
お母様が辛くて、あなたも心配なのでしたらあなたと住む事が良いと思います。
お姉さまは心の病になっている可能性が高いので止めろと言われても止められないでしょう。
お姉さまが心の病なら一緒に向き合って治療いていくしかありません。

お母様に対してあなたが出来る事をしてあげましょう。
お姉さまに対してあなたが出来る事をしてあげましょう。

このプロに有料相談

回答日時:2010年5月 7日(金) 13:29 JST

佐古先生

迅速かつご丁寧なお返事を頂きまして、
本当にありがとうございました。
にもかかわらず、
小生のお返事が遅くなりまして
大変に申し訳ありませんでした。

実はその後、「ホ・オポノポノ」というものに出会い、
http://hooponopono-asia.org/
自分で関連する本を3冊ほど読み、
その教えに納得したので、
自ら実践し、
母にもその本をプレゼントしました。

その本から学んだことは、
人は人を変えることができないこと、
問題が起こったらすべて自分の責任と思うこと、
そして、この4つの言葉を心の中で唱え続けることです。

「愛しています」
「ありがとう」
「ごめんなさい」
「ゆるしてください」

すると、母はその本を読んでとても共感してくれて、
やはりその教えを心から実践してくれるようになりました。
但し、母には押しつけがましくならないように、
あえて姉には「ホ・オポノポノ」の本は勧めないように伝えました。

おかげで、家族の関係は以前よりもかなり改善されました。

さらに、最近では、姉まで「ホ・オポノポノ」の本を
自らの意志で読んでいるらしいです。

最後に佐古先生にも幸多きことを心から祈っております。

 「本当にありがとうございました。」

| 50代/男性 | コメント投稿日:2010-06-28 |

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佐古 康弘相談件数:688件
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