自分は幸せか、をいつも考えるようにしましょう。

村上 彩子

ご相談、全文拝読いたしました。

ご相談者様は優しい性格なのだと感じました。
自分を犠牲にして他人を助けたい、と思うことはなかなかできることではなりません。
素晴らしいです。

しかし、その結果ご自身が失ったものが多いことに気づいたり、あまり感謝されることがなく落ち込んでしまうのですね。
また、断ることができず頼まれること自体を拒否したいと考えるのですね。

今回いただいた文章の中に「自分より他人」というフレーズがありましたが、まずは「他人より自分」ということを忘れないでください。

ご自身を大切にするようになると、どんな選択権も自分自身が持っているんだ、ということがわかるようになります。
そうすると、周りの方の相談にのったときも、素直に力を貸そうと思ったら、結果感謝されなかったとしても気にしなくなるようになります。
なぜなら、「自分がやりたくてやったことだから。このことをやらなかったら自分で自分が嫌いになるから。」と思えるようになるからです。

周りが幸せなら自分も幸せ、という方もいますが、裏を返すと「周りが幸せでなければ自分も幸せではない」ということになり、周りに振り回されるようになります。

なので、ご相談者さまのように周りの方からも相談されやすい雰囲気を持っている方には、まず「ご自身を大切にすること」の知っていただきたいと私は思います。
いかがでしょうか？

また、もう1つとても大事なことを知っていただきたいのですが、どんな辛い相談もあなたが相談者の身代わりになることはできない、ということです。
私はカウンセリングをしながら、一緒に泣きたくなるような辛いお話を聴くことがあります。
ですが、絶対に忘れてはいけないのは、「この問題はクライエントさん自身の問題である」ということです。
仮に私が代わってあげられたとしても、またクライエントさんに同じことが起きたら私を頼るしかなくなります。
そうではなくて、そのかた自身が解決する力を身につけなくてはいけないと考えているので、その方法を一緒に探っていきます。
ご相談者様も、自分がどの立ち位置でその相談にのるのか、ということを考えてお話を聴くようにしてみてはいかがでしょうか？

具体的にどうしたらいいの、ということはメールだけではなかなか難しいですし、間違って伝わってしまうといけないのでここには書きません。

迷うことがありましたら、有料相談からご連絡をください。私のカウンセリングはメール3往復までは無料にしていますので、お気軽にご利用ください。
もちろん、こちらの無料相談をご利用いただいてもかまいません。

ご相談者さまが周りの方の相談にのることで悩むことがなくなるよう、願っています。

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回答日時：2011年5月21日(土) 21:59 JST

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