「違い」を知って幸せに

メンタルセラピスト／コーチ 椎原 澄

nikolさん　　こんにちは。椎原　澄です。
お気の毒に、相当気が転倒されたでしょう？
でも、よかった、よくメールして下さいました。知って下さると必ず「役に立つ」と思う事を書きますね。
でも最初にまずは「お腹の赤ちゃん」のことを考えて下さいね。赤ちゃんが反応するのは「お母さん、元気で明るく居てくださいよう！」というサインだと思って！そうできるようになるためのメールを書きますから。
まず第一番目に、男と女とは「脳の構造が違う」ということ、ご存知でしたか？
実はね、私の友人の脳科学者は「数年前までは、男女の脳が違うと言うと『差別』だと言われた」と言ってました。つまり「優劣」でものを見る人が多いので「女性のほうが脳梁が太い」というと「え？女性のほうが優秀なの？」とか言われちゃうんだって。でも、ここ最近は「優劣に関係なく、違うからこそ意味があるんだ」ということが言えるようになってきたそうです。
「人間が生物として生き残るため」に必要な「構造」が、わかってきたのですって。もちろん、それは「太古」からのものなので、そのまま「現代」に当て嵌めてもマッチしません。ただ、私たちは自分で憶えていなくてもすでに生物としての「生きるすべ」を身につけているので、それが現代の考え方から見ると「おかしい」ということも「行動」してしまうのです。
ぜひまず黒川伊保子さんという方が書いた「恋愛脳」と「夫婦脳」という本を読んで下さい。黒川さんはお友達でもないし、私は出版社の廻し物でもないのですが、文庫本で数百円、内容もメチャおもしろい、すぐに読めちゃう内容です。
そして読み終わって「うん」と思ったら、是非是非ご主人にも読んでいただいて下さい。おふたりでこの本を話題にできたら、とにかく笑って暮らせますよ。
文中から察するに、ご主人は本当に貴女を愛し、自ら「風俗」に興味がある訳ではないということがわかります。例えばnikolさんから見たら「結婚の相談を親戚の叔父にしに行った後に叔父に誘われ一緒に行ったと」なんて、男性ってとんでもない！と思うでしょう？でもね、叔父さんがそうしたのは「奥さんにしか目がいかない男はふがいないと思われるぞ」っていうような「男脳」の発想だったりするんですよ。
だからね、nikolさんが「一番してはいけないこと」は、「女性脳の価値観」で「理由」を問い詰めることなんです。
これは赤ちゃんが生れてからも役に立つことだけど、子供がいたずらした時、お母さんは「どうしてそんなことをしたのっ！」と問い詰めてはいけません。子供は「なぜなのか」自分でもわからないのですから。でも、問い詰められると「悪い事なんだ」という事だけが理解され、何か自分ですることが怖くなるか、または「バレないように」やるようになってしまいます。
叱った方は、「隠れてやるなんて、ますます許せない！」という悪循環になるでしょ？
ご主人が隠れて風俗に行くだろうと言ってるんじゃありませんよ。
おふたりにとって大事なことは、「へえ、同じことを見ててもこんなに感じ方、考え方が違うんだ」といつでも新鮮に驚きながら、一生かけてお互いをわかっていこうとする思いやりじゃないかな。
nikolさんが「ショック（理解できない）こと」も、「主人とは話せば話すほど、嘘と矛盾だらけな気がします。」というのも、逆を辿ればさんが「自分のものの見方」からしか今は見えていないからだということが理解できたら、nikolさんの視野も大きく広がって人生にゆとりができてくると思います。
大事な時期の赤ちゃんを悲しませないでね。赤ちゃんは、お母さんが幸せなら幸せです。パパにもそれに協力してもらうために、ぜひとも「違い」を理解してみて下さいね。

このプロに有料相談

回答日時：2011年8月19日(金) 10:30 JST

・お礼はご本人のみ投稿可能です。
・回答を読みましたらご投稿下さい。

メンタルセラピスト／コーチ

椎原 澄相談件数：175件

プロフィールこれまでの回答

このプロにすぐ相談 このプロに有料相談