ご主人の心より、ご主人の軌跡を知る方が答えは出ます。

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

＜「私は息子のことがわからないから。子供の頃はかわいかったのにね」と言って、力にはなってもらえません。＞

この言葉が色んな事を物語っています。rinorinoさんが見てきた年月の何倍も義母さんは息子を見て来たのです。
もし一度目の結婚で恵まれなくても、実の母親なら今度こそ、幸せになって貰いたいと願う筈です。
それなのに、こんな事を言うのは、息子の事が判らないのではなく、判っているから関われないと言う事です。
もしかしたら、金銭的にも苦労を掛けて来たのかもしれません。

ところで、rinorinoさんはどのようにしてご主人と知り合われたのですか？
また交際期間はどのくらいでしたか？まずご主人は何歳ですか？
また失礼ですが、rinorinoさんはこれまでお付き合いされた男性はどの程度の人数と、
どのくらいの深さだったでしょうか？

そしてrinorinoさんはどんな仕事をされ、結婚願望などを抱いたのは今のご主人が初めてでしたか？

何故、こんな事を言うかというと、本当に申し訳ないのですが、やや晩婚の傾向があり、
結婚をする事に、もし焦りがあり、大事なご主人の人柄を言う事を深く知る前に、結婚をしたなら、
それは、ご主人とどういう風に上手くやればいいかと言う事ではなく、きちんと結婚生活を送れる人かどうかと言う事になります。

前妻のご家族が今のご主人にあいさつもしないと言うのは、そのご家族が礼儀知らずなのか、
前妻の家族から、挨拶もして貰えないような酷い男だったのかもしれません。

また以前の離婚理由はお聞きになっていますか？
男性はたいてい同じような事を繰り返す物です。

借金をして仕事を辞めて、妻にモラハラのような事をする男であれば、今の結婚も同じような事をします。中々人間は変わらない物なのです。

特に注意しないといけないのは、以前の結婚生活で、離婚の理由を、妻の浪費とか、妻の浮気とか、
喧嘩ばかりで妻が鬱だったとかという夫は、奥様を鬱になるほど苦しめている場合があります。

とはいえ、世の中男性ばかりが悪いのではなく、確かに妻に問題のある離婚もありますが、そういう場合は、今度こそ、とばかりに妻を大事にするものです。

世の中、高年齢の結婚は手鍋提げても、という年齢ではないので、お互いがそこそこの、貯金や家を持っていたり、収入もそこそこあったりします。

これは一般論ですが、女性の方も結構な貯蓄を持っていたりする為、お金のない男性をそれをあてにしている時もあるのです。

rinorinoさんの場合、そうした貯金はないとすれば、今のご主人がそれをあてにしたと言う事はないでしょうけれど、逆にご主人が住宅ローンなどを抱えていると、それを共働きで助けて貰いたいという
期待があるかもしれません。

そして男性は女性ほど、結婚式やウェディングドレスなどに、思い入れはありませんし、まして2回目となると、そこに大きな費用などが必要となると、先立つものがない場合は、とにかく式はするよと、生半可な返事で結婚をします。

そういう事で、ご主人は自分の母親からもそんなに喜んで貰えてない結婚を、rinorinoさんほど、
儀式をしようという気持ちは最初からなかったのではないか、とさえ思ってシマします。

rinorinoさんのご両親にきちんと挨拶を出来る人なら、以前の離婚の時に、前妻の親御さんに
きちんと詫びくらいを入れて、今の生活をスタートさせると思いますが、もしかしたら以前の結婚で
前妻の親御さんの協力や援助を得て、今のマンションを購入しているなら、そこに新しい嫁さんを
連れ込んだら、親御さんだって気持ちは良くないでしょう。それは前のベットを使っている・・・なんて話以上に失礼な話かもしれません。

要するにご主人は、色んな事のけじめとあいさつと、そして詫びとがちゃんと出来ない人かもしれません。それは心に傷を負ったとか、そんな事ではなく、人として・・・・ちゃんとその時その時で、いろんな整理を付けて来た人かなぁと、私などは思ってしまいます。

ご主人はもしかしたら、結構金銭的に苦しい生活を強いられていて、それを共働きで、文句も言わず
夫を助けてくれるお嫁さんを求めていたか、またはrinorinoさんの事をそういう人だと思っていたのではありませんか？

それなのに意外とrinorinoさんは夫に甘えるタイプで、結婚して蓋を開けたらお互いに借金持ちだったと言う事が判り結婚式どころじゃないじゃないかと言う事だったのではないでしょうか？

ですから、ご主人と仲良くやっていけるかどうかは別にして、結婚生活を続ける秘訣は、ご主人が
仕事を辞めても、暮らしを支える内助の功を求めていたのではないかな～と思います。

もちろん、私はそれがいいとは思いません。
こういう助け合いの生活は、どちらかだけが頑張るものではありませんから、
ご主人も出来るだけの事をしようと言う方なら、rinorinoさんもがんばれますからね。
そこで妻の事ばかりを責めているようでは、共白髪までなんて続きません。

このご主人の事が、好きで好きで、何があっても、私が働いて支えようという逞しい妻になれるなら
この先もあるとは思いますが、ご主人がリーダーシップを取って、人生を切り開いて行くと言う事は
望めないタイプではないでしょうか？

このタイプの見極めが出来たら、後はどう腹をくくるかはrinorinoさん次第です。
行くも引き返すも、どちらも地獄なら、苦労が二人分はしんどいと思うな。
頑張って下さいと言うのは、簡単ですが、頑張って実る苦労かどうかを見定めてほしいと願います。

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回答日時：2011年9月12日(月) 20:22 JST

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