養育費に時効はありませんから請求は可能ですが…

中野 浩太郎

基本的に、養育費の時効はございませんので
請求は可能だとは思いますが

養育費の払い方の方法に関しては５年間と言う時効があります。
つまり３万円ずつ合計６万円と言うのは白紙に戻す感じですね。

また、ご相談者様が再婚時に養育費を止めていることになりますので
そこで協議があったとも言えます。
その時に、書面のやり取りがあれば証拠になるでしょうね。
多分、口約束の可能性がありますから
請求しても、水掛け論になるでしょうね。

後、大事なことは、養育費の減額や免除の要件に
権利者の再婚があります。
再婚すれば、お子様も養子縁組されるのが普通ですし
新しい養育者（今回の件ですと新しいご主人）ができた訳ですから
一般的な話をすると、新しいご主人に気を使うとか関係なく
ほとんどが免除の形になっています。

もし、請求するとしても、新しいご主人の収入も入れての
算定になってきますから
３万円ずつと言うのは難しいでしょうね。

調停になるとすると、かなり欲張りな方と思われて
ご相談者様にプラスになるかは疑問です。

とは言え、請求してみるのも手だと思います。
仮に、現在もお子様たちと前のご主人の面接交渉などがあれば
話は簡単かもしれません。
そう言うのが全くないと、もめる可能性はあります。

やり方としては、かなり負担の少ない養育費の額を
内容証明等で請求してみることかもしれません。

難しい案件とは思いますが、当事務所でも内容証明の作成は
しておりますのでよろしければご依頼下さい。

現在のご主人が、失業等でお困りなら可能性はより
あるかもしれませんね。

詳しいご事情があれば、当事務所の１，０００円メール相談等
ご利用下さい。

よろしくお願い致します。

回答日時：2010年6月 4日(金) 11:27 JST

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