まずはあなたがどうしたいのか？をもう一度考えてみてはいかがですか？

心理カウンセラー（うつ・人間関係・労働・教育） 渡辺 裕子

こんにちは。心理カウンセラーの渡辺です。

ご回答が遅くなりまして、申し訳ありませんでした。

職場の人間関係のことでお悩みなのですね。
職場に親しい人もいなく、一部の人からは嫌われているかもしれないとのこと、
仕事のやりがいもなく、毎日職場に行っても楽しくないのですね。

今のままではいいとは思っていない・・・でも、どうしたらよいかわからない・・・
確かに、そんな状態が続けば悩みますよね。

どうしていったらよいか？
その選択肢はいくつかあると思いますが、まずは、あなたが今、一番どうにかしたいことは何なのか？を考えていきましょう。

すなわち、職場の人たちと仲良くしたい・・・と思っているのか？
それとも人づきあいが悪いところを直していきたい・・・と思っているのか？
やりがいのある仕事に就きたい・・・と思っているのか？
結婚したい・・・と思っているのか？

自分自身にしっかりと向き合って、何が困っているのか？どうなりたいのか？を優先順位をつけましょう。
そして、あなたが一番取り組みやすいところから改善に向けて行動をしていくのが一番良いと思います。

具体例として、いくつか紹介しますね。

たとえば、自分の人づきあいの悪いところを直したいのであれば、今の職場の人間関係をよくすることから行っていきましょう。

人間関係をよくするために、多くの人は、お話し上手にならなくてはいけないと思っていますが、実はそんなことはありません。話べたの人でも、大丈夫なのです。ただ、少しコツを知っていればよいのです。

そして、心理学では、「鏡の法則」と言って、自分の嫌いな人は、相手も嫌っているという法則があります。

実は、人間は、言葉だけでなく、非言語の部分でもいろいろなことを感じていて、自分のことをなんとなく嫌っているというオーラは、恐ろしいことに伝わっているのです。

あなたを嫌っていると感じている一部の人たちのことを、あなたもあまり好きではありませんよね。

でも、誰しも気の合う人、会わない人がいるので、あなたがそれほど好きでもない人たちと無理に合わせる必要もないと思います。

ただ、仕事上支障の無いよう、気持ちの良いやり取りは心がけたいですよね。

その方法はそんなに難しいことはありません。

まずは、どんな人にも、にっこり笑って挨拶をすること。
もし、相手が挨拶を返してこなくても気にしないでください。

これは、コミュニケーションの第１歩で、あいさつをするようになれば、次に雑談ができるようになります。そのきっかけです。
挨拶が帰ってきたら、「私の存在を認めてもらえた。」と思って、心の中に、貯金をしてください。

挨拶ができるようになれば、「いいお天気ですね。」とか、「今日は寒いですね。」など少し付け加えるようにすればなおよいと思います。

そして、仕事中は、仕事上の報告や連絡、相談を事務的に行えばそれでよいのです。雑談の時間ではないので。

休み時間も、あなたがしゃべるのが苦手ならば、無理に話さなくても良いですが「お疲れ様です。」とか「お仕事大変そうですね。」という挨拶、社交辞令程度の声掛けはしていきましょう。

それで、もし、話しかけてきた人がいたら、あなたは相手の聞き役に徹すればよいのです。
最初は、いろいろとあなたに質問してくるかもしれません。
それについては答えればよいのですが、ポイントは、同じ質問を相手にもする。ということです。
人は、質問したことは、自分も聞いてほしいことだからです。
その場合、相手に興味を持って、どんなことを言ってきても、肯定的に受け止める姿勢をもって、「うんうん」とか「へー」とか「それで？」とか次の話を促すように相槌を打つだけでいいのです。

もし、あなたがお話したいと思えば話せばよいですが、相槌を打つだけで、相手は結構しゃべってくれます。

最初は話が続かなくてもいいので、少しづつ話すようにしてみてください。

そして、これは、結婚相手を見つけるときにも使えます。
やはり結婚相手となれば、コニュニケーションが取れなければ、恋愛関係にも、結婚にもたどりつけませんよね

これは、交流分析というコミュニケーション心理学の理論ですので、よろしければ使ってみてください。


たとえば、もっとやりがいのある仕事に就きたい！と思ったのであれば、どんなことをやりたいのか？その職業に就くには、どんなスキルが必要か？を調べます。

もし、何か資格が必要ならば、資格講座や通信教育などの勉強をすることも考えていきましょう。

次のステップに向けて動き出したら、今の職場は教育資金などお金をもらうためにだけと割り切って働くこともできます。
そうであれば、人間関係が悪くても、割り切って働けばよいと思います。


今、あなたがこのままではいけない！と気づいたのは、とても素晴らしいことです。
その気づきと、何とか自分を変えていこうという自発性があれば、必ず今後の人生は変わっていきますよ。

無理はしなくても良いので、まずは自分のできそうなことから行ってみてくださいね。

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回答日時：2010年11月22日(月) 16:00 JST

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