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回答プロ: 野崎 るみ花
ご相談者:40代/男性
はじめまして、よろしくお願いします。
41歳の男性ですが、10年間神経症、うつ病、統合失調症と悩んでいます。
努力はしていますが、前方向に向かず悩んでいます。
問題点を改善して、行動していますが、どうすればよいのか悩んでいます。
去年に比べ運気は良くなっていますが、まだまだ前方向に進めず、悩んでいます。
10年間、精神病で悩み、特に就職や出会い、仲間、家族との絆について、非常に悩んでいます。
良い運気を運ぶには当然本人の努力が一番開運につながると思っていますが、良いアドバイスがありましたらお願いします。
こちらの日常状態をお伝えさせて頂きます。2010年8月5日(木曜日)
体調状態
気力のずれによる異常発汗(通常の汗と違い、冷や汗感覚、丹田に力が入らず、気持ちだけで体を動かしているので疲れる) 筋肉に力が入ってしまい、柔軟体操をしていないのでこわばる感じです。
周囲とのコミュニケーション不足を強く感じる(自身の気力不足)
抑うつ病の症状
1.本人の言明か、他者から観察されることによって示される抑うつ気分
周囲の人の対応に反応してしまい、自信を持ったり、なくしたりと躁鬱状態が激しいです。
家族や今後のことを考えいているが、余裕が見られずどうして良いのかわからない状態です。
2.一日中の活動における興味、喜びの著しい減退
興味は、ゲームや家電品に興味はありますが、仕事もしておらず、体力や気力を使ってないので、我慢
をしていている状態です。
3.主な食事
朝 (おくら・さんまの揚げ焼き物・茄子の挽肉和え・味噌汁(玉ねぎ、じゃがいも)、キャベツ)
昼
(納豆・ごま豆腐・エリンギと玉ねぎのオリーブオイル炒め(自作)、焼きさんま・ゴーヤと卵炒め)
4.毎日の不眠または睡眠過多
睡眠は午後22時~午前6時頃(睡眠時間8時間)睡眠は何も考えないと普通に寝れます。
薬で寝かされている感じもなく、普通に寝ている感じでもないです。
5.毎日の精神運動性の焦燥(しょうそう)または制止
体力の消耗の焦燥感はあります。通常に比べ、心肺機能は通常ですが、筋肉にかかる負担が大きいです
6毎日疲労性、または気力の減退
朝は今までは5時から6時ごろ目が覚めますが、ウォーキングをしようと思っていますが、何とも言え
ない
7.ほとんど毎日の無価値観、または過剰であるか不適切な罪責感
本当の意味での自分自身の価値観に対して、評価が低かったり、価値観があったり不安定です。
8.思考力や集中力の減退、または、決断困難がほとんど毎日認められる
低下を感じます。集中力もない状態です。
9.死についての反復思考、特別な計画はないが反復的な自殺念慮(ねんりょ)、自殺企図、または自殺するためのはっきりとした計画
以前に比べればほとんど無いです。
1.自尊心の肥大、または誇大
たまに意味のない自信を持ったりします。
2.睡眠欲求の減少(たとえば、3時間眠っただけでよく休めたと感じる)
昼寝をしたときには休めた感じがします。
3.普段より多弁であるか、喋りつづけようとする心迫
普段一人でいるので、話し相手がいるとよくしゃべります。
4.観念奔逸(ほんいつ)、またはいくつもの考えが競い合っているという主観的な体験
一定の観念がなく、周囲の状況や、その時に感じた気分で話をしてしまう。
5.注意散漫(すなわち、注意があまりにも容易に、重要でない関係のない外的刺激に転導される)
やるべき事を優先する前に、目の前の誘惑または行動しようとしているのに何故か目の前の誘惑に惑
わされる
6.目標志向性の活動の増加、または精神運動性の焦燥
体力に対して気にしています。体力はつけばつくほどよいと思っています。
7.まずい結果になる可能性の高い快楽的活動に熱中すること(例えば、制御のきかない買い漁り、性的
無分別、馬鹿げた商売への投資などに専念すること)
ゲーム・性的欲求・買い物漁り・ばかげた商売への投資はほとんどあてはまります。
1 何かをする時いつもより集中して
③いつもよりできなかった
常に行動するに当たり、集中して行動することができず悩んでいます。
2 心配事があり、よく眠れないようなことが
③あった
ここ何年か、頭を空にしないと寝れません。何も感じず寝ることで普通に寝ることができます。
3 いつもより自分のしていることに生きがいを感じることが
④全くなかった
仕事などの前向きになれる事、自分を忘れるほど集中する作業がないため非常に苦しんでいます。 趣味ではなく、やりたくない作業に没頭することができれば非常に楽になると思います。
4 いつもより容易に物事を決めることが
③できなかった
常日頃から、優先事項を考えていないので、つまづくことがあります。
5 いつもストレスを感じたことが
④よくある
何年もの間ストレス常につきまとって、熟睡できない状態です。
以上ですがよろしくお願い致します。
40代/男性 | 日付:2010年8月16日(月) 14:11 JST | 閲覧件数: 3,556
はじめまして、心理カウンセラーの野崎るみ花です。
ご相談下さり、ありがとうございます。
10年間神経症やうつ病、統合失調症の症状に苦しんでこられたとのこと、大変お辛い中、少しでもよくなろうと努力されているのは素晴らしいことだと思います。うつ病などの回復にはお薬による治療に加え、やはり“自分で治していく”という気持ちも大切になってきます。症状はよくなったり悪くなったりを繰り返すとは思うのですが、そんな中でもやれることや、やりたいことは少しづつ、できる範囲で取り組んでいかれると回復につながっていきます。 ゆえにゲームや家電品など、興味のあることは我慢せずに、楽しいと思えることはやっていかれてもよいのではないでしょうか。
感情が不安定であったり、気力や集中力がなかったりするのは病気の症状によるものだと思いますので、抗うつ薬などである程度は改善できるかと思います。
ただ太陽光さんの場合、躁状態もかなり見受けられますので、すでに服用されているかもしれませんが、抗うつ薬に加え、気分安定薬や抗精神病薬の処方も必要になってくるかと考えられます。専門医の診断のもと、適切な投薬治療を続けられることをお勧めいたします。
その上で食事は和食系統のものを、なるべく3食とられるとよいと思います。(和食はうつの症状によいとされています)
睡眠に関しましては熟睡感がないとのことですので、長時間ぐっすりと眠れるタイプの睡眠薬を処方してもらうとよいのではないでしょうか。今は様々なタイプの眠剤がありますので、これも一度医師にご相談ください。
何も考えないと眠れるとのことですので、就寝前はできるだけリラックスできるように、お風呂にゆっくり入って、マッサージやストレッチなどで体をほぐしたり、静かな音楽を聴いたりしながら床につかれるとよいのではないでしょうか。もし何か考えてしまう場合には、試しに寝転がって目を閉じ、
「気持ちが落ち着いている」 と心の中で何度も繰り返し、
① 両手、両足が重たい
② 両手、両足が温かい
と呪文のように頭の中で繰り返し、唱えてみて下さい。 これは自律訓練法といいまして、神経症性障害などの治療に有効なリラクゼーショントレーニングの一つです。緊張感や疲労感の解消、回復に役立ちますので、一度試してみて下さい。
またウオーキングなどの軽い有酸素運動は、うつ病などに大変有効なので、できれば1日30分以上、取り組まれることをお勧めいたします。(ウオーキングの他にヨガもお勧めです。本屋さんでDVD付きのヨガの本が売られてますので、試してみるとよいかもしれません) 抑うつ症状に有効なだけでなく、体力もつきますしよく眠れるようになるかと思います。 これらのことは”楽しんで、気持ちよく“行うことが大切です。無理せず、やれる時に少しづつ取り組んでいって下さい。
太陽光さんは規則正しい生活をされているようですので、あとは適切な投薬治療の継続と、軽い運動やリラクゼーションの実施でかなりよくなっていくのではないかと思われます。
その上で少しづつ、好きなことややれそうなことに取り組んでいかれると、よいのではないでしょうか。(デイケアや作業所などに通われることも考えてみてはいかがでしょうか。地域の保健センターや精神保健福祉センターなどで紹介してもらえると思います)
なかなか思うようによくならないと焦ってしまうかと思いますが、太陽光さんが少しでも回復されていくことを心より願っております。
回答日時:2010年8月17日(火) 20:55 JST
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野崎先生ありがとうございます。
前向きになれました。
アドアイスを参考にがんばります。
本当にありがとうございます。
| 40代/男性 | コメント投稿日:2010-08-18 |