うつ病と離婚の問題を切り分けましょう。

鈴木 直人

やっとうつ病が治ったのに、
その矢先に離婚を切り出されるなんて、
心がボロボロになってしまいますよね。


しかし、まずは問題の解決のため、
うつ病に対しての問題と離婚に関する問題を切り分けてみましょう。


まず、ちぃさんの精神的ストレスになっている離婚問題ですが、
ただ、ご主人も疲れているときに優しくされた女性がいて
ちょっと浮気心に火が付いた程度かもしれません。

それはっきりさせるために、ひとつの提案があります。


ちぃさんもご主人さんも冷静になれるように少し時間をおいたのち

「結婚して１２年間一緒にやってきたけど、
私と別れたい気持ちは何％と聞いてみてください」


聞いてみてください。


「１００％」と答えた場合は、残念ながら修復は不可能でしょう。

１００％以外、例えば「８０％」と答えた場合、
「別れたくない残り２０％はなあに？」と聞いて
その問題の解決を試みてはいかがでしょうか


離婚問題の専門家ではない私がアドバイスできるのはこの程度です。

詳しいことは、
やはり離婚問題専門のカウンセラーにご相談されるといいでしょう。




さて、本題のうつ病に関するアドバイスですが、
通常、うつ病の方は問題解決などの能力が低下します。

そのため、うつ病の時に離婚など人生の重要な判断するのはお勧めできません。
早く何とかしなきゃという焦りは禁物です。
ご主人さんに、もう少し時間をくれるように頼んでみてください。


ご主人さんがどうしてもという場合は、友達などに相談をしたりしながら、
必ず弁護士を介した方がいいでしょう。

ちぃさんの今の状況や離婚までの推移を話せば、
弁護士は必ずちぃさんの味方になってくれるでしょう。



また、ご主人さんと分かれても、
お子さんとも別れるということはありません。
たとえ、お子さんと一緒に暮らせなくても、ご主人さんは元々赤の他人ですが、
お子さんはちぃさんと「血のつながった人間」ですので
ひとりぼっちではありませんよ。大丈夫です。


ご相談ありがとうございました。
参考になるとうれしいです。
ちぃさんが最終的には幸せになれることをお祈りしております。

　　　　　　　　　　　　　　　　　うつ病の回復アドバイザー　鈴木直人

回答日時：2010年11月23日(火) 10:20 JST

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