気持ちよく相手に自分の思いを伝えてみませんか。

心理カウンセラー（うつ・人間関係・労働・教育） 渡辺 裕子

こんにちは、keitaiMokoさん。

いつもご投稿ありがとうございます。

まずは、容姿に対する悩みが和らいできたとのこと、本当に良かったですね。
私もとてもうれしく思います。

そして、今回のお悩みは、友人とのお付き合いについてのことですね。

Mokoさんは、見た目はとても女性的なのに、中身はとても男前なのですね。
実は、私も中身は男前タイプで、私の友人たちもみんな男前なので、プライベートでは女の子女の子しているタイプの人とは、やはり一線を引いてお付き合いしてしまいますね。

「類は友を呼ぶ」とよく言ったもので、やはり、友達として最後に残っていくのは、同じような価値観や考え方を持っている人たちです。

逆に、Mokoさんは、自分と合わない人ともお付き合いをしているので、えらいな～とお世辞抜きで感心してしまいます。
２０代のころの私なら、絶対にお付き合いしないと思います。


そんなMokoさんにおすすめする、人間関係のストレスを解消する方法は２です。

まず１つは、やはり、少しお付き合いを控えてみることです。
会えば、その人たちの悪いところが目について、ストレスをためたり、爆発しそうななるならば、できるだけプライベートでお付き合いする時間を少なくする。
一番手っ取り早い方法です。

もし、お誘いを断れないのであれば、なぜ断れないのか？という自分の心の中をしっかり見つめてみてください。

みんなから嫌われるのが嫌だから？
一人になるのが嫌だから？
などなど、自分の心と向き合ってください。


もし、会わなくても、思い出すだけで怒りが込み上げてくる・・・というのであれば、覚えておいてください。
あなたがいくら怒っても、他人は変えられません。

人それぞれの価値観があってしかるべき。それをMokoさんの物差しで見ても、他人と自分は比較できません。

Mokoさんの考え方は、私もとっても好きですし、共感できますが、周りの人たちの考え方、価値観はあなたと違ってもよいじゃないですか。所詮他人なんですし。


そして、言語学を専門にしているMokoさんに、今回紹介したい方法２つ目は、自分の意見を相手に気持ちよく表現する方法・・・「アサーション」です。

アサーションの基本は、私もＯＫ，あなたもＯＫという考え方です。
完全な人間などありえませんし、それぞれの意見もあれば価値観もあります。
それを、みんな違ってそれでよいと感じられるようになることを目的とします。

相手と向き合うときは、相手とより良い人間関係を作るために今向き合っているのだということを忘れないことと、話し合いは肯定的に始めていくことが大事です。


その方法はＤＥＳＣ法といいます。

①Ｄ（Ｄｅｓｃｒｉｂｅ）　相手の行動、事実を具体的・客観的に述べる
例えば、お友達に、言われたことを、「○○ちゃんは恋愛のことがいま一番興味があるんだね。」というように、事実を述べることからはじめます。

②Ｅ（Ｅｘｐｉｒｅｓｓ）　自分の感情を表現する
必ずⅠメッセージで「私は」を主語にするのがポイントです。
例えば、「私はあまり興味がないんだ。」とか、
「髪型が変わったことと、恋愛のことを関係づけられるととっても嫌な気持ちがするんだ」など

③Ｓ（Ｓｐｅｃｉｆｙ）　相手の行動変容を明確に依頼する。
どうして欲しいか具体的に伝えます。
例えば「あまり恋愛話に結び付けないでほしいな。」など

④Ｃ（Ｃｈｏｏｓｅ）　結果を明確にする。報酬やペナルティーについても述べる。
例えば、「そういう話ばかりされると一緒に話していても楽しくないな。」とか
「そういう話をしないならもっと楽しく過ごせるのに。」など


この２つの方法をうまく取り合わせて使ってみてはいかがですか。
たとえば、３回に２回はお誘いは断り、１回は「アサーション」を使ってみるとか。

最初はうまくいかないかもしれませんが、この方法を今から練習しておけば、どんな人との人間関係もうまくいきますので、ぜひ取り入れてみてください。


個人的には、Mokoさんと言語と心理、脳の関係をじっくりお話してみたいです(笑）
私の専門分野でもありますので。
Mokoさんの心理を、心理学の理論ですべてご説明してみたいと・・・
すみません。個人的な興味で。


Mokoさんはきっとすてきな女性になれることと私は思っていますよ。

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回答日時：2010年11月18日(木) 01:03 JST

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