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回答プロ:人生コーチ 今瀬 ヤスオ
ご相談者:40代/男性
今瀬先生、お忙しところ申し訳ございません。こんな私にアドバイスを、、、
私は都内在住41才(男)で妻、中学の長女、小学1年の長男を持つ、中小企業(製造業)に勤める会社員です。もともと根暗で不器用な人間ですが、営業マンをやっておりました。仕事は異常に忙しく、ほとんど帰りは午前様、土日もよく出社していました。クレーム対応が非常に多く、ついにうつ病になり、休職の末、現在人事総務課の部署に移り、半年が経ちました。会社の業績が悪く、しかも自分の仕事の評価も低かったため、給料が安いです。(額面で約450万)ぜいたくなんか一切出来ず、節約の毎日です。貯蓄も出来ません。
1)経済的に子供を将来普通に学校を卒業させてやれるのか
2)長男が自閉症で、将来ちゃんと自立した社会人になれるのか (妻も長男にかかりっきりでパート等に出 られません)
3)現在の人事総務課は全く新天地のため、出来ないこと、わからないことだらけで、やっていけるのか。
正直、自信がないのです。
4)郷里の福井に残してきた実母(68才)が今は元気ですが、もしものとき、どうすればいいのか(実父はH 22.1月に他界しました)
5)あと500万残っている家のローンは完済できるのか
6)会社がここ数年赤字続きで倒産してしまわないのか
将来が不安ばかりで心が折れそうで死にたくなります。最近いつでも死ねるように、練炭を買ってしまいました。死んだら残った妻子が路頭に迷うのは、重々分かっているのですが、、、
先生は40才で会社が再倒産し、無一文の状態からよくぞここまでやってこられたと思います。先生の経験も踏まえ、何卒、お教えを頂きたく、お願い申し上げます。
40代/男性 | 日付:2010年12月12日(日) 19:43 JST | 閲覧件数: 2,887
はじめまして
ご相談ありがとうございます。
御自分の体調の問題、お子様についての悩み、実家のお母様への
気遣い、家のローン、お仕事の状況、本当に人生とは悩む為にあるの
ではないかと思うくらい次々に難問が押しよせてきますね。
私の場合も、予期せぬ形で父の会社が倒産、晴天の霹靂で
再建社長になり、最初にやらなければいけなかったことは
会社と個人の資産の処分でした。
家も明け渡し、借家住まいになり、それから引越しも7回
することになりました。
倒産した時には長男が3歳で、次男はまだ妻のお腹の中に
いました。
そんな状態でも何とか持ちこたえてこられたのは家族が
生きる基準だったからです。
妻や子の為に生きようと思ったからです。
妻や子の為だったら何でも出来ると思いました。
私自身はどんな責めを受けても、どんなに厭な思いをしても
全部自分が引き受けると覚悟しました。
私自身は特別な能力があるわけでもなく、強い気持を
持っているわけではありませんから、今の貴方と同じ様に
不安との闘いでした。
落ち込む事もありました。自棄になったこともありました。
そんな時に私が救われたのは、ある人の出会いと、その人が
かけてくれた言葉でした。
いま良い事が永遠に続く保証もないし
いま悪いことが死ぬまで続くわけではない。
状況は常に変化している。
だから良い時には奢らず
悪い時こそ挫けず希望を持つ事だ
諦めなければ必ず人生の活路は開ける。
その言葉を聞いた時に、その全てを信じたわけではありません。
しかし苦しくなった時には必ずその言葉が浮かんできて何とか
苦しい時代を凌いできました。
いま自分の人生を振り返って不運な人生だったとは思いますが
決して不幸な人生ではありませんでした。
まず貴方にとって大事な事は、自分の心身の健康を
回復することです。
早く結果を出したい気持はわかりますが、焦らず闘う体制を
整えることです。
自分を責めるのではなく、頑張った自分を誉めてあげましょう。
ここまで困難な人生を乗り越えてきた貴方です。
貴方が本来の自分の力を出せば、出来ない事は何もありません。
回答日時:2010年12月12日(日) 22:31 JST
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何とか持ちこたえてこられたのは家族が
生きる基準だったからです。
妻や子の為に生きようと思ったからです。
妻や子の為だったら何でも出来ると思いました。
私自身はどんな責めを受けても、どんなに厭な思いをしても
全部自分が引き受けると覚悟しました。
私はこの先生の言葉に感動致しました。死にたいと思ったのだから、いっそのこと、一度は死んだんだという気持ちで、残りの人生を妻や子のために生きようと思います。
前向きになれました。有難うございました。
| 40代/男性 | コメント投稿日:2010-12-14 |