ご相談ありがとうございます。（虚無感と無気力）

心理カウンセラー・経営コンサルタント 市岡 久典

ご相談ありがとうございます。
市岡です。

一週間ほど前から生と死について考えはじめて、頭から離れず、
死の恐怖を抱えていらっしゃるんですね。
死によって、今を失ってしまうことから、
虚無感に覆われ、無気力な状態になってしまっているんですね。

生と死の問題はとても難しい問題であり、
ある意味、哲学や宗教で取り上げられるテーマでもあります。

人生における最大のテーマとも言えますが、
そのことで人生の意味を感じられなくなったら、
今をも維持することさえ難しくなってしまうでしょう。

とても時間が長く感じられるかもしれませんが、まだ１週間です。
無気力になってしまうのは困りものですが、
生と死について真剣に考えることは決して悪いことではありません。
ただ自分の頭の中で考えるだけではなく、
先人たちも取り組んできたテーマですので、
いろいろ調べたり本を読んだりしてみてください。
その中で、いま考えていることの考え方が変わるかもしれません。
あるいは、生の意味や貴重さをより感じることができるかもしれません。

個人的なことを言えば、私も考え悩み抜いた時期があります。
ただ、だからこそ、それまで漫然と生きてきた人生を
大切に真剣に生きられるようになったと思っています。

「生きていることが楽しい」と言えることは、とても貴重なことです。
その中で、生と死の問題に目を向けることは大切なことであり、
自分の人生に対して真摯な証拠でしょう。
生物ですから死への恐怖はなくならないかもしれませんが、
より違う視点で、生きていることの楽しさや有難さを
感じられるようになるのではないかと思います。

虚無感や無気力がつらいながら、なんとかしたいという気持ちを持っていますので、
自分の生や人生に向き合う力に変えてください。


１週間前からということですので期間も短く、うつ病ではないと思いますが、
心配であれば、精神科や心療内科の受診をしてみてもよいでしょう。
これについては、学校のカウンセラーの方と面談しているということですので、
相談してみてください。
（無気力な状態が今後も続くようであれば、受診することを勧めます）

ただ、特段のきっかけがなく考え始めたという前提で書かせていただきましたので、
何かきっかけがあって考え始めたということでしたら、
その問題については、メールカウンセリングでご相談いただくか、
学校のカウンセラーの方などに相談してください。


できるだけ分かりやすい表現を心がけておりますが、
文面でのコミュニケーションのため、分かりにくい部分やきつく思われる表現など
ありましたら、その点もご了承ください。

この回答が少しでもお役に立ちましたら幸いです。

よろしくお願いいたします。


◇◇メールカウンセリング◇◇
http://www.selfencouragejapan.com/pp01.html#m1

回答日時：2011年9月21日(水) 14:21 JST

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