今は何も考えず、心を回復させることが優先です。

心理カウンセラー（うつ・人間関係・労働・教育） 渡辺 裕子

こんにちは。心理カウンセラーの渡辺です。

心の病気により、お仕事もご家族も失ってしまったのですね。
そして、いろいろな問題がありすぎて、どうしたらよいかわからず、未来に希望が持てなくなってしまったのですね。
こんな八方塞がりの状況から逃れるには大変すぎて、生きる気力がなくなってしまったのですね。絶望のふちにいらっしゃるあなたを思うと、本当に心が痛みます。


確かに、この状況を解決するのは、時間がかかります。
そして、ご病気のあなたには荷が重いのも事実でしょう。
でも、私はあなたに生きて欲しいと強く願います。
生きて、悩みを解決して欲しいのです。

そして、今は何も考えたくないのなら、考えなくていいので、まずはあなたの心の健康を取り戻していきませんか。それが最優先です。


問題が山積しているときは、元気なときでも、すべてを一気に片付けることなど不可能です。
全部を団子にして考えても、どうすることもできなくて、不安が募るばかりで、どんどん焦ってしまい、悪循環になってしまいます。

そんなときは、自分の心と体と感情に素直になり、見たくない事ややりたくないことは後回しにしましょう。
まずは、一つ一つ小さなことからの積み重ねでいいので、自分にとって、一番大事で、一番できそうなことから手を付けましょう。

心療内科にはもうかかっていらっしゃるのでしょうから、まずは先生とよく相談して、ご自分が健康になるために大切なことから行いましょう。
心理カウンセリングをもし受けていらっしゃらなければ、ぜひ受けてください。
心療内科に併設されている場合は、保険がきく場合がほとんどです。
もし、病院内にない場合は、地域の保険センター、自治体などでも、無料カウンセリングを行っていますので、ぜひご相談ください。

生活費のことが心配ならば、自治体で生活保護や、お金や物品を借りることもできますので、ご相談ください。
今は、病状が重いため、お仕事もできませんが、状態がよくなれば、お薬を飲みながら、自分をコントロールすることもできますので、また就職することも考えられると思います。

お子様のことは、大変辛い結果になってしまい、本当に残念ですが、心の状態が少しづつよくなれば、月に一度合えるようにしてもらうなど、調停でも決められます。
お子様が、あなたの心の支えであれば、そのお子様たちのためにも、どうか生きて、病気を治していきましょう。

あなたは死をもって、すべてがなくなってしまうとお思いかもしれませんが、残されたものの心の中には身近な大切な人が突然いなくなってしまったという心の傷は一生残ります。あなたは子どもたちにとっては、この世でたった一人しかいない、かけがえのないお父さんです。
ですから、生きてください。あなたとあなたの周りの人のためにも。

少しずつ病状がよくなり、少しずつ気楽に生きられるようになればよいのです。
焦らないで今は少し立ち止まってみてください。

生きていれば、必ず希望の光が差し込みます。
どうか、あきらめないで、病気に立ち向かってください。心より応援しております。

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回答日時：2010年8月22日(日) 00:14 JST

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