まずは、ストレスへの対処方法を身につけてみましょう。

心理カウンセラー（うつ・人間関係・労働・教育） 渡辺 裕子

こんにちは。momomaronさん。

再度のご相談ありがとうございます。

さて、今回のご相談ですが、まずは、あなたの取った行動で大事にならずに、本当に良かったですね。
あなたの対応は間違っていませんよ。

それに対して、間違って作ったスタッフがいろいろと言ってきたのですね。
所長が、レシートを渡さずにいれば発覚しなかったのになあ・・・といっていたと、その人が言っていたようですが、又聞きなので、本当に言っていたかどうかはあなたには判断できません。もしかしたら違うかもしれないので、鵜呑みにしてはいけませんよ。

もし、本当かどうか確かめたかったら、そのスタッフに、「所長が本当に言っていたか確認してもいい？」と言って、所長に確認てみてください。

レシートを渡すかどうかは、きちんと伝達されていなくてはいけないことだと思うので、ちゃんと所長にどうすればよかったか確認しましょう。

そして、今回ご相談の件は、ストレスが体に出ているかもしれないから、転職も考えていらっしゃるのですね。

確かに、生理不順や、婦人科系の病気は、ホルモンの異常によって起こることが多いですし、そのホルモンは、脳から分泌するように指令を出していますが、ストレスがかかると、その指令をうまく出せなくなってしまい、体に不調をきたします。
あなたの湿疹ももしかしたら、それも原因かもしれませんね。

ただ、もし、それが原因であったとしても、たとえば、別の職場に就職したとしても、ストレスが全くないか？というとそうではありませんよね。

あなたがもし、他の職場に行ったとしても、残念ながら、今回あなたが出会ったような人たちがいる可能性が高いのです。

すなわち、自分の対面だけを考えて、一番大事にしなければならないことを見失っている人、
上司に媚びることで、自分の身の安全を図ろうとする人・・・。
そんなずるい人は、いっぱいいます。
所詮、人間は自分が一番かわいいので、自分の立場が悪くなれば、身を守るためにどんなことでもします。

もし、仕事をしないとしても、近所付き合いの中でも、そんな人もいます。

もちろん、あなたと同じような考えを持っている、きちんとした素晴らしい人もたくさんいますが、そんな人ばかりではないということです。

そうであれば、職場を変わっても、もしかしたら同じことになってしまうかもしれません。
だったら、辞めることも選択肢の一つに入れながら、自分自身がストレスに耐性が付くような方法を身につけておかれると良いのではないかと思います。

その方法のことを、コーピングと言いますが、今回はそれを紹介します。

問題を解決していきたい場合
１、自分で解決する。・・・これは自分で行動したり、発言したりして、同僚や上司に直接働きかける方法や、自分の考え方を変えてみるなどの方法もあります。

２、周囲の協力してもらう。・・・これは上司に相談する、他の同僚に相談して力になってもらう方法です。

３、逃げる・・・これは、会社を辞めるという方法もありますが、回避行動として、何をを言われもあまり気にせず、どうでもいいと思うなどの方法もあります。

○自分の感情をどうにかしたい場合
１、感情を発散させる。・・・泣く、文章に書く、誰かに聞いてもらうなど、安全な環境で、気持ちを表す方法です。カウンセリングを行うのもいい方法です。

２、感情を抑圧する。・・・仕事場などで発散することができない場合の方法です。

○ポジティブに考える
今あることを、前向きに考えるとか、見方を変えるなど。
例えば、これは自分の乗り越える課題だから頑張ってみる、とか
こんな人はどこにでもいるから、仕方ないと思うなど。

○気晴らしをする。
趣味、運動、旅行、カラオケ、温泉・・・などなどでストレスを解消する

あなたの場合、もし、体調にストレスが出るタイプならば、
「感情を発散させる」方法や、「気晴らしをする」などの方法、ここには紹介してありませんが、自律訓練法などの、リラクゼーション法もよいかと思います。

自律訓練法は、電話でのカウンセリングでも行うことができます。
もし、いろいろ試してみてもうまくいかない場合は、有料になってしまいますが、ぜひ電話でのカウンセリングも考えてみてください。

今回のことで、もしかしたら、ストレスが体調に出るタイプかも・・・と気づかれたことはとてもよかったと私は思っています。

ご自分の体のサインに敏感になり、不調が現れたら、すぐに対処していくようにされれば心配いりませんよ。

今後も、お体をお大事にしてくださいね。

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回答日時：2010年10月12日(火) 01:00 JST

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心理カウンセラー（うつ・人間関係・労働・教育）

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