休息の時間も必要ですね

江田 暁

こんにちは、ご相談ありがとうございます。
職場のことでお悩みということですね。

まずは内容から察すると、貴女はとても仕事に対する真剣さ、真面目さが伝わってきます。
携わる仕事の重要性や必要性も捉えているようですし、故に仕事の結果に対する評価も望んでいるのだと感じます。
ただ、どうにも辛いのが意識の足りない上司の存在ですね。どこの職場においてもよくあるパターンではないでしょうかね。

貴女のように仕事に真剣に取り組めば取り組むほど、理解できない上司や人間に対して結果的に怒りを覚えてしまうようです。
ただ、お気持ちはよく解ります。が、貴女も書いているように他の職場では一切そのようなことがないか、となればとても疑問ですよね。同じようなことが起る可能性も無いとは言い切れません。

または、広く世間一般においては、そのような理不尽なことが茶飯事的に起きているんだ、という認識に立った場合は逆にどのように対応したほうがいいのか、ということを考えた方が良いとも思いませんか。
ただ誤解のないように、そう思い対応するということは自分の仕事への姿勢や意識を否定し、低落させるということではありません。
仕事の精度は維持・あるいは高めつつも、そのような人への対処力を養うという意味です。
もっとも、この先永遠に上司とも限らないでしょうし、また何時か会社もそういった事態に気づき適正な対応をするかもしれませんし、そうでも思わなければ常にそういう環境への念を抱きながら自分が荒廃してしまう結果では、とてもじゃないと思うのです。

貴女の仕事への評価を、その上司が適正にできないだけで、社内にはちゃんと認めてくれる人がいると思えるならば、ご自分を信じて取り組む方向もありますよね。
その間は納得がいかないかもしれませんが、ご自身の仕事として、自分がきちんとやれている、ということで多少はカバーできる部分もあるのではないかとも思います。

以上のようなことを、今一度客観的に捉えるためにも、しばし心を落ち着ける時間を作ることが良いと思いますが、如何でしょうか。
気持が高ぶっている時にはせっかくの思考も上手くまとまりませんし、人への抱く感情を落ち着かせることもなかなか大変です。
ふと何も考えず、５分１０分でもリラックスし何も考えないよう状況を作ることで、それまでの自分を外から捉えられるようになります。

感情に対峙するのではなく、その時の気持ちが何故起ったのか、その原因は？
また、それに対してもっと自分ができることは無かったのだろうか・・などなど。

管理能力の無い上司を捉えて自分が怒りを覚えてみても、恐らく相手は何変わらないでしょうね。
だとしたら、怒る自分だけがつ辛くなるだけではないでしょうか。
その部分だけで言えば、そういう程度の上司だと思って、そう認識してあげる方が
ずっと気持が楽になると思いませんかね。
正しいことは正しくあるべきだとは正論かもしれませんが、それを通したとして自分の思いが達成できるかどうかは別問題ですよね。

働いて３年で機構が変わったということは、また変わる可能性もあるかもしれません。
今の気持ちを通して転職に移すのか、または上述のようなことを考えてみて、更なる対処をしてみてから判断するのか、ではないでしょうか。
また、今の仕事がお好きで、やることに意義を感じているのであれば、それを中心に考えて自分の仕事に集中する、という考え方もありかと思いますが如何ですか。

是非ゆっくりとした時間を作って、気持を落ち着かせてお考えください。

回答日時：2010年5月30日(日) 15:22 JST

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