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ご相談者:20代/女性
10歳、9歳の子供と34歳の夫がいます。 自宅が8坪と狭く、ベランダも脱衣所も無いので、引っ越すためにパートに出ようと思うのですが、気力が起きずに悩んでいます。
上の子は、知的障害・自閉症なので長時間留守番ができず、パート先は急な休みが取れる所に限られます。 高校のバイト以降働いていないし、心療内科に通院経験があり現在も精神が不安定なので、ちゃんとと働けるかどうか心配です。 私の実家は徒歩3分と近く、母に何かと支えてもらっています。 自宅は父の持ち家で、ガレージも含め月2万円という安さで借りているので、家の不満は我慢するべき?とも思います。 私達が引っ越して母の支えが無くなると、うつ症状が再発しそうで怖いです。
でも一番の原因は、過去の夫が許せない事です。
私は高校2年の時に妊娠し、高校をやめて23歳の会社員と17歳で結婚しました。 中絶という選択肢は一度も考えず、周囲を説得しました。 誰よりも幸せになるつもりでしたが、夫は次第に冷たくなっていき、結婚式を挙げたいと言っても取り合わず、プロポーズも無かった・・・夫が私と結婚したのは、妊娠の責任を取っただけなんだ、と思うようになりました。
18歳で出産。 自分がまだ親離れもできていないのに、子供が子供を育てるような手探りの毎日。 育児への不安からか、母乳もすぐに止まってしまいました。
産後3ヶ月で二人目を妊娠。19歳にして二児の母になりました。 年子を育てる大変さで狂いそうなのが、母の助けで止まっていたのに、母達は父の祖母と同居する為に引っ越しました。 さらに、上の子に障害がある事が分かり、精神が崩壊しました。 日常生活に支障をきたす程になり、保育所に子供達を入れる事が認められ、私も通院を始めました。
夫は全く心配してくれず、私が不調を訴える度に怒られました。 呼吸や排泄が自然にできなくなり、無意識に奇怪な行動を取るようになっても、「甘えるな!」と責め続けました。 ずっと自殺願望が消えませんでした。
信じていた人に支えてもらえなかった絶望感から、結婚に対して後悔するようになりました。 なぜあの時、避妊してくれなかったんだろう、と。 そして姑に、初対面で「17歳の嫁なんて恥だ!」と言われ、産後も「避妊してなかったんか!?」と私だけ責められたので、強い被害者意識が生まれました。
私を大事想っていたら中出しなんてしないはず。ただの快楽目的だったから、結婚後私を幸せにする気が無いんだ、と。
21歳の時、離婚を切り出しましたが夫は応じませんでした。 その後も何度か考えましたが、母に「本当の両親で育てるのが一番や」と説得され、今は離婚したいとは思っていません。
ただ、調べてみると青少年育成保護条例では「18歳未満との自己の性欲を満たす為だけの行為は、合意の上でも淫行罪に当たる」とあり、少年法でも「18歳未満は死刑は無期刑に、無期刑は10年以上15年以下の有期刑に減刑される」とあります。 法律上、17歳の責任能力は成人と同等ではないと分かったので、夫に孕まされて人生奪われた、今から頑張ってもどうせ人生失敗してる、と全て卑屈に考え、何もかもどうでもよく思えてしまうのです。
結婚から10年以上も経っているのに、まだ夫の事が許せず心が不安定です。 姑はいまだに「嫌なら守れば良かったのに」と言い、それもストレスになっています。 拒食で生理が3ヶ月以上も止まったり、過食で体重が一気に18g増えたりしました。 子供達の為にも、過去を振り返らず前向きに生きて行くには、どうしたらいいのでしょうか?
20代/女性 | 日付:2011年6月10日(金) 12:34 JST | 閲覧件数: 3,658
ご相談ありがとうございます。
市岡です。
お返事が遅くなりまして申し訳ありません。
いま大変おつらい気持ちをかかえているのですね。
これまで大変な中、お二人のお子さんを育ててこられたことは、
とても立派なことだと思います。
特に、若いときに出産をされて、夫のサポートもない中、
そしてお子さんが障害を持たれている中で
これまで育ててこられたのは、並大抵のご苦労ではなかったでしょう。
「どうせ人生失敗している」と書かれています。
とてもおつらいことも多くあったとお察ししますが、
その中頑張ってこられたことは、失敗どころか胸を張れる人生と思いますよ。
書いていただいた、これまでの状況やいまの環境を読ませていただいて、
山あり谷ありを乗り越えて、本当によく頑張ってこられたんだな、
大変立派だなと感じました。
さて、前向きに生きるにはという点につきまして、
他の専門家の方にもご相談されているようですので、
違う観点でメッセージを送らせていただきます。
大変若くして結婚したのに、結婚後冷たくなり心配もしてくれない、
夫のことが許せない気持ちがあるんですね。
また、過去のことを責める姑の言動がストレスにもなるのですね。
wayamaさん自身も過去に対する後悔の気持ちや忘れたい気持ちがあるでしょう。
過去に対する後悔や恨む気持ちは消えないかもしれません。
ただ、その経験から得たものや学んだことなどもあるのではないでしょうか。
子育ては大変だったと思いますが、お子さんはとても大切な存在になっているのでは
ないでしょうか。
大変つらい経験をされたということは、人の苦しみやつらさがよく分かる
ということがあります。特に同じような境遇にある人の気持ちはよく分かるでしょう。
過去は苦しみや悲しみ、忌み嫌うものでもある反面、
教えてくれるものや自分を強くしてくれるもの、
いまの自分が持っているものを与えてくれたものでもあります。
過去に感謝することは難しいかもしれませんが、
できればそういう面にも目を向けてみてください。
また、未来は選択できるということです。
離婚を何度か考えたけれども、夫が応じず、
お母さんに「本当の両親で育ているのが一番」と言われ、
いまは考えていないということですが、
最終的に選択するのはwayamaさん自身です。
そして、選択することができます。
周囲を説得して結婚されたように、
周囲を動かすこともできるでしょう。
狭い部屋で我慢しなければならない、
子どものために夫とずっと一緒にいなくてはならない、
そういうことは決まっていません。
wayamaさんが選択できることです。
これまでの苦労を乗り越えてきたのですから、
これからを切り開いていく力を持っていると思います。
自分に多くの可能性があることを忘れないでください。
できるだけ分かりやすい表現を心がけておりますが、
文面でのコミュニケーションのため、分かりにくい部分やきつく思われる表現など
ありましたら、その点もご了承ください。
この回答が少しでもお役に立ちましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
回答日時:2011年6月16日(木) 18:37 JST
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回答ありがとうございます!
他サイトの質問コーナー(回答するのは不特定の一般人)で同じような質問をしたら、「自分で決めた事、自分で選んだ道でしょ!? 人のせいにして自分は悪くないっていう考えが気に入らない!!」と書かれ、さらに「中卒者は一生負け組だ」という回答もあったので、すごく傷ついていたところでした。
やっぱりプロの先生は、まずは私の生き方を認めて下さり、そして辛くて大変だった事を理解して下さるので、相談して本当に良かったと思いました。
沈んでいる時、「辛かったね。 よく頑張ったね」と言ってもらうだけで、少し心が救われた気がします。
過去から得たものがある・・・そうですね、今の私にはそれが何なのかは分かりませんが、過去があるからこそ、今の自分があるんですよね。
未来を選択するのは自分・・・自分の可能性を信じて、なんとか頑張ってみます。
ありがとうございました!!
| 20代/女性 | コメント投稿日:2011-06-17 |