一度は通る道かもしれません

川崎 ノブアキ

心理トレーナーの川崎です。

ご相談有難うございます。
不満はないけど、これから先の人生を考えたときに
転職しようか、どうしようか迷われているのですね。

あまり個人的な主観はいけないのでしょうけれど
「あるある。」と一人うなずいてしまいました。

職場に執着し続けようという気持ちと違い、
これからの人生を見つめ、前向きに生きようとするあなたに対して、
私はすばらしいと思いましたよ。

いつも言うことなのですが、
転職をしたいのなら、すればいい。
しかし、そのことを考えたときに葛藤や足かせを感じるなら
その部分は何かを見つめてほしいと思っています。
辞めたいけど辞められない原因を丁寧に見つめたとき
もしかしたら、仕事は好きだけど、
一部の小さな部分から逃げているだけということに気付くかもしれません。

もしその原因が分かれば、勇気をだして、そのことを解決すれば
別に辞める必要はありませんからね。

純粋に将来を見つめているのなら、一度振り返ってほしいのですが
あなたはいまの職場でどんなことを学びましたか？
これはスキルだけでなく、職場の風土、人間関係
マネージメントなどなど。
いまの職場にいたからこそ学べたものを感じていますか？

業務と仕事は違います。

業務を通して自分が成長し、その成長を通して
どれだけ職場に貢献したのかが仕事だと思っています。

次に転職するとしたら
より良く貢献できる場に向かっていくのが理想と思っています。
それが円満退社という言葉になります。

ところが、これまでいた職場で学んだことは無関係。
次の場所でどんな貢献がしたいのかが曖昧でいたまま転職したとき
転職しなければよかった・・・と後悔しか残らなくなります。

難しく書いていますが、
あのときのあの経験があったから、
いまの私の人生に大きく影響を与えているんだ。
そのことを今の時点で思えているかどうかだと思っています。

その思いが少ないのなら、もう一度職場で得たものをたくさん集めて
感謝していく時間を作ればいいかもしれません。
意外にたくさんのものが見つかるはずです。

どうしても辞めたいのなら、新天地に向けてこれから必要なものを
いまの職場で得るというのも方法です。
これまではデザインしか見えなかったものが
新天地に必要なスキルとして、
マネージメントやコミュニケーションがあるかもしれません。

それを得ることを意識してみると、いまの職場で
毎日新しい発見ができるかもしれません。
日々新しい発見が出来ると、仕事への楽しさが倍増します。

楽しくなれば辞めたいという気持ちは少なくなりますが
どうしても辞めたいという思いが強くても、
いまよりは能力が向上して新天地に行くことができます。

何がいいたいのかというと、
ついつい慣れてしまって狭くなっている仕事の視野を
これを機会に広げてみてていかがですか？ということです。

「へぇ～」

「なるほど」

「あっ、そうか」

「面白いな」

「楽しいかもしれない」


こういう口癖が出ることを意識してみる毎日を通して
もう一度辞めるか辞めないかを考えてみてはいかがですか？


メールでは限界あるので
一度スカイプを通してセッションをしながら
セルフプロデュースのお手伝いをさせてくださいね。
希望されるなら応募ください。

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回答日時：2010年8月17日(火) 00:21 JST

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