婚姻費用(生活費)の請求、離婚準備、借金解消策の課題を分けて検討を

松下 豊太郎

(1)法的視点での現状分析
1.「夫が生活費負担を増額してくれる」→「借金返済可能」は現状では実現可能性は低いと思われます。
2.夫の生活費負担増額は、収入実態をつかむ必要がありそうです。また、これまでの経緯から、夫が生活費を大幅増額に自主的に応じる可能性は低いと思われます。
3.借金は、元金返済ができなければ金利負担がかさみます。

(2)対応策について
1.婚姻中の生活費負担を夫に請求する手段手法、離婚準備のための手段手法を、借金解消の手段手法につき専門家のアドバイスを受け、具体的に何ができるかを検討するようおすすめします。
2.当事務所での対応も可能ですが、地域的事情を考慮すると下記データを参照され、地元の専門家を探す、紹介を受ける、相談するという選択肢のほうが便利だろうと思われます。
静岡県行政書士会　http://www.sz-gyosei.jp/
法テラス静岡　http://www.houterasu.or.jp/shizuoka/index.html

(3)心のケアについて
法的対応では｢心のケア」までできないのが実態です。心のケアについては｢カウンセリング手法｣が有効なこともおおいですが、専門外になります。悩み辞典にも多くの先生が登録されてますので、ご活用される選択肢もあります。

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回答日時：2011年10月 8日(土) 13:39 JST

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