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回答プロ:心理カウンセラー(うつ・人間関係・労働・教育) 渡辺 裕子
ご相談者:10代/女性
14歳学生です。
わたしは友達と仲良くなると、陰でその友達の愚痴を言ってしまいます。
友達がわたしのことを慕ってくれればくれるほど、わたしにとって嫌な存在になってしまいます。
なのに、自分のぐちを言われると、とても落ち込んで夜に泣いてしまいます。
そのときはもうぐちらないと決心するのに、またぐちってしまいます。
こんな自分が嫌でしかたありません。
どうすればいいんでしょうか。
10代/女性 | 日付:2011年1月10日(月) 23:41 JST | 閲覧件数: 2,019
こんにちは。心理カウンセラーの渡辺です。
仲良くなったお友達の愚痴を言ってしまうのですね。
そして、そのたびに自己嫌悪に陥ってしまうのですね。
自分の悪口を言われるととても悲しくなるのに、何で言ってしまうのか?
あなた自身もわからなくて悩んでいるのですね。
まず、14歳という年齢になると、人の悪いところがよく見えるようになる年頃です。
昔は大好きだったお父さんやお母さんのことも、悪いところがよく見えて、批判的になっていますよね。
いわゆる思春期というのは、とても人のことを客観的に見ることのできるようになる・・・これが大人になる始まりなのですよ。
まだまだ自分自身も悪いところはいっぱいある。
でも人のことが気になって、批判的になってしまう。
これは誰にでもよくあることで、あなただけに限ったことではないので、安心してください。
そして、そんな自分がいけないと気づいたこと。
これがとても大事なことです。
気が付かなければ、ほんとにみんなに嫌われてしまいますよね。
どんな人にも長所も短所も必ずあります。
いいところばかりの人など誰もいません。
そして、自分の悪いところに気が付き、変わろうと努力していくことが大事なのです。
また、お友達が好きになればなるほど、その人の悪いところが気になる・・・ということをもう少し考えてみてください。
どんなところが気になるのか?
自分と同じような悪いところが気になるのですか?
それとも、自分とは全く違うところが気になるのですか?
もし、前者ならば、自分の嫌なところを見ているようでイヤ。ということです。
この場合は、自分自身が嫌いということになります。
もし、後者なら、自分とは価値観の違う人間はイヤ。ということです。
この場合は、自分と一緒じゃない人が嫌いということです。
あなたはどちらのタイプですか?
どちらのタイプにしても、あなたの考え方、見方を少し変えるだけで変われるはずです。
前者の場合は、自分の良いところを見つけ、自分を肯定していくこと。
後者の場合は、自分と人の価値観は一緒にはなりえないことを理解すること。
それがお互いに理解し合い、良い人間関係を造るもとになります。
そういうことができるようになると、本当の親友ができるようになるはずです。
そして、それでもどうして愚痴を言いたくなった時は、絶対にその人の耳に入らないような人にお話をするようにしましょう。
たとえば、親とか兄弟とか、遠くの友達とか。これは最低限のマナーです。
こういう気配り、心配りができるようになるのが大人になるということです。
ちなみに先生の娘は、私によく友達の愚痴をいいますよ。(あまり親しくない友人ですが)
また、先生は、学生時代、面と向かって結構きついことをずけずけ言うタイプでしたので、長い時間かけて、それを直すように努力しました。
あなたはまだ14歳なので、これからたくさん失敗して、その中から、いいこと悪いことをしっかり判断し、自分がいけないと思うところを一生懸命、治す努力をしていけばいいのですよ。
すぐにうまくいかなくても意識していけば、いつか必ず治ります。
あきらめないで、努力し続けてくださいね。
回答日時:2011年1月13日(木) 00:46 JST
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少し自分のことがわかったような気がします。
わたしだけじゃないことを知り、安心しました。
ありがとうございました。
| 10代/女性 | コメント投稿日:2011-01-13 |