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回答プロ:心理カウンセラー(うつ・人間関係・労働・教育) 渡辺 裕子
ご相談者:30代/男性
皆さんの悩みと比較すれば本当に些細なもので情けないですが、典型的なA型ですので精神的ダメージを受けています。
よろしくお願いします。
最初に私が現在の状況になる前の体調は、身長160㌢、体重58キロと比較的小さいです。それとてんかんを治療中です。
あと昨年11月半ば~今年1月半ばの2ヵ月間、仕事によるストレスで病院の精神科より「睡眠障害」ということで診断書が出ていたことがありました。
完治もしておらず上司も承知していたにもかかわらず、突然な出張(住所は北陸⇒横浜市へ出張)を命じられ仕方なく4月~5月終わりまで行ってきました(この時の体重52キロ)。
6月より地元に戻り、新規事業に着手しはじめた作業場の一員となって仕事をしていたのですが、
7月に、4針を縫う労災(傷の深さは浅く、傷の長さは約2㎝程度の軽傷)を起こし会社に迷惑を起こし、『安全衛生指定会社』(1ヶ月⇒3ヶ月への延長)になりました。
私が労災を起こす前の3週間ほど前に別の作業場で骨折をする労災を起こしていた為、3ヶ月延長になりました。
労災後2日連続してA上司に謝罪しに行きましたが、例えば朝私が普通に挨拶をしても態度が労災前の様なものではなくなってしまっています。
非常に冷たくなっています。
会社にご迷惑を掛け、申し訳ないことをした気持ちは今も変わらず持っていますし、A上司にしっかり伝えました。
しかしA上司の態度が急変したことにより、食欲不振・私の体重は労災前52キロ⇒労災直後50キロ、毎日の様に下痢になり、最近は47キロしかありません。
更には体力不足で15~20分歩くと疲れます(体力回復させるために歩いています)。
現在は「病欠」扱いですので給与が『』となり、傷病手当の申請もしましたが、最終目標である『復職』の目途が立ちません。
ですから収入面がとても不安です。
以前から転職しようかと思ってハローワーク通いしていましたが体調の関係と、①労災を起こしたこと ②不景気でますます転職先がなくなってきたこと がありますのでますます辞めにくくなりました。
昔から親が厳しく未だに自分の思う様に転職することもできず、それもストレスになっていてもし嫁がいなかったら恐らく私は自殺をしていたと思います。
35歳にもなって、なぜ親に転職先のことでいろいろ言われないといけないのかと思うと本当に辛いです…。
製造している物の関係上、早くから今の会社を辞めたくて仕方ないのですが、田舎で転職先も決まらず、その上この体調の関係上どうすることもできません。
また恥ずかしながら親の同意も得られそうになく…
というより、親は「こころの病気」については何の関心もないのです。
生活面(収入)・健康面が一番不安です。
内科では胃カメラ・大腸カメラ・胸部CTを受け全て問題なしということで現在は、精神科を通院中です。
長々となり大変申し訳ありませんがもしよりしければアドバイスを頂ければと思います。
30代/男性 | 日付:2011年9月12日(月) 15:45 JST | 閲覧件数: 3,009
garioさん、こんにちは。心理カウンセラーの渡辺です。
ご回答が遅くなりまして、大変申し訳ありません。
さて、会社で事故を起こしてしまってから、上司のあなたに対する態度が冷たいのですね。そのため、会社に居づらくなっているのですね。
まず、あなたの悩みは些細なものではありませんよ。体重が5キロも減ってしまったとのこと、かなりのご心労だとお察しします。
その上、ご家族からの心の病の理解も得られていないとのこと。
毎日ほんとうにお辛い気持ちのことでしょう。
精神科に通われているとのこと。お薬も服用されていますよね。それによって、何か体調の改善が見られましたか?
心の機能を上げていくとともに、胃腸の調子をよくするお薬も処方されていると思いますが。
アドバイスとしては、CTなどの所見で胃腸に関しては異常なしとのことですのので、明らかに心因性のものですね。
一番よいのはカウンセリングを受けられることです。
お近くによいところがあればそこにいって話を聞いてもらってください。
もし、なければ、私でよければ電話相談も行っています。
有料相談になってしまいますが、興味があれば、下記「有料相談」部分をクリックしてご覧ください。
そして、あなたに考えていただきたいことがあります。
それは、あなたは本当に悪いのか?ということです。
あなたが事故を起こしたから、会社に損害、迷惑をかけた・・・ある意味それは事実かもしれませんが、別の見方をすればあなたは被害者だということです。
だったら、なぜそれほど自分が悪いと責めなくてはいけないのでしょうか?
人間誰しも完璧ではありません。事故を起こさないようにする努力はしても、起こしてしまうこともあります。
そのとき、本来なら、あなたの体が「大丈夫か」ということが基本になるはずです。
だから労災という制度があるのではないですか?
会社の利益のみ追求し、人を人として扱わなくなってしまうことは、明らかにいけないことです。
私からしてみれば、上司の態度のほうが理不尽だと感じますよ。
そんなことを言っても・・・あなたはそうお思いでしょう。
あなたはいつも何かあると、「自分が悪かった」という罪悪感や後悔などを感じてしまう癖がありませんか?
それがいけないというわけではないのですが、よく思い出していただきたいのは、その『罪悪感』や『後悔』、『自己卑下』などの感情は、あなたにとって、よい結果をもたらしてきましたか?
ご両親に対してもそうです。何か言われても、
『自分が悪いから仕方がない』
と思っているのでしょうが、そう思っていても、何も問題は解決していないのではないでしょうか?
つまり、あなたがついつい感じてしまうこれらの負の感情があなた自身を痛めつけているのですよ。
そして、そういう負の感情があなたをがんじがらめにして、本来の能力を発揮できないようにしているのです。
自分を責めないで、もっともっと自分を大事にしましょう。
ご両親に、「もう35なんだから放っといてくれ」って怒ってもいいんですよ。
あなたの体調のことも理解しない上司のことを怒ってもいいのですよ。
そんなことできないって思っていますよね。
長い間の癖なので、すぐには直りません。
でも、「自分が悪い」って思ったときに、
「あ~、また悪い癖がでてるな~」って、気がついて欲しいのです。
気がつくこと、自分を知ることが病気を治す第一歩です。
そして、自分を責める以外に、仕事でできることを考えて欲しいのです。
まずは、客観的に自分自身を見つめなおすこと。これが一番大事です。
あなたが悪いわけではありません。
もっと自分を大事にして、心を癒していくことが先決です。
復職するのは、あなたの心が癒され、強くなってから考えていきましょう。
あせりは禁物です。
もし、お手伝いできることがあれば、いつでもご連絡くださいね。
回答日時:2011年9月19日(月) 18:17 JST
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ご回答ありがとうございました。
食欲不振につきましては相変わらずでして、ここ数日前から何故か下痢も酷くなり始めました。
特別間食や水分の取りすぎなどをしたわけでもありません。
またいつも朝6:30に起床しているのに、9/14より毎朝5時に目が覚めてしばらく眠れない原因不明な減少に悩まされています(9/20の診察で報告します)。
明日(9/20)内科と精神科の診察がありますがこの体調ですと、精神科で薬の投与は再開できそうにありません。
私が、「自分が悪い」と思ったのは労災後の1週間、全従業員が日替わりで早朝から安全呼びかけをすることになった為です。
こんなことは今まで一度もなかった為、遠方から通勤されてる方のことを思うと「労災を起こしたからこういう安全呼びかけをすることになったんだ」と自分を自然に責めてしまったんです。
文字数の制限で詳しく書けず、申し訳ありませんでした。
でも最近は、上司A(所属部長)、所属課長の行為と会社の製造工程書類の不備(教育が出来ていなかった)、などで労働基準監督署に訴えるつもりでいます。
聞いて頂いたことは全て事細かくまとめてありますが、私は社宅に住んでいますので今労働局に話をしますと厄介な話になりかねないので、近く退職した後に労働局に行くつもりです。
人事課長は復職に向けて、「医者、私、人事課長」の3人で診察に立ち会って少しでも早く復職していけるようにしましょうと優しく言って頂けました。
しかし、上司A・所属課長はノータッチです。
謝罪すらありません。それに腹が立っています。
もう今の会社に勤める気は全くありません。
毎週のように通院しているうちに次第に「製造業」→「福祉関係」に少しずつ関心を持ち始めました。
「福祉」の仕事は、今想像しているものとは予想もつかない大変なものだと思います。
病院で、待ち時間でいろいろな患者さんを見ているうちに自分も何かできないかと少しずつ気持ちの変化が出てきました。
先日の書き込みには書きませんでしたが、父親には先生のおっしゃる通りに「自分の人生だからほっとけ!!」と思いっきり怒鳴りました。
はっきり言ってムカついていました。
それでも「弱虫」だとか「逃げてる」とか言われました。
今は母親が週1回のペースで電話してくる程度です。
最近「自殺予防週間」ということで、よく「こころの相談会」や「悩みを持った人との接し方」といった講演会・ビラ配り(相談窓口の案内)を目にするようになりました。
先日も私のてんかんを診て頂いている主治医が講演会をしていたので、妻と一緒に聞いてきました。
こちらの先生は日本国内でも海外でも活躍されている精神科の先生でして、初めて参加させて頂きました。
また、週末は自宅近くで「こころの相談会」が無料でありますのでそちらに足を運んでみようと思っています。
今まで自分からこういう行動を移したことがなかったのですが、これもひとつの変化と思っています。
また何かありましたら相談させて頂きます。
ありがとうございました。
| 30代/男性 | コメント投稿日:2011-09-19 |