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回答プロ:夫婦問題カウンセラー 村越 真里子
ご相談者:50代/女性
はじめまして
熱意のこもった今までの回答を拝見しご相談申し上げます。
HPも拝見させていただき その中に”離婚の可能性は蓄積されてゆく・・・こんな悪循環を繰り返して「いつか家庭が壊れるかもしれない」という漠然とした不安感がいつも渦巻いていました”と書かれておられるのを
何か自分のことのように思えます。
それぞれ違う人生ですが不安感が悪循環を招く元凶のようになってしまうものだなぁと今感じております。
変わった夫で振り返ると子供は成長したけれど 夫はそのままという気がします。
機嫌をとらないと どうしようもなくなる人で どう説明しようか迷ってしまいますが
子供に対してもしつけのようなふりをして必要のないことで怒ったり怖がらせることで
自分を認めさせようとしているようなところがあります。
子供と一緒に遊ぶというより実は子供を口実に本人が遊んでいたので 幼い間の子供にとっては
時々変に怒るし なんだか普通と反対のことを言うけど。。。〔子供は親を良く思いたがるということに
救われていたのかもしれませんが〕お父さんとして認めていたのでしょう。
ただ 大きくなるにつけ夫の異様さを敬遠するように。。
そして 子供に ある事件が降りかかり 夫の言葉に愛想を尽かし 冷めた関係になりました。
夫はある意味幼稚で私がもっと大人になれれば 何とかやっていけるはずとは思うものの
思いとは裏腹に夫に対して軽蔑の言葉 非難 いままで言わなかった言葉が出てしまいます。
実は私 とっくに更年期は過ぎて もう何年もたってるから何にも無く過ぎたと思っていたのですが
どういうわけか エストロゲンが減っていなくて 今まさに更年期だとお医者様に言われました。
時々来る 動悸それに伴う不快感と不安感 それも私を冷静にさせないひとつの要因です。
ただ 私のような場合はホルモン補充も無駄らしく 一人で戦うしかないようです。
またいろいろ相談したお医者さんにも 夫のストレスが大きな要因といわれました。
そして あるお医者さんに夫のことで相談したとき そういう夫は当たらず触らず暮らさないととも。。。
そんな状態の中 定年を迎え 15万しか渡さなくなりました。
夕飯を作らないならもっと減らす働くならお金要らないだろうとも。。
その上 夫は好きなことをして。。。私もそういうお金を頂戴というと 子供に貰うように言ったのです。
また今は 退職金の半分の預金を私が 管理しているのを理由に15万も渡さなくなり
今わたしは夕飯も作っていません。
田舎暮らしが夢らしく そのためのお金をためているようにも思えます。
しかしもう65になりそんなことをして何になるのか 。。
ただ 子供が幼いころそれを実現しようとしたことがあり〔私たちを僻地に住まわせ自分はそこから働きに行く〕やりかねません。
子供が幼いころの話は その僻地を売ろうとした人が奥さんが反対なら売れないといって終わりました。
先が不安ですが こんな夫と今までやってこれたのは 子供の明るさや不安感より前向きな気持ちが強かったから。。。そう思うと 私の暗い今の気持ちが元凶のようにも思えるのです。
夫のしていることを笑ってみていることが出来れば解決するのに(???)
明るくパワーをくれた子供が愛想を尽かしてしまったのも 家を暗くしています。
堂々巡りの 袋小路からでられず どんどん悪くなっていくようです。
長文で申し訳ありませんがよろしくお願いします。
50代/女性 | 日付:2010年8月17日(火) 17:18 JST | 閲覧件数: 2,935
お返事遅くなり申し訳ございません。hayamimichanさん
[夫のしていることを笑ってみていることが出来れば解決するのに(???)]
と、有りますがはたして、そうでしょうか?
ここをお読みすると、ちょっと昔、騒がれた「2007年問題、熟年離婚」そのもののような気がします。
そしてこういう男性は今後益々老後に向かってお金に執着し始めます。
退職金の半分をhayamimichanさんが管理されている事は、関心します。その調子で続けて下さい。
そもそも退職金というのは、老後いつまでも、健康でいられるという保証はなく、治療や介護のために手をつけずに
取っておく物です。
でも、日頃の生活費を頂けず、この退職金を崩しているなら、いずれ底尽くでしょう。
これはご主人は自分の退職金はちゃっかり残したままで、おまけに年金のいくらか?は残し、せっせと貯金に励んでいるのでしょう。
そして妻に渡した退職金の半分は確かに財産分与のような感触を受けますが、実はここをhayamimichanさんが生活費に当てているという事は、ご主人は一旦渡した財産分与を取り返しているような物です。
つまり、悪く言うとhayamimichanさんの万一離婚した時に渡される財産分与をもう一度ご主人に返しているようなものです。
これで、もし、hayamimichanさんがすっからかんになった場合、離婚すらできません。
もちろん、hayamimichanさんは離婚なんて、考えておられないとは思いますが、あえてここで離婚の事を言ったのは
結婚生活を添い遂げたいと思っても、それが出来ない場合があるのです。
例えば、年齢的なことを考えると、将来、健康を害するのは順番からすると、ご主人だと想定しましょう。
その時は、hayamimichanさんは自分の手持ち金もなく、介護に明け暮れるのです。心身ともにヘトヘトになっても
ご主人は介護保険で介護できても、病気ではないhayamimichanさんが、自分を癒したり、温泉で疲れをとることすら
許されません。
これではご主人に対しても不満が募り、心からの介護が出来なくなってからでは、もう遅いのです。
そして、もっと悪い事が起きることも想定しないといけません。
必ず順番でご主人が先に病気になるとは限りません。
今は50代で病気になる方もたくさんいらっしゃいます。
そこで、万一hayamimichanさんが先に病気になったとしたら?
今、家族の世話もして、ご主人の世話もしているから、ご主人にとっても、必要な存在でしょう。
その今でさえ、この扱いという事は、hayamimichanさんが病気になった時に、ご主人が温かく看病をしてくれるでしょうか?
そして満足な治療を受けられる環境を与えてくれるでしょうか?
私は本当に恐いのは、hayamimichanさんがこの健康を害した時の事を考えるからです。
そのための準備は今から始めないといけません。
「裁判」と聞くと角が立つとか、大変だと思う方多くいますが、離婚だけのためではありません。
「夫婦円満調停」という裁判があるのです。
これは離婚ではなく夫婦の中で間違った事があるなら、正常に戻す為に利用が出来ます。
場所は家庭裁判所で行う事ですから、裁判というイメージを受けますが、実はちょっとした会議室のような部屋で
調停員を入れて話し合います。
ここでは、hayamimichanさんのご主人には常識でも、世間から言えば非常識です。
この違いを、正常に戻してもらう為の調停です。
ここでは、「退職金は将来への貯蓄であり生活費ではない生活費を渡さないなんて、異常だ」と主張して下さい。
ここで決った事は「調停決定文」として記録され、公正証書と同じくらいの意味を持ちます。
ついでに、この文書に、将来hayamimichanさんの年金が支給された場合、必ずhayamimichanさん本人の手に渡るような手続きをご主人がしてくれるように約束を取り付けておいた方が良さそうです。
こうした事を勇気を持ってして下さい。
いつまでもご主人のやりたい放題させていては、厳しい現実はhayamimichanさんに跳ね返ってきます。
どなたも、老後、老後と心配していますが、老後の心配とは健康管理も大事ですが、やはり
老後資金のことでしょう。ここをチャンと確保していれば、ほぼ、安心です。
では頑張って一度、家庭裁判所の相談窓口に行って、調停も視野において準備行動して下さいね。
回答日時:2010年8月23日(月) 07:38 JST
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ご相談のお礼のコメントがドシドシ届いています。
悩み辞典で笑顔のきっかけを見つけて下さい。
生きる指標を頂いた思いです
お礼のコメントが大変遅れましたこと深く深くお詫び申し上げます。
ご回答を拝見することが家庭の事情で遅れてしまいました。
暗闇の中 光を見出したようです。
これで 夫が作り出す悩みに一生取り付かれて生きなくて済めばと。。
暗い気持ちに支配されることなく綺麗なものを見たとき綺麗と
楽しいとき楽しいと心から思える暮らしが出来ればと
解決はこれからですが 希望が持てました。
将来hayamimichanさんの年金が支給された場合、必ずhayamimichanさん
本人の手に渡るような手続きをご主人がしてくれるように約束を取り付けて
おいた方が良さそうですとあるのは
私の年金が支払われるとわかったときに その分生活費を減らしかねない
だからそういうことが無いようにということ。
そこまで考えてくださる方にご相談できたこと大変幸せに思います。
ありがとうございました。
PS
90近い実家の両親が自分の家が良いと二人だけで暮らしておりましたが
元気だった母の体調の激変急遽の入院〔現在も入院中)
また病院から実家に戻れば 少しぼけのある父
そんな状態で3週間近く家を離れて実家に居りました。
なんとか 後は兄にということで帰ってきました。
疲れてぼんやりした頭でどれだけ感謝の気持をお伝えできたかわかりませんが
本当に ありがとうございました。
| 50代/女性 | コメント投稿日:2010-09-09 |