相談&回答 |
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回答プロ: 加藤幹夫
ご相談者:40代/女性
はじめまして。
貸したお金を返してほしく、小額訴訟を起こそうかとも考えています。ただ、どのような手続きが必要で、訴訟が有効なのか、分かりません。アドバイスをお願いします。
昨年末よりお付き合いしていた男性に、約45万貸しています。
詳細は、キャッシングにて約46万、現金にて18万、振込みにて2万3千、ETC利用料金5万8千です。
返金は、最初のみ約束どおり(期日は少し遅れましたが)15万返金してくれましたが、そのあとはいろいろ理由をつけ、遅れてました。その後、結局返してくれたのは、4回に渡り計12万5千円です。
5月末より連絡も無くなり、困っています。
返金依頼のメールとファックスは何度か送っています。
借用書などは無く、口約束です。
証拠となりそうなものは、
キャッシング利用明細
彼への振込み明細(通帳)
彼からの入金明細(通帳)
ETC利用明細(彼の近所の高速入り口を利用)
私から彼への、返金依頼のメール
「・・・お金を作りに走ります・・・」という彼からのメール
「・・・・3万くらいなんとかなる?・・・・・至急振り込みしてくれないかな?・・・・今月末からしっかりと返済できるから・・・」という彼からのメール
「毎月末、5万ずつ返す約束 8~9ヶ月 ・・・・ そのとおりにするつもりです」という彼からのメール
メールは、小額訴訟を起こす場合に証拠となるのでしょうか?
口約束では、勝ち目はないでしょうか?
返してもらうために、どのような行動を起こせばよいのでしょうか?
もう、彼の事、お金の事で、ずっと精神的に経済的に苦しめられています。
たかが、45万ですが、我が家にとっては大変貴重な生活費です。
いろいろ思うと、悔しくて情けなくて、裏切られたことに彼を恨み、毎日辛いです。
このまま無視され、泣き寝入りでしょうか。
ただ、お金を返して欲しい、それだけです。
どうぞ、どんなことでも、アドバイスをお願いいたします。
40代/女性 | 日付:2010年6月24日(木) 22:40 JST | 閲覧件数: 4,853
行政書士の加藤です。
口約束であっても証拠を固め、少額訴訟(訴額60万以下の金銭債権)を提起することは可能です。
まずはこれまでのいきさつ、貸し付けた金額を整理して相手方に内容証明郵便を送付しましょう。内容証明郵便とは、どのような内容の郵便を誰にいつ送付したのかを郵便局が証明してくれる特殊な郵便です。これを送付して、相手方の出方をみましょう。相手方が誠意ある対応をしない場合は、少額訴訟を起こして戦うべきだと思います。その際には有力な証拠になるでしょう。
少額訴訟でも訴状を作成する必要がありますが、簡易裁判所には少額訴訟用の定型訴状用紙が用意されていますので心配する必要はありません。
また、少額訴訟の証拠調べは、すぐに取り調べることができる証拠に限られています(書証・当事者本人の供述等)ので、前述した内容証明郵便の控え等を証拠書類として提出します。また、質問に書かれていたキャッシング明細その他の書面写しを補足メモをつけて提出してください。
泣き寝入りせず、戦う姿勢が重要です。頑張ってみてください。
回答日時:2010年6月27日(日) 12:34 JST
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早速のご返答有難うございました。
もう少し様子を見て、まずは内容証明郵便を送ってみようと思います。
貸したものは返してもらえるよう、人としてすべき事に気づいてもらえるよう、
いろいろ考えると苦しくもなりますが、頑張ってみます。
本当に有難うございました。
| 40代/女性 | コメント投稿日:2010-06-27 |