子作りを拒否されているのか、夫を拒否しているのか・・・・

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

私なりに謎を解明してみました。
HIBRIAさん、一度ここで書かれた事を年表にしてみましょう。（多少の誤差はお許し下さい）

１９９７年　
　　　　　同棲開始　HIBRIAさん2４歳　奥様　2１歳
（奥様は28歳までに子供ができなかったら、子供は諦める、と言われる。）
（奥様は常々HIBRIAさんが正社員になり生活が安定したら子供は作ってもいいと発言）

２００３年
　　　　　結婚　　HIBRIAさん　3０歳　奥様２8歳
　　　（奥様は常々HIBRIAさんが正社員になり生活が安定したら子供は作ってもいいと言う　　　　　　　　　　（反面、奥様の仕事が忙しくなり、子育てどころではなく、28歳で子供が授かっていなければ
子供はいらないと言っていたはず、と発言で子作りを拒否）

２００５年位　
　　　　　　HIBRIAさん子供をそろそろ具体的に欲しがる

２００７年　
　　　　　　HIBRIAさん３４歳、正社員になる。

２０１１年　
　　　　　　HIBRIAさん　3８歳　奥様３５歳
　　　　　　奥様は相変わらず、お子様を望まなく、現在に至る。

一応、ざっくりした流れはこれで判ると思いますが、ここで夫婦の考えの違いを整理してきましょう。
まず奥さんの発言を、約束と取らずに、「目標」という風に解釈しましょう。
二人が同棲した時には、すぐに結婚出来る経済的余裕も無く、とりあえず、奥様が２８歳くらいに
子供を産みたいという目標に焦点を合わせ、それまでに生活の基盤をしっかり作りましょう、と
こういうお気持ちだったのだと思います。ですから２８歳くらいまでには、子供を産み育てるくらいの生活基盤を整えましょうと言う事で、本来なら奥様はその時よりもっと前に結婚の予定を設定していたのだと思います。
しかし諸般の事情により、結婚が子供を作ろうと言っていた２８歳までずれ込んだ為、結婚の年齢と子供を作る公約の年とが重なってしまったが、ここを鬼の首を取ったように、２８歳に子供を作ろうと言ったじゃないかと言うのは間違っています。
もし、奥様の発言を、目標とか公約とかと解釈すると、公約違反は恐らくHIBRIAさんにもあるはずです。
つまり、奥様は同棲を始める時に、HIBRIAさんのお仕事が正社員でなく不安だったのでしょう。
だからHIBRIAさんに正社員に早くなって頑張って貰う為に、２８歳迄には子供を作ろうよ、と励まし、目標設定をしたのだと思います。しかし相変わらず、奥様が２８歳になっても、正社員になっていないHIBRIAさんに最後の背中を押すつもりで
２８歳というタイムリミットに結婚をしたのだと思います。
奥様の将来設計図は、２８歳に結婚する事ではなく、また２８歳に子供を授かる事でもなかったのだと思います。
むしろ、せめて２８歳くらいには子供を産み育てる環境を整えておきたいと言うのが、２８歳迄子供が出来なかったら諦めるという目標だったのだと思います。
ですから、２８歳には子供を欲しいと言ったじゃないか、と突っ込みを入れたくなる気持ちは判りますが、
２８歳は奥様はHIBRIAさんに対して、タイムリミットにしただけだと思います。
でなければ２８歳の時点で、はなから結婚もしませんので、２００３年に結婚をし、それから再び時間をくれ、ラストチャンスをくれたのだと思います。
確かに２８歳の子作りは公約違反のようにHIBRIAさんは言われますが、むしろ正社員にならないHIBRIAさんに剛をにやし結婚がずれ込んだと考えるべきで、その年齢がたまたま２８歳で、それからのHIBRIAさんの頑張りを期待したのです。
それからHIBRIAさんが正社員になったのが４年後の２００７年。
奥様は結婚前からも結婚してからも、子供は常々生活が安定してからね・・・と言う言葉を言われていますね。
これがまさしく、HIBRIAさんが正社員になることだったとしたら、これは奥様の希望も同じだったと思います。
ですから奥様にすれば結婚してからも正社員になっていない夫が、子供だけは望むと言うのは、それこそ公約違反でしょ？と言う事になります。
女性と言う生き物は男性と違い、巣作りの本能があります。
自分が子供を産み、育てようと思えば、安心して卵を温められる巣を作ってから、初めて子供を産む気になるのです。
奥様が子供を産むとなると、産休が必要です。もしかして一人っ子では可哀そうだと思うと引き続いて、子供を産めば、少なくとも数年間は仕事を休まなくてはいけません。その間は夫の収入だけで生活しなければなりません。
もっと上を望むと、子供部屋も必要となると、家も購入したくなるものです。ここの事が明確にならない限り、子供を産もうと思わない計画的な方なのではないですか？
奥様の事をルームメイトのようになっていると表現されていますが、奥様にとっても同じ事で、今生活費や家賃を半分づつ出し合って・・・というディンクスカップルの形態を取っていれば、奥様が仕事を辞めればたちまち生活は困窮します。
もしかしたら、出産後も働くわ、と言われていても、生活費も稼がないといけないし、仕事をしながら家事も子育てもしなければならないとなると、考えてしまいますよね。
「家事も育児も僕が手伝う」とは言っても、奥様の負担はやはり大きいです。
そんな時に、生活費の心配迄するのは、耐えられないと思うのです。
奥様が最初から最後まで一貫して言ってられる事は、生活の基盤の話だと思います。
ここを、「生活の事は任せておけ」と言ってあげるくらいの事にならなければ奥様は安心されないと思います。
それを、もし今でも生活費を半分ずつ出し合って・・・・なんて形態をとっているようでは、奥様はルームシェアのルームメイトにしてしまっているのは、HIBRIAさんなのかもしれません。
奥様の矛盾点を突く前に、HIBRIAさん自身が、奥様の人生設計の予定に、大きく違反してきませんでしたか？
奥様の２８歳と言うのは、約束だったのではなく、むしろHIBRIAさんに、このころには大黒柱としてしっかりしていて欲しいという目標だったのではないですか？ここをもう一度、よく考えて頂きたいのです。

さぁそして、ちょっと気になったのですが、ここ数年奥様とギクシャクされていると言う事は、セックスもないと言う事ですよね。もし、セックスがたまにしろ、あれば奥様が子供を望まないと言う事は奥様がピルを飲んで避妊する以外、HIBRIAさんがコンドーム避妊をすると言う事になります。
ここでは、そこまでして子供を欲しがらないと言う事に話はなります。と、なるとスキンシップはあるので、最悪の状態とまでは行かないと思います。
でも本当はセックスもないから、子供が出来ないと言う事で、だからセックスをしようという誘いをどうすればいいかという
悩みかなと思うのは、私の根性が曲がり過ぎていますか？
最悪、子供のいない夫婦でも将来仲良く出来れば・・・・・とHIBRIAさんは書いておられましたから、子供だけを望んでいないとも受け取れますので、セックスそのものばかりを望んでらっしゃるとも思いません。
しかし、ちょっと恥ずかしいのでセックスレス打破が、子作りという代名詞として表現されると、奥様にはピンとこないかもしれませんし、私にも問題がぼやけてしまいます。
ここをぶっちゃけトークでお願いしたいのですが、何かの置き換えで、相談をさえているとしたら、ここは私も答えを見誤ります。
正直言って、やはりHIBRIAさんの希望は子供が欲しいと言う所だと考えても間違いないですか？
それとも、セックスをしたいが、奥様が応じてくれないから、子作りと大義名分で言って部分もありますか？
もちろん、セックスがないと子供も授かりません。
しかし、別にセックスは子作り目的だけではないので、こんな状態でも夫婦ですからセックスだけは別物で、それは日常普通にあるのだ、と言う事であれば問題は軽いのですが、このセックスも全くないと言う事で、HIBRIAさんの差し当たっての悩みというか希望は、セックスがしたい事なのであれば、そこは奥様には正直におっしゃられた方がいいと思うのです。
でもこのセックスを拒否される事で奥様の気持ちの離れ方を不安に思われているとしたら、子供を作って奥様の気持ちを取り戻そうと子作りに賭けて考える事は理解は出来ますが、それは問題解決とは、言えません。
もしセックスもなく、子作り会議のテーブルにも着かないだけでなく、日常会話も無いなら今の生活は二人にとって建設的な物ではありません。
子作りさえ強要されないなら、奥様もご機嫌がいいなら、それでいいのですが、特に喧嘩も無く、ギクシャクしているなら、
HIBRIAさんに対しては愛情が無くなってしまった可能性があります。
結婚して数年、HIBRIAさんに対して本当に愛想を尽かしたとしたら、今の暮らしがこのまま継続される保証はどこにもありません。
奥様の将来図には、HIBRIAさんの存在はもうないのかもしれません.。
もしかして、奥様はHIBRIAさんとは別の人生を歩もうと準備に入られている可能性もありますから、全くセックスがないという生活であれば、改めて非公開相談に切り替え、ご相談下さい。
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口座名義　トクテイヒエイリカツドウホウジン

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回答日時：2011年5月23日(月) 12:12 JST

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