会社債務の連帯保証人取消について

ご相談者：40代/女性

夫はある中小企業の役員をしていましたが、業績の悪化が原因でうつ病になってしまいました。Ｈ１８年の12月には酷くなり会社を休職。（退職を申し出ましたが、受け入れてもらえませんでした。）翌1月には入院するほどになり、なんとか2月に退院してきたものの、あきらかに治っていない状況でした。3月に社長に呼び出され６０００万円もの会社債務の連帯保証人になってしまいました。しかし、病状は相変わらずで起き上がる気力もなくなり、4月には退職をしています。（約20年勤務するも退職金もありませんでした）
このたび、信用保証協会より、催告書が届き、私の知るところとなりました。
今はだいぶ良くなってきたとはいえ、うつ病の通院を続けており、現在は2年前にようやく社会復帰（とはいえ、賃金の安いタクシードライバーです。）し、共働きでぎりぎりの生活をしています。
今、差押を受けても約2年間の無職中に預金は使い果たし、住宅ローンが残った持家があるだけです。

本人は自分が判をおしてしまったのだからしょうがないと落ち込んでいますが、私としては、あのようなうつ病の酷かった時期に、追い詰められ、「断る判断などできなかったのでは？」「社長もうつ病のことを知っていたのに、利用されたのでは？」とか、連帯保証人となった翌月には退職し会社との縁も切れて、「会社の保証人となる意味もなくなってしまったのでは？」と理不尽な気持ちでいっぱいです。その会社は、現在社名を変えて現存しています。

このような状況で、私としては弁護士さんに「連帯保証人の無効」手続きができないかと思っているのですが、専門家の方から見て、難しい状況でしょうか？
破産手続きしか方法はないのでしょうか？
退職後も、社長からは、○○君には迷惑がかからないようにするから、安心してと言われ、今回の現実に夫婦でショックを受け、夫の病気が悪化しそうで、不安でたまりません。

どうぞ、アドバイスをお願いいたします。

40代/女性 | 日付：2010年7月24日(土) 23:24 JST | 閲覧件数: 6,512