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回答プロ:夫婦問題カウンセラー 村越 真里子
ご相談者:40代/女性
初めて相談させて頂きます。
この先に明るい未来が見えずにいます。
夫43歳、私41歳、長男高1、次男中1 現在夫は海外単身赴任中、私と子供は舅姑と2世帯同居してます。
4年半ほど前に夫が海外赴任となり、半年後に私と子供も帯同しました。
しかし、その頃から私達に向ける夫の態度や視線がとても冷たく感じていました。
子供のしつけに関しては、なぐりかかる事も度々で、次男は出来が悪いので 自分の堪忍袋の尾が切れた
時には罵倒し、お前は馬以下だと蹴りながら長距離を走らせたりしていました。
元々、子供になめられてはいかん!という考え方が強く、「誰のおかげで飯が食えると思ってるんだ」という
セリフを度々言う人ではありましたが。
当然のようにこの数年で、子供達は父が大嫌いになったようです。一時帰国予定が入ると、勉強も手につかないほど嫌なようです。
私との関係も勿論冷めたもので、寝室も別、最後には中学生次男と私が一緒に寝るしかない状態でした。
次男が一人で寝たいと言い出しても 「そのうち考える」とごまかしたまま、私達の帰国を待っているようでした。
話しをする時も私の目を見るのは一瞬で、何を言っても怒りの回答という感じで、話し合いにはなりませんでした。
この4年間本当に辛く、子供達も大人になったら子供に暴力を振るう父になってしまうんじゃないか。
そんな子に明るい未来は無いんじゃないか。
例え子供が巣立っても 私と夫はいたわり合えるような夫婦にはもう戻れないんじゃないかと思うようになりました。
夫のいい所を思い出そうとしても、私がひどく傷ついた言葉や冷酷な態度しか思い出せなくなってます。
浮気の気配も数えたらキリがありません。
確かに、特殊な異国での仕事は並みならぬ苦労があるんだと、自分だけで精一杯なんだと、夫も辛いんだと、何度も何度も思って耐えてきました。
せめて私達家族は病気にならないように、心配かけないようにと、私達自身の生活を楽しむように心がけて頑張ってきました。
けれど夫は自分の好きな草野球にばかり熱中し、明けても暮れても仲間と飲んでました。
家で夕飯を一緒にとるのは、4年で15回程度じゃないかな。
何度か離婚するつもりなのか聞いた事がありますが、それはないと言ってました。
けれど私は今のこんな状況では 全く先が見えません。自分の明るい未来が考えられずにいます。
夫は本気か冗談かわかりませんが、あと10年位は帰国できないと言ってました。
私の目からは、私達との別居を望んでるようにしか思えないので、それは夫の望みのようにも思えます。
私は今後、どういう考え方をしていったら良いのでしょうか。勿論、離婚も考えてます。
しかし心の底では どうにかやり直せないかとも思っていますが、今は辛い事や、嫌だった事や、傷ついた事ばかり思い出してしまい、なかなかポジティブになれません。
こんな状態の私では、ちょうど一番難しい年頃の息子達ともうまくいくはずもなく、その面でもとても辛い毎日です。
長文になりましたが、アドバイスを宜しくお願いします。
40代/女性 | 日付:2010年5月 9日(日) 01:41 JST | 閲覧件数: 6,279
恐らくこれまでの苦労がトラウマとなり、ちゅんさんの考え方が、ネガティブ思考になっているのだと思います。
だからご主人の単身赴任に着いて行った後も、どちらかというと、ご主人を支えてあげるというより、異国のの地で
ちゅんさんの不安ばかりを表に出して、ご主人に労わって欲しいというモードになっていたのじゃないでしょうか?
こうなれば、ご主人は自分の事だけでも、一杯一杯なのに、ややお荷物に感じたのではないでしょうか?
またこのメールをお読みすると、何とかご主人の海外赴任に着いて行ったものの、日本へ帰ってこられたように
お読みできるのですが、それはいつぐらいのことですか?
帰国されて、どれくらい立つのかな?
私はこれからのちゅんさんは、今までの生き方と意識を変えないと幸せになれないと思います。
もしかしたら、ご主人の浮気癖のようなことも心配で、海外赴任についていったのであれば、ご主人にとっては余計に
足手まとい的な感じとなり、睨み付ける結果となったでしょう。
そういう風に考えると、ちゅんさんが異国に着いて行ったのは、むしろご自身の不安をご主人に解ってもらいたくて
着いていったという感はありませんか?
私は普通、子供さんが思春期で友達なども大切にする年齢だったら、中々転校も引越しも嫌がるだろうに、
よく、子供さんも連れて外国に行ったな~と思うのです。
もちろん、これがいけないという事ではありません。当然外国でワールドワイドな経験をさせる事はいいことだと思うのです。
でもそれなら、ご主人も息子さん達を、もっと教育的観点から、社会経験をさせる協力をさせると思うのです。
しかし実態は、まるで厄介者扱いの、憎まれ口。
こんな旦那さんに着いて行っても、大事な青春時代は台無しになります。
それでも、海外に行くと同意したのは お母様であるちゅんさんに、息子さん達はある種の同情があったのかな?とも
思ってしまいます。
本当に失礼な想像かもしれませんが、ご主人は離婚はする気はないと仰るけれど、異国の地で、家族支え合って
やっていこうとも仰っていません。
それならば、もういっそ、ご主人はお給料袋だと思って、暫く子供さんを育てる事に専念しませんか?
ご主人は、海外赴任を任されるくらいの企業戦士です。
ある意味、家族のことなんて、細かく考えていたら、仕事も出来ないところもあると思います。
これを冷酷と考えるか、夫留守で、晩御飯も手を抜けて楽でいいわと、考えるかです。
でも本当はちゅんさんは、とても甘えたで寂しがりなんでしょう?
息子が居ても、ご主人と一緒でないと、不安で仕方がないのではないですか?
ご主人は、こうして依存されるのが、嫌なのかもしれません。
離れていたら、浮気をされるかもしれないと、心配なのは判りますが、結局離れて暮らしていたら
信じるしかないのです。それで信じられないならば、諦めるしかないのです。
これは別れろという事ではありません。ご主人とちゅんさんとの関係性を少し違った物にしませんか?
暫くは寂しいだろうけれど、子供さん達を立派に育てる事に専念する。
そして子供が巣立つまでは、何かちゅんさんは自分磨きをして、夫がいなくても、何か楽しく生きられる・・・・
何か自信を持てるものを、身に付ける。趣味でも何でもいいです。
そして、子供さんが独立したら、その後はスーツケースを持ってご主人の元に行く。
そしたら、ご主人は、そんなに疎ましく思わないと思います。
今のちゅんさんであれば、日本に居ても海外に居ても同じで、ご主人に 「海外に来て周りの環境に慣れないから不安」
「子供が海外に友達が出来ないから不安」・・・・こうして何でもかんでも、ご主人に助けを求めていませんか?
これでは、夫婦というより、ただの依存です。
ちゅんさんの悩みは判らないではないですが、これはご主人の問題というより、ちゅんさんの問題かもしれません。
海外赴任の夫がいて、高給取りで、それでいて、ご主人向けへの夕食を 4年で15回しか作らなくていい・・・
こんな楽な事はない・・・って、いう風に考えられたら、もっと楽になるんですけど。
あまり寂しがりすぎると、夫婦2人でいても寂しい結果になります。
夫婦は一人ひとりが自立して、初めて本当の夫婦になれるんじゃないかな?
夫婦や妻であることも大切ですが、何よりも母親だと思うのです。
今しばらくは、少し自分を置いておいて、息子さん達のサポートをしてあげるのも
一つの生き方じゃないかな?
まだ暫くは思春期の男の子って大変ですから。
全く 私の答えが、ピンとはずれだったとしたら、謝りますね。
回答日時:2010年5月10日(月) 21:01 JST
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村越さま
何度も何度も先生からのアドバイスを読ませて頂きました。
ズバリ夫からこう思われてたんだと、やっとわかった気がしました。そう思うと、夫の行動、言動がどれも合点がいきます。
私は今まで、先生のおっしゃる 「夫を給料袋だと思ったらいい」 という考えが悪い事で、夫婦は支えあって生きてゆくものだとばかり思ってました。
でも、夫は違ったんですね~・・・ というか私が間違っていた?
私はもっと夫の支えになりたかったけど、必要とされない事がとても辛かったんです。
だから基本的に食い違ってたんですね・・・
これからは 「亭主元気で・・・♪」 で、いいんですね!!もっと気楽に生きてみます!!
ちなみに、私達が帰国したのは先月です。これから仕事探して自立できるように頑張ります!
「夫婦は一人ひとりが自立して、初めて本当の夫婦になれる」の意味を探してみます^^
先生のおかげで、ぱっと目の前が開けた感じになりました。
ありがとうございました。
| 40代/女性 | コメント投稿日:2010-05-12 |