住宅ローン名義

佃 泰人

ご相談ありがとうございます。

住宅ローンの名義について色々悩んでいるようですね？

住宅ローンの名義を誰にするかと言うことは・・・
住宅ローン名義＝お金を誰が出すか＝土地や建物の所有者名義
をどうするかということと、一体になりますので、整理しましょう。

会社名義にするなら
土地や建物も会社名義として会社がお金を出して住宅ローンを組む状態になります。この場合、相続（ご主人が亡くなった場合）等が発生すると、会社名義ですから土地建物は、即座にご相談者の相続とはなりません。
ご主人がその会社を継いでいて、その会社の株式を相当数保有していれば、その株式を相続しますので、会社経営の実態を掌握する形になります。その時に初めてその土地建物について処分の判断ができるようになるのではないでしょうか？
つまり、ご主人に相続が発生したら、相続するものは会社であり、その会社が保有する資産としての土地家屋をどうするか？と言う風になります。

順番的には、失礼ながら義父母の方が早いのでしょうけど・・・この場合はご主人に置き換えて、ご主人のご兄弟等での相続となります。



ご主人名義にするなら
ご主人が住宅ローンを組み、ご主人名義で土地建物を購入するなら、好きな場所に好きなものを建築可能ですが、大きな住宅ローンを組むことになります。
ご主人名義であれば即座に相続財産となり、ご相談者の判断で処分も可能でしょう。

これらは、土地建物が、以前から経営している会社を兼ねるとなると、宗教上の理由云々より、会社としての住所変更等から関わってくるのではないでしょうか？
会社として移転できる・出来ないによって根本的な条件が変わって来ると思います。

また、ご相談者がどのような状況を「得」と感じるかによっても、状況は異なってくるでしょう。

同じ宗教を信仰していないのであれば、そのような理由でなく、しっかりと自分達夫婦がどのようにするかを考えてみるチャンスとも言えます。
住居的な独立と言うのも選択肢に入ってこそ、ご主人名義で土地家屋の購入＝住宅ローンという話しになると思います。

よく、ご主人とご相談いてみてはいかがですか？

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回答日時：2010年6月14日(月) 15:52 JST

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