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回答プロ: 川崎 ノブアキ
ご相談者:20代/女性
初めまして。こんにちは。 私は現在27歳ですが、23歳の時医院(内科)で受付をしておりました。正社員として雇用されていました。しかし8ヶ月後に退職勧告を受けそこをやめることになりました。理由は患者様に対してあまり積極的にコミュニケーションを取っていないという事でした。退職勧告を受けた人間を雇ってくれる所があるのか不安のまま就職活動をしていました。しかし「めげずに頑張っているところが良い」という理由で正社員として採用されました。ちなみに次務めた所は整形外科でリハビリ助手として採用されました。その病院で2年半程働いていたのですが、今月に入ったばかりの時に、院長に呼ばれ、また解雇で退職することになってしまいました。ちなみに今月いっぱいまで籍は残しておいてもらえるそうです。今は次の職を探すためにハローワークに通っております。今回の解雇理由は、院長が言うには「○○さん(←私の名前です)は真面目で、仕事も一回も休んだ事はなく、○○さんが悪いというわけではないんだけど、私がイメージする患者様に対する接し方とちょっとイメージが違う。もっと患者様を巻き込んでゲラゲラ笑うくらいの対応をしてほしかった。」という理由でした。
正直とてもショックでした。患者様から
「あんたの顔を見ないと一日がはじまったような気がせんよ。」
「あなたの笑顔を見るのが嬉しい。」
とか色々とありがたいお言葉を頂いたりしていて、私もこの職場で仕事をするのが大好きだったので、本当に辛いです。
しかしリハビリのスタッフの方達が、私の事を気にかけて下さり
「○○さんほど一生懸命仕事をしてる人はいないと思っている。これはお世辞でもなんでもない。院長や上の人達がおかしいだけだから、○○さんが自信をなくす事はない。こんな病院やめれて清々するくらいの気持ちで行けばいいよ。患者さんも「○○さんはいつも早く来て準備してえらいね」って言ってくれてる人がいて、ちゃんと見てくれてる人はちゃんと見てくれてるから。」と言ってもらい、私自身も頑張ろうと思っているのですが、二回も解雇された人間を雇ってくれるかどうか不安でたまりません。早く次を探さないといけないのは分かっているのですが、自分に自信がもてません。こんなに私の事を思ってくれている人がたくさんいるのに、私自身が、なかなか勇気を持って一歩を踏めません。
20代/女性 | 日付:2011年7月21日(木) 16:08 JST | 閲覧件数: 2,389
心理トレーナーの川崎です。
辛い胸の内を打ち明けていただき
ありがとうございます。
正社員として雇用されて短期間で解雇通告。
不安のまま就職活動し気持ちを理解してもらえた職場からの解雇通告。
文章からの感覚でしかわかりませんが、
目の前が真っ暗でになり、
崖から突き落とされたようなイメージが浮かびました。
仕事にもなれ、人間関係も構築された時期だろうし
あなたの文面から職場への不満が感じられないことをみると
予想もしていなかった出来事だったのかなと・・・。
私はあなたからの相談文を読みながら胸が締め付けられる思いでした。
すぐにでも回答を打ちたい気持ちと
一回だけの回答文で、どんな役に立つのだろうと思う気持ちが葛藤し
ほんの少し時間をいただきました。
もし私に同じことが起これば、愚痴をこぼし不満も伝えていると思っています。
しかし、あなたからの相談文からは、そんな感情を見せず
完全には受け入れられないけれど前に進もうとしている状況に
ほんとうに胸が熱くなりました。
私はあなたに勇気をもらえましたよ。
私は専門家ではないので、労働問題について詳しくないのですが
そんな簡単に解雇って出せるの??
と経営者側に首をかしげてしまいますし、
あなたに対してのコミュニケーションを通して感じたのは
院長のほうがコミュニケーションが欠如しているのでは・・・
などという擁護に似た回答を書いてみましたが、
解雇通達という事実なので、あなたにとってなんの解決にもならないでしょう。
ただあなたに伝えたい事は、「解雇」されたことが事実だとしても
それが「人格」「人間性」「存在」
すべてを否定されたわけではないということです。
あなたの書く文面から、
とても「ゆったり」「優しく」「ほのぼの」「温かい」雰囲気と
「真面目」で「丁寧」で「一生懸命取り組む」ような人柄が感じました。
だからこそ患者さんは、あなたに対して好印象だったのかもしれません。
ですからこれまで仕事をしてきて学んだこと、
身につけたもの成長してきたもの
出会い、繋がってきたもの。
これら全てに対して否定しないでください。
そして雇い主が全て正しいと思わないでくださいね。
たとえ雇用を打ち切りたいと思っていたとしても、
配慮さに欠ける行為をする人が素晴らしいとは思えません。
ましてや医療に関わる人の行為とは信じられません。
本当にショックでしたね。
さて行動へ繋げるには、一旦気持ちを整理することも必要です。
前に進もうとする気持ちも大事ですが
一旦立ち止まって、時には「辛い」ということも必要なんです。
正直今のあなたに必要なのは行動を促す質問より
ただ今の気持ちに耳を傾けることかもしれません。
そばに辛い胸の内を
ただ何も言わず聴いてくれる人はいますか?
話すことですっきりして次への一歩に繋がります。
もし誰もいないなら私を使ってください。
さてさて長くなっていますが、
以下は気持ちが整理でき
本当に前に向かおうとしたときに読み返してください。
あなたの中には2回の解雇という事実があります。
これを辛い不利と取るか、あなたしか味わえていない経験・価値と取るかは
今後のあなたの考え方にかかっています。
私は「人は幸せになる手段として仕事をしている」と思っています。
幸せの価値観は人それぞれですが、
仕事をお金を得るためだけの手段だけでなく、
何らかのものを得たいから働いていると思えば、
いろんな幸せが発見できると思っています。
あなたは今の職場で、
お金以外で、どのような幸せを手に入れましたか??
たくさん嬉しかったことを思い出してみてくださいね。
そしてその手に入れた嬉しかった気持ちを
誰に還元して喜んでもらいたいですか??
この気持が曖昧のままだと
今後就職活動をしていく際、「解雇された」という事実が負い目になり
気持ちが下向きになりそうです。
だけど「誰かの役に立つために〇〇していきたい」という気持ちのほうが強いと
熱意に変わり、「解雇」という事実は気にされないのではないでしょうか。
自己都合退職より解雇のほうが、面接次第ですが心に届くような気がします。
就職対策に関しては、テクニカルな部分もあるでしょうから
履歴書や経歴書、面接対策の専門家に相談して欲しいと思います。
まとめると、
・「解雇」イコール、あなたの人格・存在を否定されたのではないということ。
・行動も大切だけど、まずは心の癒しも必要だということ
・仕事って何のためにしているのか、誰に喜んでもらいたいのかを考えてみる
現在無料の対話のキャンペーンを行なっております。
https://www.nayamijiten.com/calendarjp/event.php?eid=20110625135927637
文章では話せなかったこともあると思います。
是非活用くださいね。
ご相談ありがとうございました。
回答日時:2011年7月23日(土) 00:42 JST
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ご相談のお礼のコメントがドシドシ届いています。
悩み辞典で笑顔のきっかけを見つけて下さい。
お礼のコメントをするのが遅くなってしまいすみませんでした。とても温かいコメントを本当に本当にありがとうございました。
実は今月に入り新しい就職先が決まりました。今までとは違う職種で覚える事が沢山ありますが、とてもやりがいのある仕事だと実感しております。何よりも就職できた事や仕事ができる事がとても嬉しいです。
ありがとうございました。
| 20代/女性 | コメント投稿日:2011-10-17 |