相談&回答 |
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回答プロ:カウンセラー 江上 智子
ご相談者:40代/女性
生年月日を載せましたが、生年月日の部分は公開しないでください。)
中1から部活動以外の学校への登校を渋りがちだった息子ですが、中3になり進路を考えたい時期です。
登校渋りは中1の6月からで、「痛いとか苦しいとかがあきらめられたら死にたい」と、ある日突然、言われ、学校に相談してきましたが、うまくつながらず、ほかの生徒指導問題や忙しさのため、先生からは息子への対応が難しいということで、「部活に出られるのならいいではないか」「不登校なのは本人のせい」といった対応どまりでした。
それどころか、2年生のときには特別支援員を学校に入れるために息子の名前を勝手に教育委員会に報告しており、支援をするためのスタッフが、一人ついたのですが、息子にではなく、学校の雑務をしていました。
親は、2年生の終わりになってこのことを知り、実態を教育委員会、学校におかしいと言いに行きましたが、心ある先生方にのみ伝わるけれど、なにも状況が変わりません。臨時講師の先生だけが、部活を見ています。
この件にさかのぼって、母親である私への中傷もあり、前校長からは「だから子供のことは相談できなかった」というような言われ方をされました。
相談を聞いてもらっていた公的機関の方からも「あなたが議員の娘であればこんな人権無視な対応はされていない」また、カウンセラーからも「お母さんがPTSDかもしれない。(でも体が丈夫過ぎてうつになれないタイプ)問題、不安が怒りに変わっている。(私の両親は他界)ご主人のおうちに「ありがとう、ゴメンナサイ」を言いなさい」と、言われ、できるアドバイスにはこたえながらも、息子の問題には、何の進展もありません。
学校からは、中3になってから連絡が来るようになりました。でも、教室には入れず勉強もしないま、高校の体験入学の案内の締め切りをその当日に持って来られて、話し合いや、事前の打ち合わせがなければ、十分に考えられないのです。
学校とよい関係を作って、子供を支えるには、独り立ちさせるには、どうしたらいいかアドバイスをください。
40代/女性 | 日付:2010年7月10日(土) 18:47 JST | 閲覧件数: 2,597
ばにらさん
ご相談ありがとうございました。
お子さんのこと、学校のこと、いろいろと悩まれていらっしゃる様子伝わってきました。ご心配ですね。
ご相談の内容はとても深く、お子さんが登校を渋られている原因などきちんと詳細をお伺いしないとお答えが難しいように思います。
ですが、私のやっている気学で今見られる範囲でまずはお答えさせていただきますね。
お子さんの生年月日からみた性格は、繊細で本音を言えずにストレスを抱えたり、ひどい場合は外に出られなくなるという傾向をお持ちです。親しい友人や家族の存在がとても大切で、そういう対象が見つかれば、そこで気持ちをわかりあえたり、安らぎを感じたり、笑顔になれたりするのですが、人間関係に恵まれないとどんどん内側に閉じこもっていってしまうのですね。
ですから、お子さんが良い方向に向かうためには、そういう「人」の存在がポイントとなるのだと思います。
そして、ばにらさんは、お子さんが気になるあまりに、もしかするとお子さんの一番触れて欲しくないところに入っていってしまったり、お子さんを抱え込んでしまったりという傾向があるのではないでしょうか。
もちろん、母親として、そういうことはよくあることだと思います。ただ、今の息子さんにとっては、かえってそれが追い詰めてしまうということもあるかもしれません。
できるだけ、自分ひとりでこの問題を解決しようとせずに、他の方、息子さんが心を許せる誰かを介在させることが重要だと思います。
ただ、お子さんのこの苦労は決して無駄にはなりません。何か乗り越えるきっかけをつかめたら、その後は、きっと強さを持って生きていくことができる運勢も持っていらっしゃいます。苦労した方が大成するという運勢の持ち主なのです。
ですから、ここは少し我慢の時。よきアドバイザーを見つけて、ばにらさん自身があまり口出しせずに対処してみましょう。
それから、ばにらさんは、家の中を居心地よくする工夫をしてみましょう。
美味しい食事を用意したり(食べてくれないこともあるかもしれませんが根気よく)、家の中に花を飾ってみたり、きれいに掃除をしたり。口出しはせずとも、そうやって家を少しでも居心地良くすることは、今の息子さんが心を落ち着くためにとても大事なことなのです。
そして、心が落ち着いてくれば、時間はかかるかもしれませんが、自分で立ち直る力が少しずつ湧いてくると思います。
今はサナギの時期。息子さんも自分ではコントロールできない悩みに苦しんでいるのです。でも、その殻は環境さえ整えてあげれば、自分で破ってきれいな蝶になることができるのではないでしょうか。周りの人が無理に殻を破ったら、蝶にかえることはできないのですから。
そして、息子さんがその壁を乗り越えた時、きっとばにらさんとの関係もとても良いものになって行くのだと思います。
江上夏海
回答日時:2010年7月11日(日) 10:15 JST
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さっそく、ありがとうございました。
あたっているところと、そうでないところとがありましたが、短いメールの相談ですので、仕方ないですね。
人とのかかわりの中で、今、さなぎの時期なんでしょうね。
それは、イメージできます。
抱え込まないことも、その通りです。
受験がなければ、悩まないことですが。
でも、本当に、ありがとうございました。
| 40代/女性 | コメント投稿日:2010-07-11 |