お返事をありがとうございます。こちらこそ遅くなり申し訳ありません。
何回も何回も読ませて頂きました。

「先ず自分の望んでいることを紙に書き出してみて下さい」と言うお言葉を頂きました。
紙に向かって書こうとしました。自分の望んでいる事は父も母も自分達で日常生活が送れることを前提としていたからです。そう思っていました。せめて12時間だけでも。書けなかった。

私にとっては生まれた時から住んでいて、父が修理し続けた100年以上のこの古家は生活するにはとても便利で近くには病院も選べるほど沢山あります。私にとって思い出はあふれるほどです。
しかし父は先祖のお墓や先祖の土地への責任が重かったのです。
でも、今から思えば、ここでは親戚のない私の為を思ってのことなのだと思います。祖母が亡くなった時に帰ったはるか昔に行った先祖のお墓は、私にはどこにあるのかさえ判らず途方にくれています。

私はやりすごし、逃げる事を考え続けて無駄に時間を使っていました。大切な時間を貰っていたのに悲しい限りです。

そして、私は自分の望んでいることよりも、と思っていました。
でも、私が望んでいる事は、幸せで満足のある父と母と一緒にいることだったのです。

父とはよく言い争いをし、大学を卒業した頃に喧嘩をして、「出て行け」と言われ出て行きました。出て行ったけど父と母という、帰るところがあったのです。いざとなった時の親の愛情は無償だと知っていたのです。そしてそうでした。

私は本当に幸せでした。父が元気な時には言うことができなかったけど、大好きです。こんなに幸せだったのに、父の元気な時に望みを叶えあげられなかった自分が情けなく悲しいです。

ここに書いた私の言い訳めいたことは、きっとどこかで未練が断ち切れてないのでしょう。未練を断ち切って前に進みたいと思います。

やっと1っ書けました。ありがとうございます。

苦しくてどうしようもなくなった時、また相談させて頂いていいでしょうか。
先生に相談してよかった。ありがとうございました。

| 50代/女性 | コメント投稿日：2011-05-11 |