ご主人の以前の離婚理由を見ると判るかもしれません

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

まーぷぅさん、お待たせいたしました。
御主人は以前の結婚ではお子様はいないのでしょうか？
そしてまーぷぅさんとのお子様への愛情は如何でしょうか？
また、話は後戻りしますが、ご主人とはそもそもどのように知り合われて、どのくらい交際されご結婚されたのでしょうか？

こうした経緯は過ぎた事と思われるでしょうけれど、私はカウンセリングをする上でとても大事にしている部分です。

例えばご主人に以前の離婚理由を聞くのは失礼と遠慮し、また聞けないくらいの余所余所しい付き合いであれば、離婚理由を聞けないでしょう。
また、何とか問うてはみても、ご主人が前妻の悪口だけしか言わないとかであれば、それは嘘だと考えるべきでしょう。
とにかく離婚は片方だけが悪いのではない事は　まーぷぅさんも離婚経験者ですのでおわかりでしょう。でも中には、本当にかなりの部分パートナ（この場合前妻ですが）がとんでもない悪さをする人がいます。　そうした場合、ご主人はそれを結婚前に見抜けなかった人の良さや、弱さがあるはずです。
そうなると、２回目の結婚はとても物事を慎重にしながら、大事にもするのです。

しかし以前の離婚理由を
下記の事をいう男性の場合、殆ど嘘が含まれていると考えるべきです。
●妻がノイローゼになった。
●妻が浪費家だ
●妻が浮気をした
●妻が家事をしない
●妻と自分の親との間に嫁姑問題
・・・・・・・・etc

などなどの理由を言う場合、たいていそれは嘘だと言ってもいいでしょう。

私がこの相談業をしていて、本当の離婚の理由は圧倒的に夫側の悪さがあります。
もう９０％に近い割合で、夫側に問題があります。

でも再婚する男性に以前の離婚理由を聞けば、相手の悪い事しか言いません。
このような男性は、嘘を言っているか、本当に自分を悪くないと思っているかどちらかです。
まーぷぅさんも再婚するに当たり、少しは以前の自分の短所も振り返り、できれば同じ間違いを起こさないように決意したはずですし、また相手にも、以前のご主人とは同じような事にならないような相手という考え方をしたはずです。
ですから、多少は自分の欠点を反省し、学習して再婚へと望むのが幸せになる秘訣です。

それなのに自分が悪くないと思えば、どこで学習する機会がありますか？
せめて、「前妻の欠点は○○○だったが、僕も大部分悪かったよな～」と言うのが普通です。
ですのに、離婚原因が相手のせいだけにするような男性はろくな人じゃないし、反省もしてないのです。
人間反省があって成長があります。
そして反省がなければ同じ間違いを起こすと言う事です。

今、ご主人は自分が浮気をしていながら、携帯を見たまーぷぅさんを責めます。
これっておかしくないですか？
火の無いところに煙は立たない。
そもそもご主人の浮気を疑ったか、様子に違和感を感じたから不安になって携帯を見たのでしょう？
そしたら、どんぴしゃだったので、携帯を見たことだけをなじるって、浮気をした自分は「どうよ？」とはおもいませんか？
物事には「程度」というものがあります。
浮気をする悪さ程度と、不安に駆られて携帯を見た悪さ程度。
どちらが悪いと思いますか？
道に落ちている１０円を拾って、ねこばばしちゃった「程度」と妻を裏切り浮気をした悪さの「程度」
どちらが悪いか、判断は出来るでしょう。

さ、それで何が言いたいかと言いますと、人間は中々変われない物です。
ご主人は以前の離婚理由は判りませんが恐らく浮気もした人だったと思います。
要は今に始まった事じゃないということです。
そして、それが妻にばれたら、妻の欠点（人付き合いの事）を言うなんて、これを逆切れと呼ばずに何と言えばいいでしょうか？
結局、自分は悪くない、悪いのは全部お前だ・・・・というご主人なのだと思います。
まして、まーぷぅさんの連れ子を悪く言うなんて、温かみのある人とは思えませんし、思春期で
他人の男性と一つ屋根の下で暮らす子供の気持ちをちっとも汲んでいません。
その年代の子供って本当に複雑です。
それはその頃の子供自身も不安だらけなのです。
それをそんな風に言うなんて、お子様がかわいそう。

まーぷぅさん、今後の事を考えたら、不安はあるでしょう。
経済的な事は大きいですね。子供を連れての生活は大変だと思います。
でも、再婚の犠牲になるまーぷぅさんのお子様はもっと大変だと思います。
まーぷぅさんは大人だし自分の選んだ相手と結婚できたのでまだましかもしれませんが、
新しいお父さんにいじめられるお母さんを見る思春期のお子様の胸の内を考えたら、
お子様の方が心配です。
まーぷぅさん、生活は大変になるという想像は出来てもお子様が非行に走ったり、又は自閉的になったりの不安はありませんか？

今の世の中、経済は不安定ですが、真面目にさえ働けば何とかなります。
母子家庭への援助も上手く利用すれば、何とか暮らせます。

しかし子供の人間形成がなされるこの時期に、今のご主人は子供さんのよき手本という生き方をしているでしょうか？

物事は複雑に考えればきりがありませんので、逆にシンプルに考えましょう。

嫌だと思う不安材料が、無くならないのであれば、それを受け入れるか、その世界から逃げ出すしかないのです。

つまり、我慢をするか、離婚をするか、その二つに一つです。
それを生活できるか、大好きなご主人と別れないといけない、とか色々考え始めると、おかしくなります。
とは言え、子供さんを又片親にするという罪悪感はぬぐえないのはよく分ります。
こうした点の不安について考えて行きませんか？

私は離婚を勧めているのではありません。
でももし離婚をしない生き方を選ぶなら、それなりの心構えが必要です。
こうした事を一度私と話をしませんか？
できれば有料ではありますが非公開相談に切り替えて、一度相談に来られませんか？
お電話お待ちしております。
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回答日時：2011年1月22日(土) 10:18 JST

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