住宅ローンの問題

佃 泰人

ご相談ありがとうございます。

お返事が遅くなりましたが申し訳ありません。

さて住宅ローンが組めるかどうか？

これは取り扱い銀行によって異なりますが・・・
現状での借入上限としては年収の５倍程度が目安ではないでしょうか？
４８０万円×５＝２４００万円程度と考えられます。

ご指摘のように、そこから前持ち家の住宅ローンの残債分１６００万円が差引かれると借入は８００万円程度が目安ではないかと思います。

あくまで、理論上の目安であり、実際は銀行の審査によります。

前妻の名義の家とはいえローン自体の名義はご主人であり、いわゆる物上保証に近い形でしょうから、現在の年収から既存の住宅ローン分を差引いて考えるようになると思われます。

私は、不動産仲介するものとして、無理した住宅ローンは長続きしないし生活がギリギリでは楽しい我が家にならないと考えますが・・・

幾つか方法があるとすれば・・・
ご相談者ご自身はお仕事はなさっていないのでしょうか？
お仕事していると、ご夫婦の収入合算なども有り得ます。これにより、借入金額の上限が上がれば、もう少し借りれすることができるかもしれません。

後は、あまり勧めませんが、住宅の売主が不動産会社等で多く見られる提携ローンなどの利用により、比較的審査のハードルが下がるケースがあるように感じます。
金融機関も住宅ローンの事故（滞納や返済不能）等を避けたいのですから、飛び込みで金融機関にいくよりも、若干可能性が高いと思われます。

但し、無理をしての住宅ローンは決して行わない方が賢明です。
マイホームを欲しいのは分かりますが、無理をしてその後の生活を切り詰めれば何とかなると言うのが楽しい生活になるとは思えませんし、長続きしないと思いますよ！
しっかりと貯金をしてみる時期だと思ってみてはいかがですか？
諸費用や頭金、自己資金の比率を高めることも重要です。

後は、互いのご両親に援助してもらうなどの方法もあります。

購入後３０年とかの長期にわたるローンですから、焦らずに！

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回答日時：2010年7月 1日(木) 13:53 JST

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