まずはお義母様と義妹さんのご回復を心からお祈りします

太田 慈子

御相談ありがとうございます。

まず何もなくても大変な中、会社の事でもいろいろあり、さぞ気の置けない時間を過ごしているのではないかとお察しします。

★さて、ご相談についてなのですが

>>このような扱いをまた、受けるのかと思うと、どうしたものかと悩みます。

まず、相談文内と表題で御質問されたこの問題に絞って答えさせて頂きます。

相談文から、未入籍婚の法律的位置づけ等がどうこうというよりも、一般的に今回起きた様な経験が再度起こる社会的体制かどうか、という事が気になられている様に受け取りました。

私は法律の専門家（弁護士等）ではありませんので、法的な部分においてここで明確にお答えする事は避けさせて頂きますが、一般的に事実婚とは婚姻の届け出をしていないだけで事実上の婚姻関係を結んでいると同等の男女の関係の事を示すとされています。

今回の問題は、未入籍故に差別をされた、というのではなく、会社側も都合の良い時は未入籍を認め夫婦同様に扱う事で利用していた部分もあるのに、都合が悪くなると未入籍であることを理由に夫婦扱いせず、おやらすさんの要望を認めなかった事にあると思います。更に問題なのは、後者でおやらすさんが要望した事というのは家族の人命が危機に迫り、子供さんの面倒を見る人が目下必要という現実に直面しているという状態にも関わらず、という事ではないでしょうか。


★正直、どうお答えしたら良いものか迷います。
相談文を読ませて頂いた範囲内ですが、今回の会社及び上司の方の対応は都合がよくおやらすさんと旦那さんの「事実婚」状態を利用しているとしか思えません。
何より、親族の命が危機に直面し、子供さんの目下の生活が関わっている状況でそうした対応をする事には疑問を感じずにはいられないのを通り越して空恐ろしい感じさえ受けます。

もちろん、本来はこういった事はあってはならない事でしょう。ただ、現実問題としてこうした事が２度と起こらないかと聞かれると、それはなきにしもあらず。起こる時は起こるのではないかと思います。

ただ、個人的な見解を言わせて頂くと、それは事実婚をしているからぶち当たるという事ではなく、たまたまそういった対応に疑問を感じる様な組織・上司に当たった時に「事実婚」を理由に今回の様な都合の良い対応をされたのではないかと思います。これが普通の婚姻であっても全く別の何らかの理由をつけて認めない方向の行動に会社は出たのではないでしょうか。

上記の理由から

今後このような扱いが全くないとは言い切れません。が、だからと言って、事実婚すべてが社会的に拒否されている事とも思えないので、それは事実婚の大きなリスクと言い切る事でもないと個人的な見解を抱いています

以上を相談の回答とさせて頂きます。



★ところで、まず、最初に相談内容から答えさせて頂きましたが、御親族の事故、本当に御心配の最中かと思います。
特にお義母様は重体との事、旦那様もおやらすさんも本当に御心配の事でしょう。個人的な話になってしまいますが、私も親の死や重病に直面した時は心労で倒れそうになりました。その中で、妹さんのお子様もいらっしゃるとの事、さぞかし心おけない日々が続いている事と思います。
どうぞ、おやらすさんも旦那様もお子様達もお身体を壊しませんように。妹さんとお義母様がご回復され、おやらすさんと旦那様含め、御親族の皆さまが穏やかな時間をまた得られます事を心から願っています。どうぞ御無理なさいませんように。

回答日時：2010年8月25日(水) 11:52 JST

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