相談&回答 |
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回答プロ:心理カウンセラー(うつ・人間関係・労働・教育) 渡辺 裕子
ご相談者:40代/女性
3年程前より 弟の離婚 仕事では管理職への昇進・パワハラ等によるストレスで心療内科に通院しております。
それでも タイトルに書かせて頂いておりますように 感情の起伏が激しく 家事が出来なかったり外出ができなかったりと・・・イライラもツノル事も多くあります。
職場では、何とか自分を保ち人様に迷惑をおかけしたり傷つけぬように最大努力しております。
そおかげか、職場での人間関係トラブルはありません。
実家には、離婚した弟が父母と同居しておりまして彼達家族が生活していた荷物も運ばれて保管されております。そのような生生しい状況の中 それを目の当たりにする事は、怖くてなりません。
孫を失った父母を見るそして励ますのが、娘として出来る事であろうと思いますが、それも怖くて出来ません。そんな 自分が嫌いですし責めておる日々の中 イロイロをネガテイブに捕らえてしまい落ち込んでおります。結果 引きこもり状態になっております。
最近は、仕事上でもミスもあり切ないです。
先日も 姑に細かい事を注意され家を飛び出してしまい 死にたい・消えたいと思ったこともあります。
死にたいとか消えたいと思うのは、時々あることです。心療内科の医師にも相談しましたが、さほど重要視されていない様子でした。医学的には そうかもしれませんが・・・自分の心は、風船のようです。
仕事にもやりがいも感じませんし・・・家に居る事すら辛い日もありまして とにかく 晴れない気持ちが
ずーーーーーーーーっと継続している状態です。いつもいつも弟の気持ちを考えてしまったり実家の事思ったり自分のだらしなさを思ったり仕事上のミスを思ったり・・・とにかく 塞いでしまいます。
何とか気持ちが楽になる良い手段は無いでしょうか?
お助け願います。
40代/女性 | 日付:2010年6月 3日(木) 15:20 JST | 閲覧件数: 5,118
こんにちは。心理カウンセラーの渡辺です。
弟さんの離婚、管理職への昇進など、環境の変化が重なったことがストレスとなってしまったのですね。その中でもお仕事続けているとの事、ほんとうにがんばっていらっしゃるのですね。
文面からは詳しいことは分からないのですが、お姑さんと同居で、仕事をしながら家事もこなしていらっしゃるのですね。
毎日行き着く島もなく、たいへんな日々を送っていらっしゃるのですね。
そのうえ、弟さんとご実家のご両親のことも考えて、心配していらっしゃるあなたはほんとうに優しい方だと思います。
そして、今はそのがんばってがんばって・・・の日々にいっぱいいっぱいで、疲れて、家事をしたり、外出をする元気もなくなってしまったのですね。でも、やらなけらばならない・・・
とてもお辛い毎日を送っていることとお察しします。
心療内科の先生にも自分の気持ちを分かってもらえず、良くあることと軽く済まされてしまい、あなたの心は行き場をなくしてしまったのですね。
心療内科にかかられた選択はとてもよかったと思いますが、今のままでは心は晴れませんよね。
そんなあなたに、一番のおすすめは、ゆっくり休んで心の元気を取り戻すこと。そして、その方法としては、心理カウンセリングを受け、心からあなたをサポートしてくれるカウンセラーを見つけることが一番の早道だと思います。
そして、状況が許すならば、仕事も家事も一休みすることです。
家事が苦痛ならば、家族に助けを求め、出来るだけ分担してもらい、やらなくてもいいような状態にもっていきましょう。
外出したくなければ、しなくてもいいので、うちでゆっくり休みましょう。
そのためには、ご家族にあなたの状態を良く知ってもらう事が必要不可欠です。
ただの怠け病ではなく、心療内科で治療をしている心の病なのですから、ご家族全員にあなたの病を理解してもらうため、できればご主人やお姑さんと一緒に一度心療内科に付き添ってもらって、先生からあなたの病状を話してもらい、協力するように伝えてもらいましょう。
そして、あなたも、家事をしなくても、外出しなくても何とかなるさ。体勢に影響はない。と思って、やりたくない時は、思い切って放棄しましょう。
今の世の中、外食でも、店屋物でも、コンビニ弁当でも、食べるものはありますし、掃除も洗濯もあなただけがやる必要はないのですから。汚くて文句を言う人がいたらその人にやってもらえばいいし、やってもらったら「ラッキー」と思ってください。
出来ないことに自己嫌悪する必要は全くないのです。あなたは、いま心が疲れて出来ない状態なのですから。体が病気で何も出来ない状態と同じです。
そして、そういう感情が浮かび上がってきたら、それはニセの感情ですから、それに惑わされないようにしてください。
「ああ、またこの感情が来た来た・・・惑わされないようにしよう・・・」
と自分の気持ちを客観的に見つめてください。
それと、もう1つ、弟さんと、ご実家のご両親のことですね。
まず、あなたが心の元気を取り戻せば、弟さんやご両親の力になることも出来るわけですから、今はそのご家族のためにも、自分の心の治療に専念しましょう。
そんな事を言っても、いろいろ考えてしまう・・・
優しいあなたはそう言うかもしれませんね。
そんな時はこの言葉を思い出してください。
『過去と他人は変えられない』
心理学ではよく言われる言葉です。
あなたがいくら弟さんのことやご両親のことを考えても、それで皆さんがよくなりまか?幸せになりますか?
もし良くなるなら、いくらでも心配してください。
あなたがいくら心配しても、弟さんには弟さんの人生があるし、ご両親にはご両親の人生があり、あなたが代わることは出来ません。
そして、あなたの人生もあなただけのもの。主役があなたの人生。どう生きるかはあなたの自由。あなたが好きなように楽しんで生きればよいのですよ。
あなただけ、思い悩んで苦しむことはないし、実家の皆さんもそんなことは望んでない。むしろ、ご両親はあなたの幸せを望んでいるはずです。
あなたが今出来ることは自分の人生を生きること。
そして、今必要なのは、休養して、心の元気を取り戻すこと。
長い人生、たまには立ち止まって、休養することも大切ですよ。
そうすることで、今まで見えなかったいろいろなことが見えてきますよ。
最初にもお伝えしましたが、もし、自分で気持ちが楽になるのが難しいようなら、心理カウンセラーを探してみてください。心療内科でカウンセリングを併設しているところもあるので、そういうところを見つけて転院するのも良いかもしれません。
もし、お近くでカウンセラーが見つからないようなら、私でよければ電話でのカウンセリング(有料になりますが)も受け付けておりますので、お気軽にご連絡くださいませ。
最後に、一日でも早く、あなたの気持ちが晴れ、楽になることを心よりお祈りしています。
回答日時:2010年6月 5日(土) 01:03 JST
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ご丁寧なお言葉ありがたいと思いました。ありがとうございます。
先生のアドバイスを元にまず 夫と相談してみますね。
自分1人で背負える内容でない事も再確認でき ホット致しました。
気持ちの中の雲から僅かな隙間が見えたような気持ちでおります。
それでも後日 先生に連絡するかもしれません。その際は、お世話になりますが
宜しくお願い致します。
他人と過去は変えられない・・・ですね。
| 40代/女性 | コメント投稿日:2010-06-05 |