相談&回答 |
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回答プロ:心理カウンセラー 福屋 義美
ご相談者:40代/女性
兄は離婚をし一人暮らし、転職した先でパワハラに遭い適応障害と診断され3か月ほどで会社を退職。現在は、アパートに一人暮らしで再就職先を探しています。100社以上申し込みをし、数社は面接を行ったところがあるが不採用の通知が届きかなり凹んでいます。半年以上職が決まらず絶望感に見舞われています。
もともとパニック障害を患っていて、20年以上精神安定剤を服用しています。今も定期的に心療内科に通院していますが、そこで先生といろいろ話をしても自殺したい気持ちは変わらないようです。過去にも安定剤を大量に服用し救急車で病院に連れて行ったことがあります。
今回は「もう決めたから」と近いうちに実行に移すようなことを言っています。銀行の暗証番号や各種手続きのパスワード等をUSBに入れ私に送って来ています。「一人暮らしだし、万が一の場合」と当初は言っていましたが、最近は死への準備を進めているように思えます。
自分が死んで、子供たちに遺族年金や保険金を残してやりたいとも言っています。離婚した元奥さんから、機会あるごとにお金の援助をせがまれていることもあります。下の子が障害児なので行く末も心配のようです。
私にメールで遺書めいた文章を送って来て親に事前に伝えておくようにとも言っています。先日、そんなメールが届いたので、知らされていた住所を頼りにアパートを訪ね2時間程度話をしました。カウンセリングから帰り、自信があった先から不採用通知が届いていたことにかなりショックだったようです。精神安定剤を既に60錠くらい飲んでいたようです。「全く生きることに執着はない。もう十分生きた。」と言っていました。アパートの契約が切れる10/24か失業保険が切れる11月半ば、上の子の高校受験が終わってからかなどど、具体的な時期を口にしていました。散骨してくれとか、顔写真は履歴書のじゃなぁ、とか具体的過ぎて「何バカなこと言ってんの」と言うのが精一杯でした。
両親は健在ですが二人とも70代。母は10数年前、くも膜下出血で一命を取り留めています。特に生活に支障はありませんが、心配をかけるから父親にだけ事前に事実(現在、無職で福島に帰って来ていること、近いうちに自殺するつもりということ)を伝えて、覚悟をしておいてくれと言われました。父には伝えるつもりですが、兄とどう接したらよいでしょうか?
昨年、転職するまでの間、家に一時的に一緒に住んでいましたが、父が世間体を気にして車を家の裏に置くように言ったり、タバコは外で吸うように言ったりと、結局居辛くなって兄は近くのアパートで一人暮らしをしました。兄としては、追い出されたと思っているようです。今も、実家で一緒に住めれば家賃がかからず貯蓄を取り崩して生活することはないが、帰って来いとは言わないだろうし、帰らないと言っています。
どうにか兄を助けたいのですが、何か良い対処法はありませんでしょうか?本当に時間が無いのかもしれません・・・。
40代/女性 | 日付:2010年10月 1日(金) 01:17 JST | 閲覧件数: 2,620
はじめまして、福屋 よしみです♪
この度は御相談ありがとうございます、お返事させて頂きますね♪
心理学の現場では、自分の人生での問題を
見ていない程、人の問題がまるで自分の問題のように
なってしまったり感じてしまう事
知らぬ間に抱えてしまうような事がよくあります。
「人間である限り、自分の問題は必ず自分で解決できる!」と
信頼をベースに出来事を見る見方がカウンセリングにはあります。
この中で一番大切であり、重要なポイントは
「今自分の人生が大変で何とかしないといけない」(本人が)
と、自分が気づいて、変化させたいと意欲が無い限り
その方の人生を変える事はできません。
このご相談は、「お兄様の人生を何とかしてあげたい」という
ご相談ですが、残念ながらどうする事もできません。
自分の人生は自分で変化させる事は出来ても
人の人生を変えてあげる事はできない。と言う事です。
お兄様に「ご自分の人生の今の現状を
何とか変えていきたい!」と言う意欲がない限り
今、貴方がお兄様にして差し上げる事があるとしたら
関り過ぎる事より、今の現状に気づいて
Milk_teaさんが自分の人生の中で見失ってしまっている
信頼や勇気を取り戻す事を信頼してあげる事だと思います。
精神科や心療内科で薬物依存症と言われる人達の事を
私達のカウンセリングの現場では 薬物自立症 と呼びます。
「心が辛すぎて何かに依存しないとやっていけない。」
「誰かに頼ると誰かに迷惑が掛かるから、、、」
人以外の物に依存する事、それが安定剤だったという事です。
アルコール・カフェイン・抗精神薬の過剰摂取に頼らないと
生きていけないというその人の人生最高の
がんばりの向こう側に壊れてしまった位置があるだけなんです。
今以上に無理する必要はまったくありません
貴方はよくがんばって生きてこられた方です。
自助グループなどを使って心のリハビリをされるのも一つだと思います。
http://najapan.org/jp/whatisna.html
Naと呼ばれる自助グループです。
ドラッグで苦しむ方が尋ねるサイトなのでご参考までにどうぞ。
家族の誰かに、病死であれ、自殺という方向の言葉であれ
耳にしてしまうと、心が穏やかでないのは私自身も
経験があります。(父の自殺)
その経験に基づいて、貴方の心情をお察し致します
現在は非常に貴方ご自身も心を痛めていると思います。
私からの提案は、お兄さんがご自分の人生の
方向性を決めるのはお兄さんの人生です
その前に、貴女が貴女の心を楽にしていくという
方法の1つに私自身がクライアント時代に経験した
自分以外の物の考え方や感覚。
カウンセリングと呼ばれる物があります。
まずカウンセリングについて、ご説明をさせて頂きます。
カウンセリングとは、誰かの言葉や態度で「心が痛んだ。」とか
過去や現在の出来事で「心が傷ついた事など。」
例えば「現在どうしても受け入れられない事がある。」
という問題を、カウンセラーは今の状態より
楽に簡単に抜けていけるように、多くの提案をしていきます。
そして現在の環境や状況を楽にし
人生楽しく生きていく為の【ツール】です。
頭では理解しようとしているけども
どうしても心で受け入れる事の出来ない感情
(寂しさ・孤独さ・惨めさ・苦しさ・辛さの感覚など...)
自分の考え方で現在のどうにもならない問題や状況を
カウンセラーは(相談者様以外の)多くの物の見方や考え方を
提案し続けていきます。
そして問題を問題でなくなるように
今の貴方の心の環境を変化させてゆく事が出来ます。
これがカウンセリングです。
Milkteaさんご自身が、もしカウンセリングを受けて
心を軽くなったという感覚が広がってゆけば
お兄さんには、貴女の心の楽さの影響力という物を
無意識レベル(思ってしてなくても)与える事が出来ます。
カウンセリングは、考える物ではなくやってみるものです。
貴女の勇気ある一歩を、私は応援致します♪
カウンセリングの内容に関するお問合せは無料です
お気軽にお電話ください♪
福屋 よしみのHP
(心のことや日常をBlogで随時更新中です♪)
福屋 よしみ からのお返事でした♪
回答日時:2010年10月 1日(金) 19:31 JST
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お忙しいところ早速にアドバイスいただきありがとうございました。お言葉をいただいて心が少し軽くなりました。私自身が抱え込んでいることに気づかされました。私も兄も良い方向に向えるよう、家族で話し合って行きたいと思います。
| 40代/女性 | コメント投稿日:2010-10-01 |